今日はいつもより人数が少なかったので、木刀を振りました。
木刀の振り方
握り方
親指と人差し指の付け根のV字部分が、太刀の上にかぶさるように握る。左手で柄の根元を握り、指2本あけて右手で握る。
バットのように鷲掴みにしない。
バット握りはトップスピードは速いが、防御が弱い。
肘を横に開いたり、脇をあけない。
脇はしめておく。
振り方
振りかぶった時、後ろに行きすぎない。指2本あいた部分が脳天かその前にある程度。
振り下ろしながら、両手の小指・薬指を締めるようにしてお腹の前で止める。
刀は地面と水平になる。
前後斬り
前へ振り下ろし、肘を畳みながら刀を振りかぶって、転回して後ろを向いて斬る。足は踏みかえずに、そのまま180度反転する。
そしてまた前を向いて斬る、を繰り返す。
振りかぶる時は、刀を斜めに上げない。
真剣だったら耳を切ってしまう。
先にお腹が180度方向転換して、手は頭上を通り、振り下ろす。
体術に生かすためにも、きちんと先にお腹を向けることを心掛ける。
四方斬り
前、後ろ、(自分の)右、(180度反転した)後ろを斬る。方向変えていくけれど、180度後ろ、あるいは、その位置から右を斬る、と覚えておけば何とかなるかな?
ここから下は
準備運動をしっかりと
先生役のNaさんの指導で、きっちり準備体操をしました。
開脚での柔軟「はい、もう少し足を開きましょう。」
長座から体を捻じる運動「腕は横ではなく、自分の後ろにつく。そして真後ろを見ます。」
脇腹が攣るかと思った…。
いつも何となくやっていたと実感。
普段から、きちんと負荷をかけて柔軟しないと、意味ないな。
「体を柔らかくしたい」と言いつつ、痛いのは嫌だから、柔軟する時もそんなに伸ばしてない。
痛すぎるのはダメだけど、もう少し頑張ろう。
そうしないと、いつまでたっても変わらない。
「体を柔らかくしたい」と言いつつ、痛いのは嫌だから、柔軟する時もそんなに伸ばしてない。
痛すぎるのはダメだけど、もう少し頑張ろう。
そうしないと、いつまでたっても変わらない。
本日の稽古内容
両手持ち四方投げの形でストレッチ
四方投げの形で相手の背中を伸ばす。受けが気になって、そちらを向いてしまう。
前後斬りするように180度転換したら、前を向く。
腕も前に伸ばす。
片手持ち四方投げ
投げた後、相手の肘を下方向におさえるのでは、逃げられやすい。肘を相手の上方向に伸ばす。
相手の脇が伸びて、畳から浮くくらい。
少年部の受け
来週の昇級審査に向けて、子ども達が練習している技の受け。天地投げ・片手持ち呼吸投げ・片手持ち四方投げ・正面打ち入り身投げ・正面打ち一教。
できる技が増えてきて、子ども達も充実感を感じてるみたい。
諸手取り四方投げ(太刀)
取りが太刀を中段で構える。受けが両手首を持つ。
前後斬りのように、まっすぐ前に出て振りかぶり、まっすぐ振り下ろす。
下までしっかり振り下ろすこと。
諸手取り四方投げ(太刀)
持たれた後、動いて相手を崩してから四方投げ。最初は時計の針でいうと6時と12時にお互いがいる。
それを5時と7時の位置になるように動く。
相半身で持たれて、後ろ足を引きながら体を開く。
相手が前のめりに崩れるので、踏み出して振りかぶる。
…太刀が邪魔で誤魔化しがきかず、上手く行かない。
諸手取り四方投げ
今度は太刀なし。Wさんの前足を引くやり方。
前足を引いて相手が崩れたところで、今度はその足で踏み出しながら振りかぶる。
これだと、斜めではなく、前後に動くので間違えない。