2020.10.11 2020.10.29
武道はスタイリングも大事
初段審査動画を観て、自分と先輩方との佇まいの違いに愕然。
「これからは黒帯っぽくカッコいい動きを目指そう!」と決心しました。
自分ではビシッと残心してるぞ、と悦に入っていたその時。
K先生「レディの嗜みとしては、その格好はちょっと…。投げる時は綺麗に半身になろう。」
「武道はスタイリングも大切。形を決めて強く美しく。」
腰を沈めて安定させればOKと思ったけど 大股開いた 四股を踏む形はレディとしてはイマイチか。
修正しようと思ったけど、癖になっているみたいで、踏ん張っちゃう。
あ~ら、嫌だわ、ワタクシとしたことが。
※ 描いていませんが、道場では全員マスク着用です。 |
「帯は後ろでバッテンにならず、1本に重なるように締めよう。」
受け身の課題
受けの反射神経
自由技で予想外の技を掛けられると、反応が遅れる。
前受け身かなと思ったのに、後ろに投げられたりとか。
受けの反射神経も鍛えたい。
審査や演武の受けをするチャンスを逃さないようにしよう。
新しい人と組むのも、意外と受けの練習になると思った。
先輩はこちらの様子を見ながら投げるけど、新しい人はただ技を掛ける。
こちらの予想を裏切るので、反応できるようにしたい。
後ろ受け身
後ろ受け身は、合気会本部だと後ろにはまっすぐ倒れないらしい。
脊髄をぶつけるから。
まっすぐ倒れてしまったら、両腕で力いっぱい畳を叩き、肩甲骨を寄せて脊髄を浮かせる。
私は背骨がゴツゴツしてるので、学生時代はコンクリで腹筋運動すると、背骨が当たってあざになった。
畳だから感じないけど、毎回背骨をぶつけてるかも。
前にSYさんが「後ろ受け身は、背骨の横の部分が畳に当たるように」って言っていたけど、そういうことだったのか。
勢いよく投げられて衝撃を逃し切れないと、そのつもりなくても体が回転する。
そうなると、後頭部や首がつっかえて痛い。
軽いむち打ちになりそうだ。
完全にまっすぐ後ろに倒れるのではなく、少し斜めに畳に接するようにしよう。
つい、両膝曲げてまっすぐ倒れてしまっていた。
基本通り、片膝を折って受け身すれば角度つくはず。
グループ道場で、後ろ受け身は横向きに接地、回転して起き上がる人達がいる。
合気会道主の演武動画に出てくる受けの人達みたいな動きだ。
行事で会えたら、やり方を教えてもらいたいな。
危険回避の受け身
腰投げ・十字投げ・武器取りは、腕固定状態で投げられるし、受けが難しい。
危険回避で、投げられる一瞬前に自分から飛んで受け身するようだ。
腰投げは相手の足の間に自分の頭を入れ込む動線で、飛んで受ける。
そう言われても、高い位置で抱えられると、怖気づく。
モタモタするから余計危ない…の悪循環。
どんな投げでも受けられないと、本当は審査の受けをやっちゃいけないんだろうな。
受験者の大事な局面で「受けが下手だから、出題技が掛けられない」なんて、目も当てられない。
願わくば「受けは道子さんか。軽いし 忖度してくれるし 受け身上手いし、ラッキー!」って喜ばれるようになりたい。
手足が長くて大きい人は、見映えがするので、演武の受けに最適。
小さい私は、技掛ける時の負担が少ないから、審査の受けに最適ですよ!← と売り込んでみる。
その前に、受け身が出来るようにならないと。
上手い人の受けを見て、真似して、練習しよう。
この線より下は、個人的な稽古備忘録です。
月曜日の稽古
なんとか稽古終了前にたどり着きました。
T先生「審査の時も言ったけど、とにかく稽古は繰り返して繰り返して、体で覚えるしかないよ。頭で色々考えても、1歩出たら忘れちゃうんだから。」
本当にその通りだと思った。
やるしかない。
両手取り天地投げ
相手に両手をつかまれた時には、すっと自分のお腹に引き込んでいる。
腕は自分のお腹の前に立てた棒をしごくように、上下に開く。
腕で引いたり、相手を引っ張らず、ただ自分の軸中心に回る。
相手が誘い込まれてきたところで、投げる。
両手持ち四方投げ
両手をしっかり伸ばす。
下から上へ、波のようなイメージで伸ばす。
木刀を持ってる感じ。
ぐぐっと伸ばされると、相手はのけ反る。
そこから四方投げに入る。
同じ側で続けて投げてしまう。
片手取りだと間違えないけど、両手持ちの時は気を付けないと。
片手取り呼吸投げ
相手に持たれる時に肘を畳み、手の平相手に向けた状態で胸につける。
そのまま沈む。
飛び受け身した時、内臓に衝撃がくる。
