Day146 藤沢合気道会 2019.10.13 2019.11.6
初段審査への要改善項目
稽古後にT先生。「来年秋の初段審査を目指そうね」
わーい、頑張ろう。
「まずは、やれる体を作ろうね。技術は後からいくらだって身につけられるから。」
1級になった春にも「これから1年かけてアスリートになろうね」って言われた。
つまり、体力が1番の要改善項目?
始めた頃に比べれば、稽古についていけるようにはなった。
でも、何本も受け身取るとフラつく。
稽古の梯子する先輩もいるけど、今の私には無理だ。
体力と持久力が必要だなぁ。
柔軟性と筋力も必要な気がする。
合気道的体力=たくさん受けが出来ること
今日の稽古で、飛び受け身練習をした。「黒帯さんだけね。白帯さんは休んで。あ、道子さんはやってね。」
黒帯に混ぜてもらえると、嬉しい反面、体力的に辛い。
これが辛いと感じず、ついて行けるようにならないといけない。
半身半立ち呼吸法の形で、取りは最後まで受けの片手を持ったまま、投げる。
受けは左右に飛んでベターッと畳にのめり込むように受け身する。
飛び受け身自体は怖くなくなったし、失敗せず出来た。
ただ、起き上がるのに苦労する。
つかんでくれてる取りのMさんの手にすがって起き上がる。
Mさん、引っ張られて「おっとっと」ってなってた。
…これは違うな。
こんなことやってる黒帯、見たことないもん。
私がMさんを投げる。
つかんでる私の手を全く引っ張ることなく、Mさん起き上がってくる。
腹筋と体のバネを使ってる?
バーンと受けを取る、を終着点と考えず、受け身した反動で起き上がるまでが1セット、と意識した。
Mさんの手に頼らずに起き上がれるようになった。
でもこれ、体力消耗する。
合気道における体力=受けを沢山とれる、という側面がある気がする。
「やれる体を作ろうね」はそういう意味だろうな。
大学の合気道部では、毎日受け身100回以上やるって聞いた。
私の場合は、後稽古で投げてもらう、稽古しない日は自主練する?
どこでやれるかな…。
ここから下は
本日の稽古内容
座技正面打ち一教(表)
打ち込んできた相手の腕を鉄棒のように両手でつかむ。相手の腕・脇の下の空間に向かって、膝行で進む。
相手をすぐに崩そう、切り下ろそうとせず、ゆっくりと動かしながら、進む練習。
座技正面打ち二教(裏)
もし表を掛けて、相手がそのままなら、裏をかける必要はなくなる。「相手が抵抗して起き上がってくる。だから、裏を掛ける、というドラマがある。」
相手が起き上がってくるのに合わせて、二教裏をかけて崩す。
後ろ両手取り三教
相手がつかんできた手は自分のお腹の前に固定。相手に合わせて動き、両腕をばっと上に張る。
そして相手に向き直る回転で抜け出す。
自分の前に相手の下の手がくる(相手が最初につかんできた手) その手を三教にとる。
もう片手は相手の指先から煽るようにする。
相手の肘を相手の顔に向けて突き刺し、自分のお腹を相手に向ける。
三教は自分の胸につける。
相手は痛くて後ろ回りに移動する。
タイミングを合わせて、相手の腕を振り下ろしながら、前へ出る。
相手の肩口に体重かけながら、前へ崩す。
この時、大事なのは三教の上の手の甲がずっと上を向いていること。
ずっと上向けたまま、崩し、最後の極めの持ち替えまで緩めない。
緩むと逃げられてしまう。