グループ道場から出稽古で、大学生のK君が来ていました。
清く正しく
K君の技は全く隙がなく、「技をかけられている」というより「取り押さえられている」感じ。「受けよう」とする以前に、畳に転がされ、押さえつけられている。
もう1mmたりとも動けません。
さすが来春から警視庁に入るだけあります。
現実に取り押さえられる事態にならないよう、清く正しく生きようと思いました。
もちろん普段から清く正しく
本日の稽古内容
座面正面打ち第三教
手順がたくさんあって、難しいです。打ってきた相手の腕を一教でおさえ、肘をおさえた手を滑らせて、相手の手をとる。
相手の手をねじるのではなく、持ったまま自分の体を相手のへそに向ける。
(痛くて)相手の体が浮いたところで、相手の腕を釣り竿のように軽く振り下ろし、崩す。
相手の先っぽをおさえていた手を外し、相手の肘を持つ。
肘を持った手を自分の帯にしっかりとつけて、安定させた状態で膝行して倒す。
特に(裏)はただでさえ膝行が不安定になりがちなので、帯につけると動きやすくなりました。
正面打ち第一教(裏)
相手の腕を制した時に少し押し、相手が押し返した時にさっと相手の後ろに入る。Mさんが取りだと、ふっと消えて次の瞬間あっさり後ろに崩されます。
なるほど!達人ぽくてカッコいい。
早速やってみましたが、ギクシャクして全く滑らかではありません。
「う~ん、何か違うな」とMさんも首をひねっていました。
Mさん、マッチョなのに繊細な動きもできるなんてズルいです。
片手持ち小手返し
飛び受け身はやはり恐怖心があって、もたもたしてしまいます。Aさんは合気道は白帯ですが、さすが柔道二段!
どんな風に投げられても、上手に自然な受け身をとっています。
見てると簡単そうなのにな…
後稽古
稽古後にT先生に投げていただきました。それを見ていたUさんが「道子さん、飛び受け身できてたよ」と教えてくれました。
え?本当に??
先生の手を取って投げられての繰り返しで必死で、怖さも何も感じていませんでした。
先生に投げていただければ出来るのか…普段の稽古でも出来るようにしないと。
ちょっと希望が湧いてきました。
稽古のお土産
肩の軽い打撲飛び受け身を何回も練習したのに、軽い打撲だけで済んだので、少しは上達したのかも知れません。
最後に
合気道には様々な流派や先生がいらして、技や教え方も違います。その上、この稽古日記は初心者の解釈で書いています。
お願いです。
合気道に興味がわいたら、ご自分に合う道場を探して、実際に稽古しに行ってください。
このブログは、合気道を楽しむ仲間が増えることを願って書いています。