2020.10.25 2020.11.8
審査が終わって、落ち着きました。
また地道に稽古します。
力まない、考えない、流れのままに
飛び受け身、出来る時と出来ない時の差が激しいです。
上手い人にバンバカ色んな投げ方してもらうと、自然に出来る。
審査時の受けも必死だから、あまり考えずに飛べる。
※ 実際には全員マスクを着用しています。 |
でも小手返しや半身半立ち呼吸投げなど飛び受け身と限定された瞬間、体が固まる。
「飛び受け身だ飛び受け身だ飛び受け身だ。上手く出来るかな」と力んで、体が硬直する。
えい!と蹴って飛び、丸太みたいにバターン!と落ちて、とっても痛い。
腕を抱えて座って投げる技で、手を放してもらい、前受け身した。
T先生「それだと楽でしょ。手は最後までつかんだまま、投げてもらう練習をしよう。」
片手ずっと持ったまま、投げ。
「ゔっ」バーンッと畳に落ちて、内臓に衝撃が…。
「力むとその力みはすべて自分に跳ね返ってくるから、痛いでしょ。」
「頭でああしよう、こうしようと考えても意味がない。大きい人、力強い人、いろんな人がいるし、いろんな投げ方をする。頭で考えている時間なんかないから、自然に受け身とれるようにならないと。」
いつも言われるように、力まず、頭で考えず、自然に流れのままに受ければいい。
言葉では分かるんだけど。
出来る時もあるってことは、出来る体になってるわけだから、後は気持ち・意識の問題のはず。
「とにかく怪我が怖いから。肩から落ちるくらいなら、鎖骨を折る程度ですむけど、頭や首は下手したら死ぬからね。」
鎖骨の骨折でも充分怖いです!
「怖いけど跳ぶぞ」と力んで踏み切った状態のまま、板のように畳にぶつかる。
組んだAさんを「投げるの怖い」って怖がらせてしまった。
バーンと落ちる度に先生が苦笑い。
1回だけ「今のは良かったよ」確かに衝撃を感じなかった。
でも、やり方がどう違ったのか自分では分からない…。
「例えば陶芸とか」と先生のお話は続く。
瀬戸物は固くて、落としたらすぐ割れちゃうって話かな?
「あれは土くれを最初に何度となく叩きつけて、柔らかくしてからじゃないとロクロが使えないんだよ。」
瀬戸物どころではなく、土くれにたとえられた~!!
しかも思い切り叩きつけてるジェスチャー付きだ!!!
「千回くらい受け身とったら出来るようになるよ。」
私はカッチコチの土くれ。
畳に叩きつけまくられないとダメってことですね…。
コロナ予防で後稽古しないから、回数稼げない。
稽古中ずっと飛び受け身するわけじゃないから、週20回としても 1000÷20 = 50週 = 12.5ヶ月 = 約1年…先は長い。
せめて、普段から体の力を抜く練習しよう。
合気道に限らず、力んでしまう人は多いようだ。
ネットでもたくさん記事があった。
特に整体院関係のブログが多い。
「体の力が抜けず、凝り固まって、怪我する患者さんが多いです」だって!
怖い怖い。何とかしたい!
⇒ 身体の力を抜く簡単な3つの方法(アイディアヒューマンサポートサービス)
この3つの方法は、稽古中も言われたことあった!
〇十年固め続けた体、諦めずに少しずつ緩めていこう。
題名だけで読みたくなりませんか?(笑)
私もいっつも言われてるけど、どーにもこーにも何ともならない…。
こうやってネット検索してたら、またT先生に「だから、頭で考えてもダメなんだって」って呆れられそうな気がする…。
ここから下は
月曜日の稽古
Day224 藤沢合気道会 2020.10.19
仕事が早めに終わったので、あまり遅れずにすみました。
片手持ち呼吸投げ
入り身転換して、相手と並ぶ。
相手と一緒に前へ出る。
腕は斜め上だけど、自分の意識?は相手の足元へ。
片手持ち呼吸投げ
前足を相手の前足の横に置く。
そのまま、足の位置は動かさずに転回して、相手と並ぶ。
投げ方は同じ。
「入り身転換は基本だし、よく練習するよね。慣れるとこちらの方が使いやすいかも。」
「両方出来るようにしておこう。」
入り身転換は「1・2」だけど、こちらの入り方は「1」で相手と並ぶことが出来る。
確かに速い。
でも、つい入り身転換しちゃう。
相手と並んで一緒に動く練習
さっきの片手持ちから相手と並び、一緒に動く。
並んだ時、相手とくっつくくらい近付く。
腕の力を抜いて、自分のお腹の前に集め、ひじが相手の腕にのっているくらい。
引っぱったり、捻ったりすると、繋がりが切れてしまう。
一緒に動く。前・後ろ・横・上・下。
相手に持たれる前に動く練習
