やる気を表面に出さない

2022.4.30 2022.5.22

やる気を表面に出さない

横面打ちは、人によって軌道が微妙に違うのもあり、緊張します。
それでなくとも力みやすいのに、余計力んでしまう。

横面打ちの稽古では、先生に何度も「モーションかけない」「上から押さえつけない」の2点を指摘されました。

バックスイングで勢いつけて、横面打ちに向かおうとする。
この予備動作がダメみたいだ。
「そのモーションをかけない。相手に悟られるよ。」

楽に下ろしてる両腕を、ただスッと上げながら入るべし。
自然体から入り身ってこういうことかぁ。

後ろに振る分遅くなるし、バレバレだし、いいことない。
でも「 … 来る!」って力むと、やっちゃう。
横面打ち受ける時の、癖になってる。

モーション禁止、横面打ち

稽古中に不謹慎なこと、誤解

横面打ちに反動つける

悪い癖、横面打ちに反動つけないで前に
※マスク描写は省略しています※

そして上から押さえるのも、癖になってる。
横に滑らせる入り方を練習してるのに、押さえつけちゃう。
押さえつけると、腕だけで、相手の体は動かない。(幹でなく) 枝だけ相手にしてるから。」

全員、先生に横面打ちの受けをとっていただいた。
私は毎回「ほら、モーションかけた」「押さえてるよね」って言われちゃう。
やった瞬間「あ、やっちゃった!」と気付く。
でもその一瞬前までは無意識で、止められない。やめられない止まらない。

「やる気をなくして。難しいだろうけど。」
やる気 = 無駄な力み、それをなくせってことかな。

「横面打ちに負けないぞ!」とモーションかけて「勝つぞ!」と腕を押さえつける。
我ながら、やる気満々やな …。

K先生もよく「道子さんのやる気は分かるけど … 前面に出しすぎ」と笑ってたもんな。
先輩に「やり過ぎ」「それ、バレバレ」「落ち着いて」って注意されるのは、このせいか。
相手が大きかったり、動きが速いと、焦ってひどくなる。

闘志 やる気は内に秘めて、淡々と自然体で動けるようになりたい。
稽古は嘘つかないから、いつかは必ず上達する。でもこう (急勾配) じゃなくて、こう (緩斜面)。とにかく稽古を続けることだね。」とT先生。
いつか出来るようになるといいな。

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ここから下は たまに意味不明な 稽古備忘録です。

4月1週目の稽古

土曜日の稽古

Day365 A.K.I.鵠沼 2022.4.2

剣の素振り

まずは少し上げて、お腹の前に下ろす。

しっかり半身になってるか、手の甲を上にかぶせて手の内絞れてるか、お腹の前で止めてるか。

これらがちゃんと出来て、太刀に重さがのってるか確認


出来ていれば、大きく振りかぶっての素振り。

上段に構えて振る、脇構えから振る、など。

組太刀

怖いので無意識に腰が引けて、木刀だけ突き出してしまう。

振り下ろした時にお腹の前に来る!


その1 

互いにまっすぐ振る。

腰が強い方が相手の太刀を割れる (相手の真ん中に入れる)


その2

今度は太刀の反りを利用する。

振り終わりで?反りを外側に向ける。


その3

相手の打ち込みを右、左、右と交互に抑える。

右の時は右半身、左の時は左半身、と半身を切り替えながら下がる。


打ち込む方は、太刀を粘らせて、ぐるんと回してから振りかぶってまっすぐ相手の頭を狙う。


その4

打ち込みを交互に抑え、相手が振りかぶるのに合わせて前に出て、小手を抑える。


その5

相手が振りかぶるのに合わせて相手の横に入り身。

太刀の先に手を添え、相手の側面を切りながら右足軸で転換。


その4その5で練習した、相手の振りかぶりについていくのは、一教も同じ

振り下ろされてからでは負ける


身長差があると、まっすぐだと相手を崩しにくい。

手首で粘って、相手の肘を直角にさせて、そこからくるっと回しこんで崩す

相手を落とすのは、まっすぐではなく、斜め。相手の腕の先の方向。

後ろ両手取り呼吸投げ

前足引きながら、持たれる手を腰 (後ろの中心) につける。

もう片足引いて、腕を斜め上に出しながら回転。

後ろ両手取り呼吸投げ

持たれた手に重みをかける (どちらで流すにせよ、重みをかけるのは持たれた手みたいだ。良く考えたら接点なんだから当然か)

