今日は、稽古をふたつ梯子しました。
本日の稽古内容(1回目)
座技に関しての注意点
膝行は、お尻が踵の上にいつもあるように→結果として踵同士がいつもくっついた状態になる。受けは、隙あらば反撃するつもりで、ずっと取りを見る。
すぐに背中を向けない。
抑えの時、やり方は様々あるが、今回の審査に関しては、跪座ではなく正座して、しっかりと抑えるやり方で統一すること。
座技正面打ち一教
一教で相手が倒れた後、あーよしよし、と腕を引っ張って抑えるのではなく、そのまま前へと進んで崩す。裏は後ろへと回って崩す。
正面打ち四教
相手の手首を曲げさせ、自分の人差し指付け根の一点で圧力を加える。「船酔いして吐く時、遠くに吐かないと自分にかかってしまう。それをイメージして遠くへと釣竿を振るように」なんつー例えだ。
思い切り良く、振りかぶる。
裏で後ろに回りつつ振りかぶるのが難しい。
横面打ち五教
相手の打ち込みを制する。順手で相手の手首をつかみ、一教で抑える。
道着をつかんで引っ張り上げて、肘を曲げさせ、手首は曲がって畳に甲がつくように。
肘に圧をかける。(武器を握っているのを手放せさせる)
座技胸取りニ教
当身をいれるなら、踏み込んで入れる。崩す時は体を開くだけではなく、下半身ごと後ろに下がって崩す。
(裏) まず相手の手の甲を自分の肩につける→肘を曲げさせて極める、の工程をメリハリつけて行う。
最後の極めまで相手の手が緩まないように、きっちりと捻った状態のまま。
相手の腕を捻ったまま腕に挟む→もう片方の腕で抑えながら姿勢正して上半身を伸ばす→腰から回転して極める。
Oさんにかけてもらうと、ギッチリと全く自由が効かない。
私は要所要所で緩んでしまって、真逆だ。
受けが本気で逃げようとしてきたら、すぐ抜けられてしまう。
これくらいきっちり抑えたい。
両胸取り呼吸投げ
受けの前足の横に両腕を横に張りつつ、入り身、転換して並ぶ。そして前に踏み出しながら投げる。
動いてる間、ずっと前重心になるように。
相手に引きずられてフラつかないように注意する。
受けの時、全部右足前でつかみに行っていた。
指摘されるまで自覚なかった。
取りが困らないように、両腕や両手で行く時も、右、左と交互にやること。
よく考えたら、半身になるんだから、つかむ相手の腕によって、交互になるはずだ。
座技片手取り回転投げ
とにかく動いて相手を崩す。膝行を頑張る。
(外回転) 転換、当身、脇をくぐる、相手に並ぶ。
相手の頭が自分の前にあるように。
投げる時は腕だけでなく体ごと前へ。
裏は180度回って投げる。
半身半立ち呼吸法
受けは相手に対して真正面から行かず、斜めから近付く。もし、受けが真正面から来た場合は、取りが位置調整する。
両腕をしっかり張って、その張りを緩めないようにして投げる。
そのまま抑える。
私の受けは体がガチガチ。
相手の腕だけではなく、体全体に自分の体重を乗せるように。
投げられる時も、自然に脱力して受けを取る←全然出来てない。
肩取り四方投げ
動いて相手を崩すやり方。相手のお腹側に直線的に入り身、転換して四方投げ。
なんとなく動かず、大きい歩幅でしっかりとメリハリつける。
正面打ち回転投げ
相手に打ち下ろさせて、その腕を制する。腕を替えて、相手の腕を持ち上げながら頭を下げさせる。
踏み込みながら投げる。
諸手取り腰投げ
相手の外側に転換、転身して並び、相手の腰をかかえる。相手を腰に乗せる。
相手側の足を引きながら投げる。
その時、相手の腕を引っ張りあげながら投げると受けの衝撃が減る。
受けは取りの道着をつかむと衝撃が減る。
私は全体的に歩幅が小さく、遠慮がちなので、大きい歩幅で思い切り良くやるように、とのこと。
すべての動きに関して、大きい歩幅できっちりとやらないと…。
天地投げ
Oさんのスライディング後ろ受け身を真似したら、背中から落ちて息が止まった。やり過ぎ注意。
片手取り小手返し
投げられる時、棒のよう。ドターン!となる。
肩・腰・足と順番に畳に着地するように。
後ろ両肩取り呼吸投げ
私と体格がそんなに変わらないはずのFさんに両肩つかまれただけで、フラつく。後ろに引きずられるので、ここでも「前重心」が大事だと思った。
相手を誘うために動くだけで、相手と一緒に後ろに下がってはダメ。
後ろ両肩取り三教
相手の手を取った時に、すでに三教の形になっているように。流れがつながるように動く。
推薦審査(初段)見学
推薦で初段を受ける人の審査を見にいらっしゃい、と言われていたので、藤沢合気道会の稽古後、A.K.I.鵠沼に向かいました。最後の数分しか見られず、残念。
受験者も受けの人達も緊張しているのが分かりました。
最後にT先生が「今日の審査で、色々思うところや課題もあったと思います。私が言うのもおこがましいけれど、課題に取り組みながら、これからも頑張ってやってください」と仰ってました。
すごいのに謙虚で優しいから、みんな励まされて頑張れちゃうんだよな。
審査についてはこちらもどうぞ
⇒昇級審査・昇段審査についての記事まとめ
本日の稽古内容(2回目)
片手持ち呼吸投げ
外側に入り身、転換して並んで投げる。腹打ち?呼吸投げ
走ってくる相手とお腹とお腹でぶつかって、腰を切って投げる。しっかり立っていないと、取りのはずなのに吹っ飛ばされそう。
何回もやっていたら、ダチョウ倶楽部を連想して、笑いそうになった。
両手持ち呼吸投げ
相手の前足の横に入り身、転換しながら、相手の前足側の手は自分の腰、もう片方は頭上にあげる。上げた手を下ろしながら投げる。
座技呼吸法
呼吸法がカッコいい先輩の、息を吸う(腕を引いて誘い込む)→吐く(腕押し出す)方法は、今の私では、腕を引いた時に抑え込まれる危険性がある。最初から腕を張って押し上げるやり方でやる。
腕を左右均等に張って、左右どちらかに行く時は、腕ではなく、体ごとどちらかに移動する。
膝行で移動して、倒れる相手について行き、きちんと押さえる。
花粉と稽古
花粉症の症状、体動かすと軽くなるけど、稽古中もたまに鼻がグズグズする。これ以上ひどくなるようなら、耳鼻科に行って薬を処方してもらうべきかな。
昇級審査で鼻水垂れたら最悪です。
追記 : 結局、今年も薬を飲まずに乗り切りました。審査の時は緊張で鼻水も止まりました。2019.4月