「相手に持たれたところから練習したけど、実際はつかまれちゃったら、もう終わりだから。そこから動くことなんて、無理無理。」
「だから、持たれる前に動く。」
相手から距離を取って、手ではなく、相手の全体を見るようにすると上手くいく気がした。
ベクトルをひとつにする練習
受けは取りの片手をつかみ、ぐっと相手に向かって力をこめる。
そうすると、取りの腕Aベクトルに対して、受けの腕Bベクトルはぶつかっている。
T字路みたいな感じ。
AベクトルとBベクトルをひとつにしてCベクトルにする。
2本の川が斜めにぶつかって、合流して1本の大河になる感じ。
引いたり押したりせずに、受けの斜め前にCベクトルを作るように誘導する。
そのままCベクトルを生かし、前へ出て呼吸投げ(後ろ受け身)
片手持ち呼吸投げ
手の平上向きで手をつかませる。
手の甲を自分の胸につけるように、相手ごと引き込む。
前へ出ながら、親指下向きに螺旋を描きつつ腕と体ごと沈む。
片手持ち呼吸投げ
さっきと同じように、相手を誘い込む。
腕を伸ばした状態で、綱引きで体ごと後ろへ倒れ込むようにしながら、相手を引き込む。
相手と場所を入れ替わるようにしながら、沈んで投げる。
火曜日の稽古
Day225 腰越合気道研究会 2020.10.20
座技胸取り二教
半身で取らせる。
後ろ足(膝か)を進めながら、下から顎に当身を入れる。
当身を入れた手を滑らせながら、体を開いて相手を崩す。
つかんでる相手の手を持つ。
力を入れてギューギュー持たなくてもいいけど、しっかり自分の体に対して圧がかかるように、くっつけておく。
(表) 胸に当てている手が緩まないようにしたまま、おさえて二教。
今まで、正面打ち二教のやり方と同じだと思って、手を体からもぎ取って、二教に取っていた。
胸取りならではの繋がりを生かすのか。
(裏) 胸に当てた手は緩めず、もう片手で相手の手首をホールドする。
相手の手首・肘が曲がって、そこに気があるように?
手でギュウギュウ握り込むと気が止まっちゃう?ので、気を付ける。
つながっている腕を通して相手の胸?中心?を攻めるように、ふわーっと脇を締める。
難しい。
K先生の極めは、力入れてないのに、畳にのめり込む。
座技呼吸法
片手持ち呼吸投げ
横面打ち小手返し
(表) 下方向から肘~手首の間・顎に折れない腕でしっかり当たる。
顎に当身入れた手を自分の腕の上から相手の腕の下に差し込んで、バッテンにする。
腕を返しながら、相手の裏に入る。
上から手首をつかむ。
もう片手で手の甲を包みながら、相手に向き直って小手返し。
(裏) 転身しながら、両手首外側で相手の腕を叩き落とす。
この時、離れすぎない。
相手と並びながら、裏に入る。
手首を上からつかむ。
もう片手で手の甲を包んで、小手返し。
横面打ち小手返し(短刀取り)
やることはさっきと同じ。
小手に取る時、甲全体ではなく、相手の薬指・小指側を主に攻める。
相手をひっくり返さずとも、仰向けに畳に寝かせた状態で短刀を取り上げられる。
最後の投げでしっかり半身になる。
小刀の合わせ
互いに相半身で片手で小刀を持つ。
(表) 正面打ちしてきたのを、吸収するようにまっすぐ受けて、相手に返すようにまっすぐ前に出る。
互いに小刀に張りを持たせ、合わせたまま、最後まで。
受けは後ろ受け身、取りは刀を離さないままに残心。
(裏) 刀を持った肩を相手に見せるように、後ろ下方向へ受け流しつつ誘い込み、上へ流れてから相手に向かっていく。
「道子さん、顎が上がってるよ」刀の先ばっかり見てた。
「相手の全体を見るための練習だからね。」
刀ではなくて、相手の体全体を見る。
木刀の合わせ
左側に持って、互いに礼。
正面に構える。
袈裟に構えてから、互いに合わせる ← ここで間合いを確認。
袈裟から打ち込む。
取りは刃を相手に向けるように、刀を寝かせて受ける。
あまりバチーンと刀を下まで振り下ろさない。
水平に相手の刀を張りをもたせて、おさえる感じ。
自分の手 → 刀の接点 → 相手の手 → 相手の腹 とつなげるようにして、相手に向かって進む。
腰を落としておさえ、そのまますり足で前へ。
右はいいけど、左袈裟で構えて、相手の刀をおさえる時、刃が自分の方を向いてしまう。
これだと (裏) になって、相手を引き込む方だ。
杖振り
11の杖・13の杖・31の杖
杖の合わせ
基本の合わせ
11の杖の合わせ
合わせをやると、素振りの時も「これは払い。これは突き」と意識できるので、メリハリつく気がする。
土曜日の稽古
片手持ち入り身転換
