日中の稽古と夜の稽古

2020.12.27 2021.1.17

日中の稽古・夜の稽古

稽古の条件は時間帯により、それぞれ長所短所があります。


日中だったら、寒い日でも動いている内に体が温まる。

その代わり、夏は汗みどろの蒸し風呂状態。


夜の稽古は、夏でもたまに風があったり、日中ほど気温が上がらず楽です。

でも、冬場は体がなかなか温まらない。

特に今はコロナ感染予防で換気しまくりなので、すごく寒い!


換気で寒い稽古
黒帯の矜持
黒帯になると気合が入る
足裏の温め方
※ 実際には全員マスクを着用しています。

指先がかじかんで、しもやけになりそう。

特に足が冷えます。


T先生が「今年は道着の下に足袋・スパッツやトレーナーなどを着込んでもいいから、この冬を乗り切ることを考えて」と仰ったけど、足袋購入を真剣に考えてしまいます。

でも足裏が滑りそう。

滑る足袋とかじかんだ素足、どっちがマシかな?

飛び受け身は先生も多少は痛い

出稽古先のK先生は私のブログを読んで、お悩み相談にのってくださる。


「飛び受け身が痛い痛いって書いてるけど…飛び受け身って痛いもんだよ。僕でも痛いよ。」

先生でもそうなの?


関節技と同じ。極まったら、痛いでしょ。」

慣れるけど、痛いものは痛い。

なるほど。そりゃそうか。


しかし、私の飛び受け身を初披露したら、予想以上に下手だったみたい。

先生、しばらく固まる。

「な、なるほどね…確かに痛いね、それじゃ」納得されちゃったよ…。


「まず、腰が引けてるよね。」

どうも、飛ぶべき時に一瞬止まってから、飛んでるらしい。

まだ怖がってる?


「それから、正しい形で、きちんと畳を叩いて受け身すること。

下の足は「4」の形に折り、上の足はまっすぐな状態にする。

きちんと腕で畳を叩く。


私は、流れにのらずに、飛ぶ前に一瞬止まり、それから踏み切って飛び、中途半端に落ちて焦ってすぐ立とうとする感じか。

そして腰を打ち付ける。

もうちょっと落ち着こうか、私…。


お手本を見せてくださると言うので、半身半立ち呼吸法で、K先生を投げる。

…投げられない。潰されそう。

「もっとお腹出して。相手にお腹で向かって。」


半身半立ち呼吸法は、取り・受けともに練習が必要だ。

この稽古は黒帯になってから増えた。

白帯の時はそんなにやらなかった。


K先生の飛び受け身はT先生と同じ。ずっしりと中身が詰まっていて重厚感ある。

相手に投げられるまま、体を投げ出す。

投げたこちらが、引っ張られてぐらつくくらいだ。


自ら飛ばず、流れにのっているのがよく分かる。


「もうひとつ気になったのは、後ろ受け身の時、回って起きるよね。」

回転後方受け身してないのに?おかしいな?


回転しないけど、横に転がってうつ伏せになり、腕使って起き上がってた。

膝痛めた時の癖が残ってるんだ。

相手から目を離さない。そのまま起き上がろう。


転がる後ろ受け身を好む先生もいるけど、普段教わってる先生方は、転がらずに起きる派のはず。


倒れたら、そのまま起き上がる。

膝の調子が悪い時も、相手から目を離さないで立つこと。


スポンサーリンク


ここから下は たまに意味不明な 稽古備忘録です。

火曜日の稽古

Day249 腰越合気道研究会 2020.12.22

座技正面打ち一教

取りの時、すぐに相手の手首を握ろうとする癖がある。

まずは手刀で相手をさばく。握っちゃうと、動きにくくなる。」


手刀で相手の手首を引っかけるように、すーっと捌いて、握るのは最後。

相手の上腕部側は握っても大丈夫そうだ。


受けの時「肘に力が入り過ぎる」と言われました。

いつも言われる。


自分では特に何もしてない。普通。

「力入ってる状態」が私にとっての自然な状態?!

根本的改善が必要だ。

座技呼吸法

片手持ち呼吸法

天地投げ

天(上)の腕の力が曲がりがち。

しっかり伸ばす。

折れない腕使う。

横面打ち小手返し

杖振り

11の杖・13の杖・31の杖

基本の合わせ

日曜日の稽古

Day250 藤沢合気道会 2020.12.27

先週見学にいらした女性が、今日は一緒に体験です。

来月から入会してくださるそうです。

仲間が増えて嬉しい。


今日は、Fさんがずっと新しい人についてくださった。

出稽古人にお世話役させるのは、本来はご法度らしい。

わざわざ出稽古に来てるのに、自分の稽古が出来なくなってしまうから。


私も一応 黒帯だし、Fさんには 到底 及ばないけど、お世話役を頑張りたい。

後ろ受け身の練習

順を追って練習しました。

体育座りで膝を抱え、起き上がりこぼし → 仰向けで両腕で畳を叩く → そのまま首上げて帯を見る → 首上げたまま両腕で畳を叩く


長座から後ろに倒れ、そのまま起き上がる → 起き上がる時に片膝は折って畳の上に、もう片膝は立てて起き上がる

片手持ち呼吸投げ

まっすぐ前に出る。

片手持ち呼吸投げ

入り身転換して、相手にお腹で向かっていく。

片手持ち四方投げ (表)

逆半身で腕持たれたところから。

相半身になってから、1歩大きく出て、四方投げ。

肩を組まれた状態から三教

相手側の手で、肩にかけられた手をつかむ。

相手に向き直る様に前に回りながら、腕をくぐって外す。

つかんでいた手が自然に三教になる。

四段の演武

新しい人に合気道の技 を見せつける の説明をするのに、FさんとOさんが演武をしました。

迫力ある美しさを 見せつける 見てもらうのにぴったりの人選。


「昔、偉い人の前では立たずに座ったままだった名残が座り技。」

座っている時に、立っている相手から攻撃されるのが半身半立ち技。」

「そしてお互いに立つのが立ち技。この3つが合気道の基本の技。」


成り立ちの歴史は座り技 → 半身半立ち技 → 立ち技のようだけど、習う順番は立ち技 → 座り技 → 半身半立ち技だ。

難易度が上がっていく。

座った状態で 上から潰しに来る 立ってる相手に攻撃される半身半立ち技が一番不利で難しい。

Fさん

座技正面打ち自由 → 一教~四教

半身半立ち自由 → 入り身投げ・回転投げ


初めて生で、Fさんの半身半立ち回転投げを見た。

滑らか。膝行での体捌きが全然違う。

Oさん

正面打ち自由 → 入り身投げ・小手返し

両手持ち自由 → 天地投げ・呼吸投げ

中段突き自由 → 小手返し

後ろ取り自由 → 呼吸投げ・三教投げ・四方投げ


Oさんは手足が長い上に、大きく動く。

軽々と動かされる。


スポンサーリンク
スポンサーリンク