稽古と体調不良
ちょっとした体調不良は、運動すると吹き飛びます。
多少だるくても、稽古行くと元気になる。
でもコロナ禍では、体調悪いと「もしかしてコロナ?うつしたら大変」と稽古を休まないといけない。
「もしかしてもしかしたら」と考えている内に、調子悪くなる気がします。
後で、単なる気のせいだったと分かってガックリ。
合気道 だけ を楽しみに毎日生きてるのに~。
稽古休まずにすむよう、体調管理を万全にして、悪い想像し過ぎないようにします。
「病は気から」って言いますもんね!
気持ちが暗くなると、体調も悪くなるから、朗らかに過ごしたい。
皆さんも、体温が予想外に高かったら、ちょっとジッとして落ち着いた状態でもう1度測ってみてください。
身支度して動き回りながらだと、高くなる気がします ← 私がせっかちなだけ?
きちんと測って「今日も平熱!私は元気!」と自らを鼓舞して仕事・家事・稽古に臨み、毎日を乗り越えたいですね!
「折れない腕」の作り方と使い方
初めてK先生に「折れない腕の作り方は簡単だから教えてあげるね」と言われた時の衝撃は忘れない。
え?!簡単なの?
何十年の稽古の末、獲得するものかと思っていた。
「意外と折れない腕の作り方って、教えてもらわないんだよね。まぁ稽古を通して学べってことなんだろうけど、時間かかるもんね。」
もちろん、可能ならば教えてもらって早く会得したい!
折れない腕の作り方
まず腕を両脇にダランとたらした自然体で、その場でぴょんぴょん飛ぶ。飛ぶのをやめる。
腕はダランとしたまま、両手をブラブラ振る。
手の先がジンジンじわじわしてきたら、両腕をすっと前へ伸ばす(「大きく前へならえ」の形)
これが折れない腕だそう。
K先生が私の両腕を押すと、腕は曲がらず、体ごと揺れる。
押されても腕曲がらない。
腕を押された力が直に体に伝わってる!
折れない腕になった?
ピョンピョン・ブラブラすることで、余分な力みを抜いているのかな。
この状態を体に覚えさせて、いつでも作れるようにすればいいのか〜。
技のたびに、ピョンピョン・ブラブラしてたら「早くしてよ」って言われちゃうもんね。
今日の稽古でも「まず折れない腕を作ってね。」
ピョンピョン、ブラブラ、両腕をすっと手の平上向きで前に出す。
「この手の平がセンサーになってるんだよ。折れない腕って肘は曲がらないけど、指は自由に動かせる状態。だから、相手の手をつかむことも出来る。」
折れない腕は「力入っていて強いから折れない」のではなく「腕自体の力はなく、接点⇔体幹の力を伝えるための筒のような状態だから折れない」ってことなのかな。
水がビュービュー出ているホースのような?
達人はそこから「氣」を出してるのかも。ワクワク。
折れない腕の使い方
「折れない腕は、使えるようになるまでが大変なんだよね。」
教えてもらった通りにして、両腕をすっと出す。
先生が私の手を押すと、腕は曲がらず、体ごと傾く。
「そうそう、腕、折れないでしょ。」
でも、先生と手を合わせて何かやろうとした瞬間「肘曲がってるよ~。」
すぐに折れる…。
一教の形で手刀を互いに合わせて、押し合いっこ。
「今のはおしい」「う~ん、外れてるね」
折れない腕で、相手の腕を通して、胸の中心辺りを狙うそうだ。
先生に〇✖△の評価をもらっても、自分では分かるようで、分からない。
…全く分からない状態に近いかも…。
まずは違いが分かるようにならないと、とてもじゃないけど、出来るレベルに到達するのは無理だな。
Twitterでいつもアドバイスくれる方お勧めの動画「伝統楊式太極拳 推手 春日伝統太極拳」です。
動きが滑らかで美しい。
合気道は必ず半身で相対するから、、まっすぐ向き合っているのが新鮮です。
「互いの接触点を変えずに、相手が押したなら引いて、その力を一定に保ち、そして押す。
最初は押し引きのみで、慣れてくれば∞の動き。
その内に呼吸が合うとダンスのようになって、楽しいですよ」とのこと。
今は出来なさ過ぎる自分が嫌で楽しくない…楽しくなるのはいつの日か。
折れない腕が使いこなせる日を夢見て、頑張ろう。
この線より下は個人的な稽古備忘録です。
火曜日の稽古
85歳の方が体験にいらした。
一緒に準備運動したり、木刀を振りました。
出来なさそうな時は「畳だから危なくないね」って、周りを歩いたり、手足のマッサージ。
「今日はご飯を美味しく食べられそうだ」とにこやかに帰られました。
また、いらしてください。
座技正面打ち一教
座技呼吸投げ
胸取り二教
片手持ち呼吸投げ
可能な限り、相手を上へ伸ばす。
最後までしっかり腕は伸ばしている。
「よし、私の腕、ちゃんと伸びてる」と確認してたら、先生に「上じゃなくて、相手を見ないと」と指摘された。
相手に反撃されないように、ずっと相手を見るんだった。
木刀の合わせの時も、つい木刀見ちゃうし、気をつけよう。
(裏) は、入り身転換して相手を誘い込みながら、上方向へ伸ばしていく。
「自分の可動範囲以上に回らないよ。」
つい、足を踏みかえてグルグル回り過ぎてしまう。
諸手取り二教
(表) そのまま二教。
(裏) 裏に大きく体ごと螺旋を描くようにして、相手を巻き込む。
横面打ち小手返し
受けの時、顎をガードする手は、指を曲げずに伸ばす。
手と顎の間をあけないで、顎にくっつけた状態。
取りは最後、頭をまたがないように注意して、肘を曲げさせた状態でひっくり返す。
短刀取り(横面打ち小手返し表)
木刀振り
正面斬り・袈裟斬り