相手にガッチリつかまれる直前に動き始める。
接点に自分の重みがのるようにする。
相手から離れず、肘が相手の腕にのるくらい近くで。
諸手取り呼吸投げ
ガッチリ持たれてしまったら、下方向から肘を曲げるようにして動かす。
吸って(持たれる・動く)吐く(投げおろす)
諸手取り呼吸投げ
ガッチリ持たれたら、入り身転換して自分の中心に腕を持ってくる。
相手の中心からは外し、自分のお腹の前にある様に。
下方向から肘を曲げて、親指から誘導するように上がってくる。
あるいは、自分のお腹に集めるように、少し下の中心方向に相手を崩してから投げに入る。
諸手取り呼吸投げ
持たれる前に流れを作っていく。
日本舞踊みたいに滑らかに動く。
流れを止めない。
諸手取り四方投げ
吸って(持たれる・くぐる)投げる(吐く)
なるべく早く自分の前に相手の腕がくるようにする。
正面打ち一教
相手が振りかぶった時には、その腕の下に入っている気持ちで。
相手の上腕部をおさえる腕は曲げない!まっすぐ。
そのまま相手の中心に進む。
おへそを相手のおへそに向けること。
正面打ちで入り身の練習
相手が振りかぶった時には、背後にいる。
走らない。すり足で入る。
相半身から相手の前足外側に1歩目、そして2歩目で後ろにいる。
後ろから招き猫の手で両肩を下へおさえて崩す。
上手い人は、すうっと撫でるようにして崩す。
さり気なくやれるようにする。
正面打ち小手返し
入り身を使った応用編。
相手の、いつもとは違う側の手を狙う。
相手と背中合わせになるように、深く入り身する。
奥の手(正面打ちしてない方)を取って小手返し。
正面打ち呼吸投げ
その1 正面打ち一教の取り方から、下ろして小手返し。
その2 正面打ち一教の取り方から、相手の腕の内側にお腹から入って、相手を背負うようにくぐって(四方投げ表の軌道)小手返し。
その2の動きがカッコ良くて、皆「それやりたい!」って練習したけど、難しかった。
正面打ち絡み投げ
正面打ち呼吸投げ
両手取り呼吸投げ
座技呼吸法
日曜日の稽古
今日は交差取り(相半身片手取り)がテーマでした。
交差取り一教
手の平下向きで持たせる。
腰を沈めて、下から上へと大きく円を描くようにして相手を崩して、一教。
交差取り二教
さっきは満月を描いたとしたら、今回は半月を描いて、二教に取る。
自分のお腹に引き込むように、相手をしっかり伸ばしてあげる。
受けは体を柔らかくしてついて行く。
固めると余計痛い。
取りについていくことで、自分の体を守る。
交差取り一教
今度は相手の内側(お腹側)に入り身転換する。
相手のお腹に自分の背中がつくように、しっかり入り身転換して、同列に並ぶ。
「意外とみんな、この入り身転換がちゃんと出来てない。しっかり出来るように家で10回でもいいから、やるといい」とのこと。
入り身転換してから、相手に向き直るようにして、一教。
Fさんはこちらの中心にずばっと踏み込んでくる感じがする。
うまく真似できない。
手首側の接点が肝っぽくて、そこにかなりの当たりを感じるんだけど、私は上腕部をつかんでる手の方にばっかり力入れてしまう。
交差取り呼吸投げ
相手の内側に入り身転換する。
親指下向きで腕を張りながら、体を開く。
「そうすると相手の腕の上、腕の下、あるいはここ(足周辺)に空間が出来るよね。どこに入ってもいいんだよ。」
「で、今回はここ(相手の腕の上)に入る。」
相手の腕の上=首の下に腕を差し込んで、両腕を斜め上と下に一直線に伸ばすように、胸を張って投げる。
上の腕は手の平上向き。
最初に入り身転換した時は相手にくっつくくらい。
体を開いた時に少し離れるけど、投げる時には踏み込んでしっかり近付く。
交差取り呼吸投げ
今度は、相手の腕の下に入る投げ方。
腕を相手の脇の下に差し込み、槍でつくようにして前方に投げる。
交差取り小手返し
体を開いた後、相手の手首を上から取る。
もう片手で小手を包み、相手と場所を入れ替わるように、相手が受け身を取る場所を空けてあげるようにどく。
Zさんに「肩甲骨から畳に接するように」と教えてもらいつつ、飛び受け身。
色々考えると、構えてしまって余計体が固くなる。
う~ん、稽古が足りないな。
先生・Oさん・Fさんの投げ
3人にそれぞれ10本ずつ投げてもらう。
Oさんが色んな投げ方してくれて、必死でついていくと自然に受け身が取れる。
「道子さん、飛び受け身完璧じゃないですか~。」
「流れが途切れないし、投げ方が上手いからです」って言いたかったけど、息が切れて何も言えず。ゼエゼエ。