今日は、A.K.I.グループ道場が集まる演武会と合同稽古に参加しました。
会場は鶴岡八幡宮内の研修道場です。広い場所で100人以上で一緒に稽古をするなんて、初めてです。
場所柄、御利益ありそうなのも嬉しいです。
この研修道場では、合気道科・剣道科・柔道科・弓道科の稽古も実施しています。
広々とした荘厳な道場で、週2回(弓道科は毎日!)稽古できるので、お近くの方はとってもラッキーですよ。
合同稽古
合同稽古では、いろんな人と組ませていただき、教え方もそれぞれ個性豊かで勉強になりました。最初に、ゴロゴロ運動という動きを稽古しました。ふたり一組で相対して座り、ひとりが指差す?お腹で指し示す?方向に向かって、もうひとりが体をのばす。起き上がって、また指示された方向に体を投げ出す。
正面打ち第一教を例に説明して下さった方がいました。
「打ってきた相手の肘を指先でつまみ、相手の脇をのばすように、相手の行きたい方向に流してあげればいいんだよ。それが稽古を積む内に指1本でも出来るようになり、上達すれば触らなくても出来るようになる」と道筋を教えてくださいました。
初めてのゴロゴロ運動に頭の中が?でいっぱいだったので、分かりやすい説明に救われた気持ちになりました。
合気道の深い理念性は魅力的ですが、私にはまだ理解できません。物理的に説明してもらえると分かりやすいです。
ゴロゴロ運動はA.K.I.道場独特の稽古法のようです。少なくとも、昔の道場では見たことないです。
高段者が相手に触れずに投げるのと同じ次元を要求されているのかと、驚きました。
でも違いました。合気道の核となる、相手との合わせ方を練習する方法と解釈しました。もっと理解を深めたいです。
それにしても、畳の上に体を投げ出し、起き上がって、また逆方向に体を投げ出し・・・の繰り返しで、体力を消耗します。自宅のTV前でゴロゴロするより何万倍も疲れました。当たり前か。
イメージしやすい説明をしてくださった方は、師範クラスでした。出稽古に伺いたかったけど、遠かったので残念です。
後で道場の人に聞いたら、その先生はT先生の大学の後輩だそうです。教え上手は先輩・後輩へと受け継がれるのでしょうか。
初めての演武会
合同稽古の後は、各道場の演武です。私も同じ白帯のAさんと組んで、参加しました。こんなに緊張したのは久しぶりです。
技をかける度に、取り(向かって右側)と受け(左側)の場所に戻ると思い込んでいました。技ごとに場所移動をしたせいで、Aさんの取りの時間がなくなってしまいました。
演武の最初と最後だけ所定の位置につけばよく、途中は気にせず流れで動くべきでした。
Aさんが笑って許してくださったので、ほっとしました。
A.K.I.道場のTY代表師範に初めてお会いしました。
演武会の大トリはもちろん、代表師範のLive演武。オーラと次元が違います。圧巻でした。
うちのT先生が「T君」と呼ばれて、ポンポン投げられているのを見るのは
最後に
合同稽古は、普段とは違う方と稽古できて、とても勉強になりました。同じことを教えてもらっても、人によって少しずつ言い方が違います。たくさんの言葉が自分の中で集まって、分からなかったことが突然理解できる時があります。
バラバラだったパズルのピースが組み合わさって、ちゃんとした絵になるような感じです。
たくさんの先生や有段者が集まる合同稽古、可能な限り参加したいと思いました。
演武も今は「すごいすごいカッコいい」しか分からないけど、その内もっと見る目が養われると思います。いつかは私も、華麗にして力強い演武をお見せできるようになりたいです。