昇級審査アドバイスてんこ盛り
今日もふた組に別れて昇級審査対策。審査についてはこちらもどうぞ
⇒昇級審査・昇段審査についての記事まとめ
本番のように、T先生が出題する技をどんどんやっていく。
そんなに長時間ではなかったはずだけど、ヘロヘロのグダグダになる。
技が中途半端 → 受けが倒れるタイミングに迷う or 倒れない。
抑えが中途半端 → 受けが起き上がってくる。
結論:技が成立してない…
先輩方も本気で心配してくださっている。
アドバイスをいただきました。
〇 技が全体的に雑で適当で甘い。
〇きちんと崩してから動く。
急がない。
ゆっくりでいいので、きっちりやる。
〇初動が遅れる。
相手にとって有利、自分にとって不利な場所で腕をつかませている。
逆にしないと。
〇相手の周りをまわっている。
自分が中心になる。
〇ちょこまか足を動かして、なんとなく動いている。
軸足を決めて、大きくしっかりと動く。
〇教えてもらっている時は、焦らずきちんと話を聞く。
この道場は優しい人ばかりだけど、1度でも「あ、話を聞いてないな」と思われたら、教えてくれなくなる厳しい人もいる。
初動が遅れるのに、その後技をかける時は、無駄に焦っている。
教えてもらっている時も、無駄に焦っている。
適当に何となく動いているし、詰めの甘い自分の性格そのものだ…。
技にはその人の性格が出るって本当だ。
性格はすぐ直せないけど、技はもう少し何とかしなければ。
それにしても、審査に間に合うか不安になってきた。
ここから下は
苦手な技
T先生が出題するたくさんの技をやった後。「正面打ち回転投げ、後ろどり四方投げ、後ろ取り小手返しを教えてあげて」と先生が先輩方におっしゃる。
特にそれらの技がひどかったんですね…。
分かります。←納得している場合ではない。
正面打ち回転投げ
相手の打ち込みを流す方法と入り身する方法がある。入り身する方法で教えてもらう。
入り身が大回りなので、まっすぐ直線的に入ること。
相手の腕を見ていると初動が遅れる。
(腕を見ず)全体を見る。
入り身したら、しっかり相手の首と腕を抑える。
「持ってるだけ」「手をのせてるだけ」になっている。
相手を制することができていない。
相手の首をしっかり持ち、腕は上方向につかみ、頭を低くさせる!
相手の頭が自分のお腹の前にくる状態で、相手の体をしっかりロックする。
相手が逃げられない状態を作ること。
お腹から進んで投げる。
腕だけでなく、足を踏み出し、お腹から投げる。
(裏) 相手のお尻の後ろに立つように移動する。
本当は大きく1歩で入りたい。
それが無理なら継足でもいいので、きちんと入る。
相手の後ろから向こう側に直線で進む。
軸足を決めて大きく転換しながら投げる。
相手の周りをまわるのではない。
自分が軸になって相手を回す気持ちで。
後ろ取り四方投げ
半身半立四方投げだけど、相手につかまれた瞬間に腕を自分のお腹の前に持ってこようとしても、間に合わない。がっちりと相手にとって有利な場所でつかまれている。
タイミングをもう少し速くして、つかまれる前に自分のお腹の前に集める。
後ろ取りの時も、相手がつかんだ時にはもう自分のお腹の前にあるようにする。
棒立ちにならず、相手に合わせて動く。
抜けて相手の下の腕をつかみ、四方投げ。
後ろ取り小手返し
相手を下方向に誘導して、そのまま低い位置で投げる。昔は自分の腰に当てた手のところに来たら投げる、と教えていたこともあるらしい。
何となくちょこまか動いて、何となく投げている。
メリハリを利かせること。
本日の稽古内容
座技正面打ち一教
「審査でテンパってるおじさん的な、意地悪な受けするからね」と先輩。全然崩せない。
冷や汗脂汗…。
今日は、受けも大きく立膝しながら打ち込む方法を教わる。
(裏)相手の後ろに深く入る。
腕の先を持った手の方で、遠心力で引き込む。
正面打ち一教
片手持ち入り身
持たれた腕を後ろに引かない。1歩で大きく入り身しながら、腕も相手の首狙って切り上げていく。
片手持ち呼吸投げ
転換して相手の横に並ぶ。腕を内側に螺旋状に回しつつ、投げる。
「大きくのびのびとね」