変幻自在の自由技

2021.10.3 2021.11.19

変幻自在の自由技

藤沢合気道会では、稽古の最後で自由に投げ合うことが多いです。

この時、いつも先輩の凄さを実感します。


例えば、今日組んだFさん。私とほぼ同じ体格の女性。

動きは軽やかなのに、こちらの体が完全に持っていかれて、手の平で踊らされる感じ。


片手をつかもうと近付いたら、もう腕が私の喉元に入っていて、後ろにひっくり返される。

これが本物の入り身なのね!!と感動する。

先生がよく「相手に遅刻しない」と仰るけど、こういうことか。


頑張って手をつかめたゾ、と思ったら、Fさんそのまま後ろに倒れての投げ。

これは … 柔道の巴投げでは ?! 

しかも足使わず、タイミングと自重だけで投げてる。


感動するほど鮮やか。

飛び受け身かな?と考える間もなく、飛ばされた。

すごすぎて笑ってしまった。カッコいいなあ。


受けが来たタイミングで、最適の技を繰り出してる。

私みたいに、つかまれてから「何しようかな」って止まらない。

無意識に動くのか、一瞬考えてもすぐ反応できるのか、どちらか分からないけど、とにかく速い。


片手持ち自由、投げ合い

片手取り呼吸投げ、入り身が速い

片手取り自由、投げ合い

巴投げ、タイミングで投げる呼吸投げ

変幻自在の自由技を味わえて楽しい。

そして、こういう投げでも受け身取れるって思ってもらえたのも嬉しい。

私も、もっと稽古して、素早く動ける体とキレッキレの技を身につけたい。


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ここから下は たまに意味不明な 稽古備忘録です。

土曜日の稽古

Day308 A.K.I.湘南台 2021.10.2

座技正面打ち一教・二教

座技をたくさんやると、審査が近いんだなぁ、と感じる。

座技正面打ち三教・四教

三教を決めながら、相手にお腹向けるのを忘れない。

正面打ち入り身投げ

A.K.I.湘南台、期待の新人Kさんと組む。

最初の1、2回は  奇襲で 崩せたけど、その後は崩せなかった。


大きい体で柔らかくて受け身が上手、でも合気道の技にまだ慣れてない ので忖度できない。

技が効くかを試すのに最適の相手だと思った (笑)

諸手取り呼吸投げ

入り身転換して相手と並び、自分の作業台で重みを掛けて崩してから。

拝み上げ方式でもいい。

キリスト教式で両手の指を自分のお腹の前で組んでから上げる。


両手を畳に押さえつけられる式の二人掛けの時は、拝み上げ方式が一番。

畳に手をつけたまま、ズルズルと自分の方に両手を引きずって、手を組む。

手を組んでから、中心線通って上げていく。


畳から手を浮かすと、力で負けるので、浮かさない。

手汗かいてると、滑りが良くなって更にいいかも。夏限定だけど。

多人数掛け

やり方を聞いても、なかなか出来ない。

正面打ち入り身投げ (受け一列)

自分から出て、きちんと横へ入り身して、投げる時には次の受けを視界に入れておく。

待たない。後ろに下がらない。

自由 (受けがいっぺんにくる)

受けの左右の端の (相対的に) 弱い人の方へ動き、受けの塊を渦に巻き込む。

弱い人を盾にするか、強い人へ投げつける。


集団を相手にしなくてすむように動き、つかまらないようにするのが最大のテーマ。

正面打ち一教・二教・三教・四教

審査対策?でそれぞれ (表) (裏) と1本ずつやった。

何をやってるか分からなくなるので、これも慣れが必要だと感じた。

両手取り呼吸投げ

「諸手取り呼吸投げ自由ね」と色んな投げ方をS先生が見取り。

その中で気になった投げ方をKさんに教わる。


十字投げっぽく相手の手をつかんで、そのまま体で前に出る呼吸投げ。


重みを切らさない呼吸投げ。

片手を上、片手は腰に後ろにつけるようにして、相手の懐に入りながら転換。

並んで、腕に重み掛けつつ振り落として投げる。


振り下ろす時じゃなくて「最初から重みかける」のが大事。

相手を前のめりにさせたままにする。

腕を張って、相手の横・腕の下の位置に滑り込む+沈み込む+座り込む+並ぶ感じ。


その内に、片手でも重みかけて投げられるようになりたい。

天地投げ

日曜日の稽古

Day309 藤沢合気道会 2021.10.3

座技胸取り一教 (表)

相手への当て身は下から。

受けはそれを避けようとのけ反る。


当身を手でブロックする練習したりするけど、それではやられてしまう。

受けはきちんと体で避ける。


取りは、受けがのけ反ったところで、体を開いて落とす。

手と肘をつかんで、相手を一教。

胸取り二教 (表)

突き

合気道は対空手・対格闘技ではなくて、元々は対武器を想定された武道。


武器を持って突く時は、本当は構えない。

構えで一挙動、突きで二挙動になり相手にバレやすい。

短刀なら自分の後ろに隠して、すっと下から一挙動で刺す。


突きも構えずにすっと出すこと。

突きの間合い

相手の突きが届かない間合いを体で覚える。

相半身で互いに突きを出して、拳を合わせる。

この位置からだと、踏み込まなければ突きは届かない。

入り身の練習

互いに突いて、裏側に入り身する練習。

技よりも何よりも、入り身が大事。

審査でも、何よりも大事なのは、入り身出来ているか。相手に遅れてないか。

突き小手返し

裏側に入り身。
上から手首をつかむ。

体を開く。
小手返しで投げる。

突き呼吸投げ

相手とお腹合わせになる様に、表側に入り身する。

小手返しでは上から手首をつかんだけど、今度は下から握る。


相手の腕が自分の体の前面につくように、体をぐっと開く。

肩を相手の脇に差し込む。


差し込んだ手で杖を突くように、前方へ投げる。

下の腕を効かせるのが大事。

胸取り二教 (表)

相半身から。

前足を引きながら、相手を引き寄せる。

肘を下から突き上げて、曲げさせる。


肘が上に鋭角に曲がる状態まで引き寄せ、肩に腕を掛ける。

胸取りの手は二教で取る。

そのまま一緒に沈む。

突き一教 (表)

表側に入り身。

上から手首つかむ。

もう片手は相手の肘を下 → 上 (相手の耳にぶつけるくらい) → 下と螺旋を描いて落とす。

自由に投げ合う

白帯10本ずつ。黒帯20本ずつ。

Fさんと組む。


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