Fさんみたいにふわっと落ちずに、真っすぐの板がぶつかるみたいになってる。
体の力を抜こうと思っても、飛ぼうとする時に力入って、そのまま行ってしまう。
投げ10本
さっきの片手取り呼吸投げでお互いに10本ずつ投げる。
結局、最後までうまく受け身取れなかった気がする。
悲しい。
火曜日の稽古
今日から畳を敷いての稽古です。
座技正面打ち一教
座技呼吸法
片手持ち呼吸投げ
両手持ち天地投げ
突き小手返し
短刀取り(突き小手返し)
逆半身片手持ち二教
持たれた手を内側から回し、相手の手首を握り込んで、もう片手で上からおさえる。
(表) 相手の懐に踏み込みながら、沈む。
(裏) 相手と位置を入れ替わるようにしながら、沈む。
あまり効いている感じがない。
杖振り
11の杖・13の杖・31の杖
杖の合わせ
日曜日の稽古
午前中は、先週の審査でT先生が「ここが皆の課題だな」と感じたことを稽古した気がします。
座技正面打ち一教
(表) 前へ前へと出る。
(裏) Oさんの裏は、相手とぶつからずにスッと巻き込んで捌く。
倒すぞ!じゃなくて、はい、こちらにドーゾって感じ。
滑らか。真似したい。
片手持ち一教 (裏)
持たれた腕を横に開く。
手首を持って、後ろに入りながら崩す。
片手持ち二教(裏)
持たれた腕を横に開く。
同時に、手を外側に回して、相手の手首をつかむ。
もう片手で相手の手を二教で持つ。
斜めになって、手を肩口につけ、肘を相手の腕にのせて脇を締める。
二教で極めて、相手を畳におろす。
入り身 (4種類)
入り身は、歩いたまま、相手とギリギリですれ違うくらいを心掛ける。
離れすぎない。
相手にぶつかるくらいでいい。
- 相手の外側にまっすぐ入る
- 相手の外側に肩(背中)から入って、転換して並ぶ
- 相手の内側にまっすぐ入る
- 相手の内側に肩(背中)から入って、転換して並ぶ
入り身(正面打ち)
正面打ちしてくる相手に、4種類のどれでもいいので、入り身する。
入り身(二人掛け)
2人が交互に正面打ちするので、入り身でさばく。
後ろに下がらない。
前へ出る。
どんどん正面打ちされると焦る。
意外に、まっすぐよりも肩からの入り身の方がやりやすい気がした。
お互いに投げる
白帯同士、黒帯同士で組むように、とのこと。
私は黒帯のTさんと組みなさい、と言われた。
10本投げてもらって、ヤレヤレ終わった~と思ったら、Tさん「まだ半分だよ。黒帯は倍の20本だからね。」
おお…黒帯って感じする…ゼエゼエ。
午後は出稽古先へ。
こちらは来週が審査なので、2コマ(4時間) の審査対策。
前半はみんなで稽古して、後半は白帯と黒帯に分かれて審査対策。
私は2段受験予定のZさんの受けが主でした。
沢山練習したので、覚えている内容だけを抜粋。
座技正面打ち一教
正面打ち三教
正面打ち四教
正面打ち回転投げ・突き回転投げ
相手の肩口をバッテンにクロスした両腕で狙う。
入り身した時、奥になる腕が外側にくるバッテン。
入り身した瞬間にバッテンを開いて首と腕をおさえる。
この時点で相手を崩し、回転投げの形が完成する。
タイミングが大事。
手前だとうまく行かないので、相手の肩口をしっかり狙う。
このやり方、審査で出来ればよかったな。
次までには会得しよう。
諸手取り四方投げ
がっちり握っている相手の力とケンカしない。
片手持ちのストレッチでいつも練習している要領で、斜め前に力を逃して四方投げ。
多人数掛け
後ろに下がらない。
前へ出る。
正面から相対しない。
相手に対して斜めになり、出会い頭の呼吸投げ、が対応しやすい。
ひとりに時間かけていると、他の受けにつかまる。
相手に囲まれないように、弱そうな相手(そこで私を見ないでください!)を他の受けに ぶつける 向かって投げる。
自由技
とりあえず、入り身投げ・小手返し・四方投げをやる。
表・裏と掛けている間に次の技を考える。
呼吸投げ・回転投げとか、臨機応変に。
座技呼吸法
大事なのは足の甲~膝下の部分。
正座して畳に接しているこの部分に、相手の力を逃す。
壁に向かって正座して、手の平で壁を押しながら、この部分を意識する練習をするといい。
腕を上げる時に使うのは、脇の背筋?
脇の下の体の側面部分。
相手に、こちらがどう動くかの情報が伝わらないと、つかまれていても腕はすっと上げられる。
自分の指先で誘導するように上げる。
う~ん、いいことを教わってもすぐには出来ない。
まずは正座しての壁押しからかな。