腕の力を抜く
今日の個人的テーマは「力を抜く」でした。これがまた、全然できません。
いつ出来るようになるのか…。
持たれた腕の力を抜く。
持たれた瞬間、息を吸いながら腕に力を1回ギュッと入れる。
次に、吐きながら力を抜くとうまく行きやすい。
持たれた手はそのままの場所に置いて、体ごと相手に寄りかかる気持ちで動く。
「お兄さぁ~ん」としなだれかかるイメージ。
10回中1回できるかどうか、くらいに出来ない…。
普段からしなだれかかる練習をするべきか。誰に??
自分の腕、先輩の腕
自分がどうすれば力を抜けるか、を考えながら稽古をするべし。腕を持たれる技は、全部、自分の腕がガチガチでは上手くいかない。
逆に、自分の手首・肘・肩の力が抜けていれば、相手がどんなにガッチリとつかんできても動かせる。
いつも不思議なのは、先生や先輩の腕の変化。
がっしりとした腕でかたいのに、こっちがつかんだ瞬間フワッとした感触になる。
これが力が抜けた瞬間なんだろう。
こんな腕を目指して稽古します。
ここから下は
本日の稽古内容
逆半身片手持ちのストレッチ5種
- 上(転換して腕を大きく前から後ろに回して、相手の背中をストレッチ)
- 横(転換して腕を前にのばす)
- 下(隅落としの形)
- 二教
- 下(回転投げの外回転の形で相手の腕・肩をストレッチ)
逆半身片手持ち呼吸投げ(相手を流してから投げるタイプ)
真っ直ぐの力にに対しては相手も抵抗するし、耐性ある。丸い力に対しては崩れる。
相手を流してから投げる時、遠心力で相手と離れてしまいがち。
そのままでは投げられないので、自分から相手に近づいて体をくっつけて投げる。
片手持ち四方投げ
いち、にい、さん、と考えながら動く癖がある。途中、腕を振り上げたところで止まる。
「ここで引っ張られたら、ひとたまりもないですよ」
くるっと振りかぶって、腕を自分の胸の前まで持ってくるまで、ひと続きで動くことを心掛ける。
テンションをかけての四方投げ
手の平同士を合わせてテンションかけて動く練習。相手が前足重心になる体勢を保ち続けるようにする。
相手に近づき過ぎても遠くなり過ぎても、相手が調整するために動いてしまうので注意する。
相手が前のめりになるポイント、その円周上で動くと崩せる。
崩す時は距離とっていても、投げる時は近づく。
片手持ち小手返し
あまりにもモタついているので、見かねたS先生が教えてくださいました。小手返しは流れがブツ切りになると、本当にどうしようもない…。
天地投げ(表)
下の腕が7割8割。極論すれば、下の腕だけでほとんど崩してる。
隅落としに近いのでは?と思うくらい。
どこかのO先生は、下の腕で崩すと同時に、上の腕の親指を相手の顔に突き刺す勢いで投げるそう。
エグい。
片手持ち呼吸投げ3種(180度 45度 0度)
この3つは取りの動く角度。180度は転換して投げる。
45度は転換まで行かないけど、少し相手の勢いをかわすようにして投げる。
0度は取られた瞬間に腰を落とし、取られた腕で相手の片足を内側から外側へ思い切り払い上げて投げる。
受けが軽い人で、勢いよく向かってきている、という条件が必要になる。
なるほど、私が見取りに呼ばれた理由が分かりました。
気持ちいいほど見事に掛かって、一回転した。
面白い!
でも、私がこの技をかけられる相手はあまりいないかも。残念。
座技呼吸法
吸い込んで、吐きながら上げる。吸い込んで吐きながら、片腕をストンと落とすと、そちらに受けがコロンと倒れる。
両腕でハンドルを回すように相手を転がす方法もあるが、ストンと落とすやり方は力のない女性向き。