きちんと出来れば、持たれた瞬間に掛けて、その場で後ろ受け身させることも可能。

後ろ両手取り十字絡み

手をつかみ直さない。特に下の手。

手首をかえしてつかむ。

つかんだ後、緩みがないようにしっかり十字にする。

体ごと入って投げる。

後ろ両手取り (十字) 腰投げ

後の手で相手を前へと崩す

相手が前のめりになった状態で十字に取る。

後ろ両手取り小手返し

相手から離れない。


飛び受け身は頭を潜り込ませるようにして、低い位置へ。

軸足を可能な限り最後まで残し、最初に腕の側面が畳につくように。

後ろ両手取り三教

(裏) 相手が崩れにくかったら、大きく振り下ろす。

後ろ両手取り四方投げ

吸いながら抜け、吐きながら投げる。

後ろ両手取り入り身投げ

持たれた手に重みをかけ、相手を前に流す。

間違えて後の手で流したら、どんどん離れてしまった。

後ろ両手取り回転投げ

手の切り方に迷う。

両手取り呼吸投げ

持たれた瞬間に両手で重み掛ける。

そこから脱力しながら、相手の斜め下に入る。

その場にいるとぶつかるので、すれ違う様に抜ける。


まっすぐすれ違うのも、並ぶように向き変えて投げるのも基本は同じ。

手に重み掛ける。

重みをそこに保ったまま、向き直りながら横に入り、重みを前へ投げる。

両手取り呼吸投げ

両手をお腹の前で小指から上げ、相手の脇をあけさせて、前に出る。

あるいは体の転換で投げる。

日曜日の稽古

Day366 藤沢合気道会 2022.4.3

受け身の練習

投げる人は座って、相手に近い手を差し出す

練習する人は、歩いて行って、握手するようにその手を握る。

握ったまま、受け身。


最初は何も考えずに受け身。

割と出来てる気がする。痛くない。

先に腕で畳を触りに行こう、とか考え始めたら、変になった。なぜだ。

片手持ち呼吸投げ

入り身転換して相手を上へと伸ばし、一緒に沈む。

押し込んで投げない。

片手持ち呼吸投げ

入り身転換して手切れする。

手首をしっかりとつかんで固定。

この下の手を効かせる。


相手との間に隙間を作らない。

脇に踏み込むようにくっついて、親指回すようにしながら上の腕を伸ばす。

片手持ち呼吸投げ

さっきは上段に入った。今度は中段。

相手の横にお腹で入り身しながら手切れ。

脇の下に手の平上向きでしっかり肩を入れる。

杖を持っている感じ。


その杖の方向に体ごと出て、親指下向きにしながら投げる。

私はお腹が向いてる方向に投げてたので、緩んでしまった。

腕が伸びてる方向に出る。

片手持ち入り身投げ

入り身転換して手切れ、首をつかんで自分から近付いてくっつく。

45度開く、絡みつくように投げる。

開く時のコントロールが上手く行かない。離れてしまいがち。

片手持ち小手返し

(表) 入り身転換、手切れ、持ち替えて相手の前に踏み込んで投げる。

(裏) 入り身転換、手切れ、持ち替えて相手を引き出して投げる。

片手持ち呼吸投げ

相手に持たれた部分 = 接点は動かさない。

そのまま相手のお腹側に入る。

相手の袖をつかみ、場所を入れ替わるようにして沈む (飛び受け身)


