祝日・審査直前ということもあり、いつもより人数が多くて賑やかでした。
泣いても笑っても3日後に審査。
緊張してきた…。
審査についてはこちらもどうぞ
⇒昇級審査・昇段審査についての記事まとめ
座技と半身半立ち技の鉄則
半身半立ち技は、自分が正座してるところに、相手が上から(立った状態で)仕掛けてきます。
座技は互いに座った状態です。
上から抑え込まれて、にっちもさっちも行かなくなりやすい。
コツを教わりました。
鉄則は「相手を自分の低さまで下ろす。」
片手持ちなら、手を相手の顔に向かって斜め上に差し出す。
相手につかまれる直前に、手をすう~っと自分の帯へと下ろす。
相手が前のめりにバランスを崩したところで、すかさず技をかける。
相手が素早くて、手を下ろす前に持たれてしまったら、その手をつかんで、体ごと膝行で後ろに下がる。
帯(お腹)の前、という自分の力が最大限発揮できる位置に、相手のバランスを崩しつつ持って行って、技をかけるのが大切。
相手の土俵で勝負しない。
相手を下ろして、自分の土俵へと誘い込む。
固め技
座技正面打ち一教
相手が打ち込んできた腕を下から上方向に伸ばす。Sさんが取りだと、打ち込もうと振りかぶった瞬間に、後ろにひっくり返される。
あれ?いつの間に目の前に?すでに勝負あり!という感じ。
う~む、座技でも初動がめちゃくちゃ素早い。
忍者みたいだ。
腕を伸ばさせ、そして手先を切り下す。
相手の肩に自分の重みを伝えながら、相手の中心に向かって進んで崩す。
正面打ち二教
表の極めは手首を2方向に曲げる。相手の頭の方向と向こう側の畳の方向。
裏の極めの時は、相手の手の平を肘でしっかり挟む。
その手の平が上を向くようにする。
投げ技
片手持ち四方投げ
「この前習った横受け身です」とZさん。投げられた瞬間にクルリと回って起き上がる。
これを制するためには、投げた瞬間にきちんとおさえる。
それには、相手の体のすぐそばで投げていないといけない。
今まで、相手の体から離れた状態で投げていたことが分かった。
両手取り呼吸投げ
その1 がっちりとつかまれたところからだったら、両手を自分の中心線上に親指上向きで上げていく。1歩踏み出しながら、切り下して投げる。
その2 相手が両手をつかみに来るのに合わせて、誘い込むように一緒に動く。
すっと真下に下がって投げる。
片手取り呼吸投げ
その1 相手に合わせて動きながら転換して投げる(前受け身)四股を踏むようにしっかりと腰を落として、腕は内側に螺旋を描きながら。
その2 相手に合わせて動きながら転換して、腰を切って投げる(後ろ受け身)
受けが大きくて勢いよく来る+前受け身をとる気持ちでいる場合、私の腕は跳ね飛ばされて技が決まらなかった。
自由技は難しい。
どんな相手でも技をかけられる実力が必要。
その3 相手の脇をくぐって並び、腕を内側に螺旋を描きながら投げる(前受け身)
その4 転換・転身?して、相手の上腕部を切り下して投げる(後ろ受け身)
片手取り回転投げ
(表) 相手の腕が床に垂直になるようにする。相手の首をしっかりつかんで、下げさせる。
相手の腕を相手の体の方に押すと崩れる。
相手の体に向かって踏み込みながら、腕を押して投げる。
(裏) 相手の両足の間に自分の足を入れるくらいに、後ろに大きく1歩で入る。
その足を軸に転換する。
自分が中心で、相手がその周りをまわるようにしながら投げる。
正面打ち入り身投げ
入り身する(吸う)相手の後ろで首をおさえる(吐く)相手の勢いを誘導する(吸う)投げる(吐く)相手が速い場合は入り身(吸う)投げる(吐く)でもいい。
呼吸と動きのリズムを合わせると息が切れずにすむ。
ゆっくり打ち込んでもらうと、呼吸もリズム取れるし、確かにゼエゼエしない。
ただ、速くても出来るようになるには修行が足りないな。
後ろ取り
後ろ両手取り呼吸投げ
その1 取られた手は自分の腰にしっかりとつける。お腹の前でもよい。相手が最初にとりに来た手と反対の足を軸に、相手を誘うように回る。
相手がもう片方の手をつかんだ時には、その手はもう上に上げている。
さっきの足と違う足を軸にして、腰を切りながら相手に腕を振り下ろして投げる。
その2 誘い込み方の足の動きは同じ。
最初にとられた手は自分のお腹の前にしっかりとつける。
もう片方の手を相手がつかんだ時には、両腕をしっかり張って振り上げている。
1歩踏み出し、両腕を内側に螺旋にしながら、上体ごと振り下ろして投げる。
半身半立ち
半身半立ち四方投げ
自分の手を取られる前にお腹に引き寄せることで、相手の体勢を崩すこと。半身半立ち天地投げ
焦って上半身ばかり先に行って、体が斜めになる。そして踵がバラバラと投げ出された状態で、不安定極まりない。
体をまっすぐに保って膝行する。
半身半立ちと後ろ取りの技は本当に難しい。