責任重大~とりあえず欲しい♪なんて言えない「黒帯」

(Day123は腰越合気道研究会)
Day124  藤沢合気道会 2019.8.11 2019.10.22

最近、新しく3人も入会。
仲間が増えて嬉しいです。

「黒帯」の重さ

組に黒帯がいたら、黒帯が教える人。
白帯は出しゃばらない、とのこと。
指導の責任は全面的に黒帯にあるそうです。

なるほど~と聞いていたけど、よく考えると、これってすごく怖い。
現在1級の私は、次は初段審査を受けることになる。
受かったら「黒帯」の仲間入り。

どんな下っ端でも、白帯から見れば「黒帯」。
どの技もきちんと出来るはず、上手に教えてくれるはず、と思われます。
「いや、私は帯が黒いだけで、まだまだですよ~てへっ」なんて言い訳できません。

黒帯締めたら、突然「どの技も出来る・教えるのが上手・尊敬される佇まいになる」わけない。
中身は変わらないのに「黒帯」として見られる。
心底恐ろしくなってきました。

黒帯の責任と重さ
黒帯の責任と重さ

今の内に、立派な黒帯になれるよう、自分の中身を高めておかないと。

技がうまくなりたい、だけではいけない。

最近、T先生は黒帯と白帯を分け、別々の稽古をなさいます。
その時「白帯さんは道子さんが仕切って」とおっしゃいます。

これも、少しずつ自覚させようとしているから?と思えてきました。
年の功を生かして頑張ります。
でも年の功だったら、白帯にも先輩が大勢いらっしゃるな

人間力を高める修行と思って頑張ります。

黒帯になると、やっと道場の「お客様」じゃなくなるのかな。
白帯は、教えてもらって、配慮してもらって…と「やってもらってる」ばかりだもん。

教えるのは難しい

新しい3人の内ひとりは超ヤング(死語)でかわいい女子なので、私にも指導のお鉢が回ってきます。
プレッシャーです。

嫌にならないように、分かりやすく、楽しく稽古したい。
しかし、現実は厳しい。
全くうまく行きません。

途中で技が分からなくなる始末。
あれ?自分では出来るけど、どう動くか説明できないぞ!
分かりやすいどころか、混乱させてる。
ダメじゃん!

説明できないなら、やって見せよう、と取りをします。
T先生「そんなにすぐ倒しに行かない。すぐ倒すのは、自分の自己満足に過ぎない。
「こうやって、ゆっくりと相手を動かしながら崩していく。動かされることで、相手も体が練れていくんだよ。

そうか。
「柔らかく受けを取って」なんて、何のことか分からない。

取りが大きくゆっくり、受けやすいように動かす必要がある。
固い受けにならないように、こちらが誘導する。

うわ~すごく高度で難しい。

先生や先輩方はいつもこんなに気を遣ってくださってるんだ。
自分の技をうまく掛けたい、としか考えないエゴを捨てなければ。

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ここから下は たまに意味不明な 稽古備忘録です。

本日の稽古内容

片手持ち四方投げ(表)

新しい人に振りかぶり方を説明しようと思って、混乱する。
どっちに回ればいいか、教えられない。
出来るのと、説明出来るのは大違いでした。

帰宅後、エアー合気道しながら考えた。
「相手と背中合わせになって、自分の腰にのせるつもりで回る」って説明すれば分かりやすいかも。

座技正面打ち一教(表)

何をどう教えればいいか迷っている間に時間が過ぎていく。
「私自身もちゃんと出来ているか微妙なのに、偉そうに教えていいのだろうか?」という迷い。
自信を持って教えるためにも、もっと上手くならなければいけないな。

座技正面打ち二教(表)

Oさんは相手の極めの姿勢がきちんと出来ているか、把握してから畳をタップする。
私は肩関節かたいので、ちょっとおさえられた時点ですぐタップしてしまう。
柔軟な体を作っていかないと、正しい抑えも体で指導できないと分かった。

片手持ち呼吸投げ

持たれた手の位置は動かさない。
そのまま入り身・転換して相手に並ぶ。
腕を内側に螺旋に回しながら、すっと体を前方下方向に沈めて投げる(前受け身)

投げてやるぞ!と腕を振り上げてから振り下ろす、というのは実際には利かない。そんな大きなモーション、相手がすぐに反応するよね。

相手ががっちり握ってるから、手は動かない。でも、体は動くよね。だから、体ごと動いて入り身転換する。あるいはこう(お腹側から入り身して)相手の後ろに入る。こう(持たれた腕を張り、相手の脇に肩から入って呼吸投げ)も出来るよね。」

相手に反発されない動きで崩していく。

片手持ち二教(表)

持たれた腕を横に張る 。
もう片手でつかんでいる相手の手を二教で取って外す。

相手の後ろに入る。
相手を大きく動かしながら、後ろへと回り、崩す。

片手持ち呼吸投げ

掛かり稽古。
白帯チームは2つに分かれてもらう。
おじ様チームはAbさんにお願いして、私は中学生チームと一緒に稽古。

新しいAさんが、同じ中学生と組むと笑顔も出るので、良かったと思った。
自分の親世代の大人とばかり組んで緊張するよね。
慣れたら学生同士でも組めるから、もう少し頑張って。

前受け身の個人的課題

「左の前受け身の時、畳半畳くらい曲がっていて危ない」と先輩。
新しい人ならいざ知らず、1級でそれはおかしい。
意識して真っ直ぐ受け身取れるようにするべき。

自分では全然気付いてなかった。

準備段階の受け身練習の時、畳の線の上で受け身して、真っ直ぐになるよう修正すること。
意識してまっすぐ受け身とれるようになれば、その内自分で方向をコントロールできるようになるそうです。

畳の線の上でなるべく受け身すること、スタートと最後の位置の確認を意識することを心掛けます。

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