T先生がお休みだったため、先生役は前半Nさん、後半Oさんでした。
「入り身」と「入り身投げ」の違い
今日の稽古のテーマは、春の審査に備え、技名と動きを一致させること。まず「入り身」と「入り身投げ」は違うの説明。
秋の審査前にもNさんが同じ話をして下さいましたが、その時はよく分かりませんでした。
でも、今回は理解できました。少しは進歩してる!
「入り身」=「側面に入っての呼吸投げ」
先生によって呼び方が違うので、審査の時はどちらで指示されても出来るようにしておく。
「入り身」は側面、「入り身投げ」は相手の後ろに入る。
「入り身投げ」は相手の後ろに入り、相手と同じ方向を向いて(これは初心者向けの説明で実はもっと色々あるらしい)相手の首の後ろを持ち、相手の体の後ろにスペースを作って、そこに入りつつ投げる。
腕で切り下して投げるのではない。
極端な話、腕を使わなくても、相手の後ろに踏み込むことで投げられる。
本日の稽古内容
片手持ち入り身
腕を持たれた後、相手の力を逃がすような体の位置取りをする。技をかける時に自分の腕・肩を力ませない。
私はいつも体がガッチガチです。
Fさん(女性)は力んでないのに、芯の通った強さを感じます。
いつになったら、その境地にたどりつけるだろう。
片手持ち入り身投げ
Mさんに指摘された悪い癖は3つ。1)相手に漫然と腕を持たせない。
後で手の平を下向きに回転させて技をかけることを想定し、持たれる時は手の平を上に向けておくといい。
2)相手の腕を絡めて投げない。
3)後ろ受け身は、すぐにお尻をつくのではなく、背中を反らして粘る。
T先生にも「お腹をもっと前に出して」と言われたことがあります。
背中を反らす=お腹を前に出す…同じことを言われています。
反らそうとしたら「うっ」とうめいてしまいました。
「そんなんじゃ、腰痛めるよ」とMさん苦笑い。
鋭い!すでに痛めていたりして。情けない。
正面打ち第二教(表)
相手を畳に崩した後、自分の膝は相手の脇腹と腕の付け根にしっかりつける。握った相手の小指を畳につけるようにゆっくりと極めていく。
この時、手を相手の肩よりも上の位置にする(持ち上げておく)とよく利く。
正面打ち第二教(裏)
自分の肩口に相手の手をしっかりと固定する。相手の肘が曲がった状態にしないと、決まらないので、肘を曲げさせて極めていく。
関節が固いので、K君の膝で体を固定された時点(表)肩に手を固定された時点(裏)で、もう畳をバンバン叩いてギブアップしたくなります。
極められる前なんですけどね。
技の要所に隙がなく、きっちり決まる。
さすが春から警視庁。(しつこい)
私の推しメンK君については、こちらをどうぞ。
⇒清く正しく~取り押さえられないように生きていきたい
両手持ち二教
相手が側面から両手で取りにくるので、自分の体(腹)を相手のお腹に向ける位置取りをする。相手が常に自分の前にいる状態を保ち、二教を決めつつ、相手を崩す。
どちらの腕に二教をかけるのか、いつも混乱します。
こちらの右手で相手の右腕にかける感じでした。左手なら相手の左腕。多分。
稽古のお土産
尾てい骨の軽い打撲 ←なぜ?お腹の筋肉痛
お尻の筋肉痛
なぜ尾てい骨なんて打ち付けるのか、謎です。
最後に
合気道は、稽古日数を重ねれば、審査を受けることができます。道場によって少しずつ違いますが、合気会では大人は5級からのスタート。
5級→4級→3級→2級→1級、と段階を経て、初段になったら、黒帯をいただけます。
黒帯ですよ、黒帯。ブラックベルト!
憧れの有段者目指して、稽古頑張ります。
よかったら、あなたも黒帯目指してみませんか?
まずは、お近くの道場をお訪ねください。