二教尽くし~動いている間に形を作っておく

Day109   藤沢合気道会  2019.6.9  2019.10.5

今日は二教の稽古が多かったです。

二教尽くし

正面打ち二教(表)

掛かり稽古方式。

一教と同じで体と腕で一緒に前に出ること。
相手を腕でドーンと突き放さない。

畳に崩してから、相手の手を二教に取っていたけど「そろそろ途中で取れるように練習してね」とのこと。

空中で取るのは難しい。
まずは腕を自分の膝に押し付けた状態で取るところから。

正面打ち二教(裏)

大きく相手の裏に入る練習。
さ~っと180度くらい円を描くように、相手を導く。

相手が崩れたところで二教にとって、低い位置のまま自分の肩口につける。
その手が外れないように、もう片手で押さえておく。

相手が起き上がってきたら、二教を決めて、畳に崩す。

この時、Fさんが後ろに下がって、相手が起き上がり過ぎないようにしているのかと思った。
真似したら全然うまくいかない。
Fさんが完全に立ち上がってしまって、二教にならない。

Fさんは相手に寄って、それから相手の体ごと移動する感じで崩しているそう。
ここ(受けの背中)から連れて行く感じ」かなり近い。
私のように、相手から離れてしまってはダメだと分かった。

近付くと相手が起き上がる→相手ごと移動しながら二教を極めて崩すって感じかな?

相手が畳の上に崩れたら、手は緩めないまま、自分のお腹から相手の腕に寄っていくことで、相手の肘を返す。
そして最後の極め。

ここで変に「痛くないかな?」と手を緩めたり離したりしない。
自分の体で相手の肘を返すのは自然な動きなので、相手を傷めない。

確かに、肩が固い私でも、そんなに痛くなかったので、大丈夫そうだ。
(一教(裏)のように相手の後ろに入りながら崩すのではなく、体勢崩れた相手をそのまま畳に押し付けるようにしていくやり方)

交差取り二教

相手のお腹の方に背中で入り身しながら、持たれた手を内側から回して相手の手首にかける。
この時、相手の手首が90度に曲がっているように。
もう片手は、その手が外れないように上からおさえる。

自分のお腹に向かって、ローラーが回転するようにまわす。

Nさんは動いている間に相手を下へ誘導して、上がってきた時にはもう二教の形になっている。
動いている間に形は作っておくこと。

二教は手首を極めるものなので、相手の手首が90度になっていることが大事。

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ここから下は たまに意味不明な 稽古備忘録です。

本日の稽古内容

片手持ち四方投げ

自分のお腹の前の線、カッコいい言い方でいうと「正中線」から腕が外れないように心掛けた。
腕がぶれたり、転換して相手の腕の下をくぐるときにぐらつく。

天地投げ(表)

天(上)の腕と同時にそちらの足も出すようにする。
腕だけで動かさない。

正面打ち一教(表)

数人で組になり、ひとりずつテンポよく打ち込んでいく掛かり稽古方式。
これも、腕だけで前に出ず、体と腕と一緒に前に出ること。

受けは、なるべくお腹を相手に向けて粘る。
すぐに背中を相手に向けない。

正面打ち小手返し

二教(裏)の練習と同じように、裏に入って、相手を大きく誘導する。
それから向き直って小手返し。

飛び受け身、後ろ受け身に逃げずにやれるようにはなったけど、軌道が安定しない。
着地が腰だったり、背中だったりする。

Wさんに飛び受け身を教えてもらう。
勢いつけない。
自分で飛ぼうとしない。

前受け身するつもりで頭から入り、肩甲骨で畳に接するつもりで。
低い位置から受け身する。
相手に持たれた自分の手を、もう片手で押し下げるようにしてもいい。

Wさんはコロ~ンと自然に転がっている。
空中にいない。

私は足で蹴って踏み切るので、滞空時間があり、そこから落ちるので衝撃が生まれる。
もっと低い位置まで下がらないといけない。

片手持ち呼吸投げ

出来ると思ったら、全然できなかった。
もしかして、ずっとテキトーになんとなくやっていたんだろうか。
まずい。

相手の外側に入り身。
転換して相手と背中合わせになる。
ここまではなんとか出来るようになった(と思う)

持たれた腕と足を一緒に動かして投げる。
ここで、最後の形がおかしい。
Oさんと全然違う。

あれ?足が逆?となったところで時間切れだった。
残念無念。

もしかして体の向きが変だったのかも、と後で思った。
投げる方向(前)ではなく、相手にお腹向けてたから?
いや、その前の動きから違ったのかな?

来週、Oさんが時間ありそうだったら聞いてみよう。

追記 : 次の週、聞いてみた。出来なかった。そして、どんな技だったか記憶も薄れてきた。また稽古でやる時を待とう。2019年6月

半身半立呼吸法

座っている人の両腕をつかみに行き、投げてもらう。
この時、投げられる方は体の力を抜き、肘も伸ばし、畳にのめり込むように受け身する。

投げる人は、相手が近づくのに合わせ、下から腕を上げていく。
腕が上がってきたから、相手は思わずのけぞりながらつかむ。
のけぞっているから、投げることが可能になる。

漫然とバンザイした状態で相手につかまれたら、投げるどころか、転がされるのがオチ。

最後に

今日の片手持ち呼吸投げのように、動き方は分かるだろう、と思ったのに、分からないまま時間切れになると、すごく焦る。
初めてだったり、複雑な技だったりしたら、まだ仕方ないなぁと自分を慰められるんだけど。

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