2021.6.27 2021.7.3
一日の長
「一日の長」と言うけれど、新しく入った人から見れば、こんな私でも「先輩」です。
「先輩」… なんて素敵な響きでしょう。うっとり
「さすが先輩!」なんて言われようものなら 豚も 木に登ってしまいます。
何でも教えちゃいたくなります。
「私もまだ出来ないんですけど」って付け加えるのが情けないけど…。
退職してから合気道を始める人は多いです。
皆さん、穏やかな「人生の先輩」という感じの人ばかりです。
そんな方に教えたり「先輩」と呼ばれると、緊張します。
でも、人が多くて名前が覚えられないから、全員「先輩」って呼んで誤魔化してる疑惑もあるぞ。
さすが「人生の先輩」、誤魔化し方もソツがない!
私は力不足なので、もっと上手くなって、頼りがいのある先輩になりたいです。
今のところは「質問したら、分かってる先輩を教えてくれる人」程度だからなあ。
ここから下は
火曜日の稽古
Day285 腰越合気道研究会 2021.6.22
藤沢合気道会で一緒のSさんもビジター参加しました。
座技正面打ち一教
受けの時の肘がかたい。
棒にならないように気を付ける。
座技呼吸法
K先生の見取りでは「繋げるとこんな感じ」と片手を持ったまま、次に繋げていく。
繋がってると、そのまま自然に一教抑えも可能。
前よりは「繋がり」を感じられるようになったかな。
Kさんと組んだ時「もっと両腕をまっすぐになるまで張った方がいい」とアドバイスをもらう。
確かに、腕が縮こまっていた。
しっかり、相手が仰け反るくらい、ぐっと腕を張る。
片手持ち呼吸投げ
(表) 折れない腕で相手に当たってから、投げる。
受けも、相手が当たってくるのを受け止められるように、折れない腕にしておく。
(裏) 相手に持たれた腕側の肩を見せながら誘い込んで、転換して投げる。
正面打ち一教
小刀が用意されていたので、それを持ってSさんを攻撃しようとして怖がられた。
小刀は次の技用だった…。
普通に徒手での一教の練習。
小刀の合わせ
正面打ち一教 (表) での小刀の合わせ。
最後まで小刀を合わせておく。
杖振り
11の杖・13の杖・31の杖
日曜日の稽古
Day286 藤沢合気道会 2021.6.27
座技正面打ち一教
ずっとやってると、袴が相手の体の下敷きになったり、自分で踏んでしまったりする。
袴がまとわりつくから、バサバサ蹴り飛ばすように動きたくなる。
先輩は普通に膝行してるだけに見える。
膝行が上手くなれば、袴でも上手く動けるんだろうか。
片手持ち呼吸投げ
入り身転換しながら、親指を内側に回すようにして肘を畳み、相手の手を切る。
上から相手の手首をつかみ、もう片手は手の平を上に向けながら相手の首元を切り上げる。
片手持ち呼吸投げ
相手の手を切り、上から相手の手首をつかむところまでは同じ。
さっきは「相手の上段に入ったけど、今度は中段ね。」
腕をぐっと相手の脇の下に差し込む。
そのまま、伸ばして差し込んだ腕が指さす方向へと、体ごと出て、相手を投げる。
この技ではT先生の見取りに呼んでいただいた。
先生の技は、これ見よがしではないけど、どんな時でも相手が動けないようにしている。
私の手首をつかんだ手は少し捻じり気味にお腹の前に固定。
脇には肩をしっかりと差し込んでいる。
痛くなるまで捻じってないけど「これ少しでも相手が動こうとしたら、肘壊せる体勢だ」と観念するしかない感じ。
逃がさず、緩まず、痛すぎず、の絶妙なバランスがすごい。
私は緩み過ぎか痛くし過ぎかのどちらかになりがち。
片手持ち小手返し (表)
同じく、入り身転換して相手の手を上からつかむ。
持ち替えて、相手のお腹の前に踏み込みつつ、小手返し。
T君と組む。
彼はとにかく力が抜けている。力みゼロ。
コロン、ペチャンという感じで、畳に落ちる音がほとんどしない。
そして私は久し振りの飛び受け身に力み過ぎて、失敗しまくり。
「痛くないですか?」「もちろん痛いよ」
「僕からすると、皆すごく痛そうなんですよね…」そうだろうな。
T君は背が急に伸びて、私の身長を追い越した。
体重もそれに伴って増えてるはず。
それでも、軽くて柔らかい受け身は健在だ。
「どうやれば、力抜けるかな?」
「僕は『夕飯何かな~』とか全然違うこと考えてます」… 違い過ぎないか?
よく稽古中寝て「明け方までゲームしてた」って言ってるし、この飄々とした力みのなさがいいんだろうか…。
真似できない気がする。
それにしても、飛び受け身は今の私にとって喫緊の課題だ。
片手持ち呼吸投げ
入り身転換して、相手と並び、前に進みながら投げる。
互いに10本ずつ投げる。
Tさん、相手に投げられた時の前受け身が上手になっていた。
でも後から入会したお孫さん達の方が、上手くなってるらしい。
若いって素晴らしい。