昇級審査対策として、普段はあまりやらない半身半立や後ろ取りをやりました。
合気道の技はバリエーションがいっぱいあって、面白い。
いろんな組み合わせがあって、多過ぎて困るくらいだ。
審査についてはこちらもどうぞ
⇒昇級審査・昇段審査についての記事まとめ
自由技対策
2級の審査から、自由技が出題されるそうです。「片手持ち自由」「両手持ち自由」などのように、攻撃の仕方だけが決められます。
取りは、様々な方法でその攻撃をさばきます。
1つの技をずっとやるのではなく、「やめ」と言われるまで、違う技をどんどんやらなければなりません。
ひとつの種類の技を表と裏1回ずつやって、次の技をやる。
その間に、次に何をするか頭の中で組み立てる。
固まって動けなくなってしまうのが、一番ダメらしい。
もし技が思いつかなかったら、また同じ技を繰り返してもいいので、とにかく動き続けることが大事。
私は技の完成度が低いので、せめて色々な技を知ってます、とアピールしようと思います。
似たような技は続けないで、バリエーション豊富に見せたい。
前に投げたら、後ろに投げ、投げ技が続いたら、固め技にすればいいかな。
息が切れてきたり、考える時間が欲しい時は、固め技をゆっくり極めて間を取る。
少しは休憩して息を整えられるはず。
それから、慣れている技からやりたい。
片手持ちだったら、側面に入っての呼吸投げ(後ろ受け身)→呼吸投げ(前受け身)→四方投げ→二教(こっそり呼吸整える)…って感じかな。
そこで終了にならなかったら
A.K.I鵠沼・湘南台で、Kさんが最初にする「片手持ちのストレッチ」や「諸手取りのストレッチ」は自由技対策にもなるそうです。
例えば、今日やった片手持ちのストレッチ5種
上…側面に入り身して呼吸投げ。下から腕を大きく上にあげて投げる。
横…入り身、転換する。そこから呼吸投げや四方投げにつなげる。
下…隅落とし。大きく踏み出すか、相手の顔に当身を入れるかして、相手を崩すこと。
二教…相手にお腹を向ける。相手の肘を曲げさせて極める。
回転投げ…外回転。大きく足を下げながら相手の腕を上に切り上げる。下がってくる相手の首をおさえる。腕をぐいと押して投げる。
「片手持ち自由技」で頭が真っ白になっても、このストレッチを体に覚えさせておけば5種類はできるね、とのこと。
何回もやっているので、体が覚えていると思いたい。
ここから下は
半身半立技
半身半立ち片手持ち四方投げ
半身、跪座で相手の顔に向けて、手刀で構える。相手が手を取ってきたら、すう〜っとそれを自分のお腹の前に導く。
導く方向に指の先を向ける。
相手が前のめりになって崩れたところで、四方投げ。
教科書的には相手の前に踏み出す。
相手との体格差が大きい場合は更に相手から離れる方向に踏み出し、崩し続けて投げる。
(裏)同じように相手を崩してから、裏に入る。
半身半立ち正面打ち入り身投げ
相手の背後にしっかり入る。相手の頭を自分の肩口につけるようにして崩す。
首の後ろ持ったり、襟をつかむ人もいる。
相手が起き上がってきたところを投げる。
相手の腕を切り下ろした腕をすぐに戻さないと、投げのタイミングに間に合わない。
腕を相手の顎下に入れて、円の軌道を描きながら、自分の体重を乗せ踏み込みながら投げる。
半身半立ち正面打ち第一教
相手との体格差が大きかったら、一瞬立ち上がって腕に取り付き、体重かけて座りながら崩す。半身半立ち正面打ち回転投げ
動くのが大変。(外回転) 大きく足を下げながら相手の腕を上に切り上げる。
下がってくる相手の首をおさえる。
腕をぐいと押し上げながら投げる。
スポーツでも武道でも、基本的に相手が嫌がることをして、優位に立つ。
半身半立ち天地投げ
(裏)の誘い込みは無理があるので、(表)で勝負する。下の腕を張って崩せるかどうか。
後ろ系の技
後ろ羽交い締め
両腕を内側に返す。手の平が自分の体に向いてる状態でとらせる。
そうすれば、腰を落として相手の腕から抜けることが可能。
抜けたら三教、がよくあるパターン。
後ろ手首取り襟絞め
取られた手を前に持ってきて、自分のお腹の前から上に持ち上げる。持ち上げた腕の方から横に抜ける。
その他の技
正面打ち入り身投げ(掛かり稽古)
(受け)打ち込む時は手刀を掲げて近付くのではなく、近づいてから最短距離で打つ。ちゃんと当たるように打つ。
前の人が打ち込んだのと逆の手で打ち込む。
前の人が投げられたらすぐかかって行く。
(取り)後ろに下がらない。
進んでいく気持ちで、自分から動く。
相手のすぐ後ろに入る。
離れすぎるとうまくいかない。
投げたらすぐ受けの列に向き直る。
「投げた〜」と気を抜かない。
両胸取り
相手がジャンプして両手で外側から肘を切り落とす。
KT先生流らしい。なるほど、カッコ良く決まりそう。
相手がびっくりして手を離したら、両手で突き飛ばす。
あるいは、相手の手をどちらか上からおさえ、その腕の外側から自分の頭ごとねじ込んで、四方投げ。
故O先生だったら、相手の喉をつかむように当身。
遠慮したら効かない。
相手の肘が緩んでたら、片方は上、片方は下へ球を転がすようにして横へ投げる。
やり過ぎて、喉に指突き刺すのが怖い。
私レベルでは稽古や審査では使えないな。
喉への当身は暴漢に遭遇した時のために覚えておこう。
両手持ち腰投げ
両方の手で四教をかける。片腕は上、片方は下へ。
上の腕を伸ばし、腰にのせるんじゃなくて、かすらせるようにして投げる。
腰痛めるので、いかに