今日は昇級審査対策で、ふたグループに分かれて練習しました。
4級5級受験組と1級受験組。
藤沢合気道会で審査対策をこんなに早く、1ヶ月も前から始めるのは珍しいそう。
今回は審査受ける人が多いからかな。
大人クラスの白帯、ほぼ全員受ける感じだし。
それとも、私の1級審査が不安だから…とかだったりして⁈
今の道場で審査受けるの初めてだから、私自身、不安いっぱいなのは確かです。
…とにかく頑張ります!
審査についてはこちらもどうぞ
⇒昇級審査・昇段審査についての記事まとめ
審査では息が上がりやすい
審査は、意外と時間長いし、緊張するしで、息が上がりやすいそうです。確かに。
この前の審査で受けをやっただけでも、息が切れました。
対策としては、基本のこの2つ。
- 体力をつける
- 息を止めずに、呼吸と動きのリズムを意識する
そんな一朝一夕に出来たら、苦労しない! ← 切羽詰まって逆切れ中。
それは、固め技の極めの時。
姿勢を正し、ゆっくり極めて「しっかり決めてますよ~」とアピール。
その間に体を休め、息を整える。
一石二鳥の素晴らしい作戦!
焦った心も、落ち着かせることが出来そう。
さすが先輩、何度も修羅場 審査を経験しているだけある。
これで、今回の審査を息切れせずに乗り切りたい。
焦った心も、落ち着かせることが出来そう。
さすが先輩、何度も
これで、今回の審査を息切れせずに乗り切りたい。
ここから下は
本日の稽古内容
座技正面打ち二教
最後に抑える時は跪座ではなく、正座して落ち着いてしっかりと抑える。焦らない。
審査では息が上がりやすいので、極めの時に
二教は特に道場によってやり方が違うので、受けの動きが予想外でも、焦らずにきちんとおさえること。
(裏) 最初に裏側に入る。
二教で抑えた後、裏側に回る必要はない。
そのまま相手の頭方向に畳に崩せば良い。
(道場によっては二教でおさえた後、また裏に回るようにして畳に崩すところもある)
座技正面打ち三教
膝行時は必ず踵を引きつける。踵が残るナメクジ膝行にならないように。
技をかける時、膝を立てたままの状態で止まらない。
無防備なので、足をパーンと横倒しにされてしまう。
もし止まるのなら、両膝を畳に下ろした形で止まる。
それなら安定する。
理想は極めまで止まらないこと。
受けも膝行しながら動く時、きちんと踵を引きつける。
取りにすぐ背中を向けない。
最後まで「隙あらば反撃する」くらいの気持ちで相手にお腹を向けて動く。
半身半立ち諸手取り四方投げ
相手が取りに来たら、相手と自分の手をお腹の前に集めて、相手を前のめりに崩す。表はまだいいが、裏は移動距離が大きいので難しい。
半身半立ち片手取り小手返し
取りに来た相手の手をすっと下方向に誘導。高い位置ではどうしようもないので、必ず下で取らせる。
もし上手く行かなかったら、自分が後ろに下がり、仕切り直す。
下で取った後は、投げるまでは動きを止めない。
立ち技の時は相手と背中合わせになるイメージだが、半身半立ちは後ろに大きく下がって相手を崩すイメージ。
崩してから投げる。
抑えは二教。
Oさんの見本、まるで滑っているかのように、腕を取った後ズザ~ッと横に移動して投げて、ピタリと相手の肩の横で止まる。
なんで膝行であのスピードで移動できるのか。
膝にローラーでもついてるんじゃない?
後ろ両手取り呼吸投げ
持たれたところから。腰を回して、片手を自分の前に持ってくる。
相手がガッチリ持っていたら、背中と腰で相手の体を押し込んで、腕を抜く空間を作る。もう片方も同様に。
自分のお腹の前〜中心線で両腕を持ち上げつつ、斜め後ろに抜け出す。
両腕を大きく上に伸ばし、踏み出しつつ投げる。
後ろ両肩取り呼吸投げ
相手と体格差があったら、持たれたらそのまま棒倒しのように畳の上に勢いよく倒れる。畳で腕立て伏せするような形になる。そうすると、相手は前に飛んでいく。
狭い場所・前方に何かある時はやらないこと。
T先生らしい、ダイナミックな技。
突き呼吸投げ(天秤投げ)
突きの外側に入り身、転換して並ぶ。相手の手首を上に向けつつ押し下げ、相手に近い手で相手の肘をつき上げて投げる。
肘関節を守るために、相手が前受け身で飛ぶ。
正面打ち呼吸投げ
審査向けの洒落たやり方。後ろ足で1歩下がりつつ、そちらの腕で相手の打ち込みをいなし、前の腕で相手の首を螺旋状に大きく切り上げながら投げる。
流れるように動けると、確かにカッコいい。
普段練習している入り身(側面に入っての呼吸投げ)で対応してもいい。
諸手取り呼吸投げ
相手のお腹方向に直線で入り身する。相手から遠巻きに動く癖があるので気を付ける。
持たれてない腕を相手の両腕の下に差し込み、踏み出しつつ投げる。
座技呼吸法
両腕は相手が崩れるまで左右差をつけないで張っておく。崩れてから抑えるのではなく、足で移動しながら相手を崩し、ピタリと横について、しっかりおさえる。
2回目以降は相手が起き上がってくるのに合わせて崩す。
「相手を『手玉に取っている感』を醸し出してほしい」とのこと。
ぜひ醸し出したい。
問題は最初にきちんと相手を倒せるか、にかかっている気がする。
武道は柔らかいもの
最後に先生からお話がありました。「武道は硬いものではないからね。みんな、よく誤解しがちなんだけど、武道は柔らかいものだから。後ろ受け身もバシーッと畳に腕を叩きつけるのではない。パーンと腕が反動で戻ってくるくらい、腕の力を抜いておくんだよ。」
私もそうだけど、みんな審査対策で体に力が入ってガチガチになっていたのかも。