本日の稽古、個人的には大きく前進!した気がします。
飛び受け身が出来るかも
飛び受け身の感覚を少しつかめた気がします。前受け身が安定してきた入門2か月後くらい(2017.10月)から、T先生にはずっと「いつかは出来るようになる。諦めないことが肝心」と言われていました。
でもなかなか上達せず、やろうとしては変なところを打ち付けて、後ろ受け身で誤魔化したりしていました。
梅雨頃(2018.6月)から、投げられる時に手を放してもらえれば、なんとか受け身を取れるようになってきました。
でも、手を持たれたままだと、怖くてやっぱり潰れてしまいます。
今日は、T先生自ら何度も実演して
「ここで怖がるから、中途半端に後ろ受け身になる」
「力を抜いて畳に体をめり込ませるつもりで」
と教えてくださいました。
Uさんに前言われた「散歩中に水たまりをひょいと飛び越す感じ」が少し分かった気がします。
体に緊張や力みがあると、必ず失敗します。
あれこれ考えず、ひょいっと軽く飛ぶべし。
何回か、ちゃんとした飛び受け身が出来ました!
この感覚を忘れず、次の稽古でまた練習したいです。
でも、1週間後なんですよね~。忘れそうで怖い。
後でUさんが「T先生は無意識かもしれないけど、相手の状態をよく見て教えるのが本当に上手」と話していました。
確かに「手を持たれていなければ飛べる」=恐怖心がなければ「手を持たれても飛べる」はず。
その段階まで来たことを見越して、私が出来る方法を教えてくださったのだと思いました。
「怪我は困るけど、多少痛かったり痒かったりは仕方ないよね。それも稽古の一部だから。諦めずに練習しようね。」
ありがたいなあ。
入門して、もうすぐ1年。
そろそろ出来るようになりたいです。
飛び受け身への恐怖心が消えたきっかけについてはこちら
⇒飛び受け身の自主練方法~飛び受け身、お恐るるに足らず
やっと出来るようになりました。
⇒技の中で初めて飛び受け身が出来た~畳はキッツイお友達
受け身ができないと、相手にきちんと技をかけてもらえないので、技本来の形を体感できません。
「合気道なんてヤラセでしょ」「勝手に飛んでるんでしょ」と揶揄されることもあります。
でも、先生方は受け身のできない素人に手加減無しの技をかけたりしません。
怪我させちゃうから。
必然的に、演武会などの受けは、受け身がきちんとできる門下生がとるので「ほら、弟子だから、技かかってなくても飛ぶんだよ」と言われてしまうループ。
ちょっとくやしい。
「ヤラセだ」と言っているそこのあなた、O先生に触れたか触れないかの瞬間に投げ飛ばされたら、そんなこと二度と言えませんよ!だって、下手したら首の骨折っ(自粛)
本日の稽古内容
座技正面打ち第四教(表)
四教はあまりやったことなかった。一教でおさえてから、相手の腕を木刀を持つように握り、(木刀=腕を)相手の肩に突き刺すようにして相手を浮かし、(木刀を)振り下ろして崩す。
握りはそのままで、てこの原理で相手の腕を極める。
(表)と(裏)では、極める相手の腕の場所が少し違うそうです。
逆半身片手取り呼吸投げ
相手を誘い込むか、自分から相手に近付くかしながら、持たれた腕の肘を折りたたむ。転換する。そのまま前に歩きながら投げる(前受け身)逆半身片手取り呼吸投げ
持たれた肘を折りたたむのは、さっきと同じ。転換するのではなく、相手のお腹側に入り身して、持たれてない方の手で相手の腕を下に押し下げながら腹の力で投げる(飛び受け身)
正面打ち入り身投げ
打ち込みをさばきながら、相手の後ろに入り身して、首を持つ。そのまま相手の行きたい方向に行かせて投げる練習(後ろ受け身)
うまく行きません。
Tさん「相手から体が離れすぎて、力が伝わっていないのでは」
確かに、相手の後ろに入ったはいいけど、両腕を伸ばした状態でやっと相手の首を持っている間合いでした。
離れすぎ。
もっと相手の後ろにピタリとついて、一緒に動かないと。
最後に
暑さ対策で、稽古場に気温計と送風機が新しく装備されていました。扇風機2基、送風機1基をフル活動させての稽古。
それでも30~32度。
なんだか、気温を知ると余計暑く感じるような…
それなら見なけりゃいいじゃんと思われそうですが、気温計があると、ついつい見てしまう。
稽古は自分との闘いだと思っていたけど、今は暑さとの闘いになっています。