少しでも合気道が上手くなるように、家で練習しようと思い立ちました。
自撮り
我が家には、畳が横向きに4枚並んでいる場所があります。そこが練習場所です。
ずっとやってみたかったこと。それは、動画で自分の受け身を撮ること。
人の受け身は見ることができるけど、自分自身の受け身は見えないので。
スマートフォンをセットして、まずは膝行。
撮ったら、すぐ見ます。はやる気持ちが抑えられません。
う~ん。上半身が左右に振れて、カッコ悪い。がっかりです。
気を取り直して、後ろ受け身。
またすぐ確認。
倒れて畳に背中がついた後に腕でペチンと畳を叩いています。
腰や背中への衝撃を減らすため、腕で畳を叩くのに、全く意味をなしていません。
曲がる前受け身
一番見たかった前受け身。ちょっと怖いけど思い切って、回転します。
エイヤッと・・・進路が曲がって、壁に衝突しそう!
慌てて軌道修正しようと体をひねるも、ぶつかってしまいました。
しばらく起き上がれません。
ぶつけた痛みよりも、腰をひねった変な痛みの方が強いです。
その間も無情なスマホは動画を撮り続けていました。
見てみると、踏み切ってすぐ、画面下に消えます。
ドカッ!!・・・う、う~・・・ズリズリ・・
衝撃音の後にうめく声も録音されています。すぐさま消去です。
誰にも見せたくないし、自分でも見たくありません。
狭い場所での受け身は危険だと分かりました。
稽古場では気付かなかったけど、まっすぐ受け身を取れていないようです。
道子は他の人の受け身を見るのが好きなので、頭の中は先輩方の素敵な受け身のイメージでいっぱいでした。
技もですが、受け身もそれぞれ個性が出ると思います。
堅実な受け身、ダイナミックな受け身、力強い受け身、柔らかい受け身。
少しはそんな受け身が出来ているつもりになっていたのに。
現実は厳しいです。
結論
私は見苦しい受け身をいつも皆様にお見せしていたと気付きました。動画を消去しようがしまいが、関係なかったですね。
稽古に行くのが嫌になりそうです。
しかし、年の功で
誰も最初から上手にできるはずないのだから、仕方ない。
自宅練習はあきらめて、稽古に毎週休まず行きつつ、出稽古も活用して回数を増やしたい。
まずは週2回を目標にします。
でも、腰をひねった痛みが消えずに2週間稽古をお休みする羽目になりました。悲しい。
結論:受け身練習は広い場所でするべし!
結論その2 : 稽古は道場で、先生や先輩と一緒にするのが一番
追記 : 受け身練習はやめた方がいい。木刀の素振り・入り身転換の練習・エアー(?)合気道なら大丈夫。2019.6月