接点を動かさず、上段や中段や下段、相手の周りの空間のどこに入ってもいい。

この投げの変形としては、捨て身技のように、相手の袖つかんで足元に寝転ぶように沈む、というのもある。

こうやって技が生まれる。

片手持ち呼吸投げ

相手が取りに来たら、そのまま相手が行きたがってる方向に行かせてやる。

肘を畳むようにして並び、一緒に前へ出ていく。あるいは前に出ながら沈む。

整理運動

いつもやる腹筋的な動き。

寝転んで両手足思い切り伸ばして、上体起こし・膝立てつつ縮む。

「これは腹筋としてやってしまいがちなんだけど、本当は呼吸。吸いながら伸びる・吐きながら縮む。呼吸を意識して、家で1日数回でいいからやってみるといい。」

4月2週目の稽古

月曜日の稽古

Day367 藤沢合気道会 2022.4.4

今日のテーマは吸い込みだった。

練習すれば、持たれた瞬間に吸い込むことが出来るようになる、らしい。

確かにT先生をつかみに行くと、いつも一瞬で引き寄せられる。


「よく、胸取りしてる相手の肘を下からつかんで、こう (手だけで捻る) やる人がいるけど、そんなの効かない。この吸い込みを使う。」

「これが出来ると、いろいろ使える。天地投げも全然変わってくる。」


天地投げは上の手で吸い込んでるってことか。

他の技で「まず肘を畳んで」というのも、吸い込み使ってたんだ。

単に肘を畳むだけでは、先生と同じように出来なくて当然だなぁ。


吸い込みと開きというのがあるらしい。

「開き」の方が概念としては分かりやすい。

「ここで45度体を開く」とか。もちろん、やるのは難しいんだけども。


吸い込みは、今までモヤ~ンとしていた。

でも先生に掛けてもらうと「これが吸い込みなんだ!」と実感する。

力で引くんじゃないのが分かる。

下から上へ吹き上げるように、波が引くように、相手の周りの空間ごと引き寄せるように?


腕だけ気にしてたら出来ない。

足を使う。上下を使う。


腰を捻らない。

捻ると相手を外へ出してしまう (やるとしたら吸い込み直後、体の開きを使う?)

まっすぐ自分のお腹にぶつかるように引き込む。


胸取りで取りに行く時は、しっかりつかむ。

動いている相手をつかむくらいの気持ちで指の力をつける。

指はしっかりつかみ、肘・肩周りは柔らかく力まないようにしておく。

そうすると、相手の多様な投げにも反応できるようになる。

ゴロゴロ運動

胸取り二教

逆半身から前足引いて相半身になりながら、相手の足元からまっすぐ自分のお腹⤴顔と風が吹き上げるように、引き込む。

腕で引っ張らない。

胸元の手を上からつかみ、もう片手で相手の上腕部をしっかり持つ。


ぴったりくっつく。

相手の肘が上向きに鋭角に曲がって、脇が上がってるように。


相手と直線上で場所を入れ替わる。

お辞儀をする。お辞儀してしっかり相手を落とす。

相手の頭の上方向へ歩いて、寝かせる。


最初の引き込みが上手くいかない。

先生が諦めて「うん。まずは吸込みの練習だけしよう」と次へ。

胸取りから吸い込む練習

逆半身で胸取りされたら、前足引いて相半身になる。

相手を外へ回さない。

まっすぐ、お腹がぶつかるくらいに引き込む。


相手の足元から自分のお腹、顔と風が吹き上げる⤴あるいは波が引く感じ。

腕で引かない。水平に引っ張らない。

下から上の動き。

3人で胸取りから吸い込む練習

1対2で練習。

胸取りした人の後ろに、もうひとり連結する。


最初は逆半身からでもいいし、相半身でもいい。

相半身だと胸取りしてる相手の肩をつかめるので、それもまたヨシ。

相手の肩をつかみ下⤴上へとまっすぐ引き込む。

胸取り呼吸投げ

吸い込む。

相手とぴったりくっついて、小さく懐に入る。お腹合わせになる感じ。

そのまま袖をつかんで沈む (飛び受け身) 前に投げつけない。


相手が倒れたら、そのままひっくり返す。

自分は移動せず、その場にいたまま、相手だけをひっくり返す。

1 投げ、2で返す、のではなく、1 で投げてひっくり返す。難しい。


そして受け身が下手くそ過ぎる。

Nさん「力まないように。」

先生「これで綺麗に受け身取れるようにするんだね。そうしたら (やっと) 成長したって言える。」

まだまだですね …。

胸取り一教

吸い込む。内回転で相手の腕をくぐる。

抜けたら手を持って、相手の頭の方へ下がりながら落とす。

この場合、相手の腕の上側 (いつもの一教みたいに下・脇側じゃなく) から持つ感じ。

胸取り回転投げ

吸い込む。内回転で相手の腕をくぐる。

抜けたら相手から離れつつ、相手の頭を下ろさせる。

胸取りの手はそのままにしておく。


(裏) の投げ方で、相手のお尻の後ろに踏み込んで投げる。

火曜日の稽古

Day368 腰越合気道研究会 2022.4.5

座技正面打ち一教

胸取り二教

横面打ち入り身投げ

2通りのやり方を練習。

懐に踏み込んで打ち込みを制し、下からバッテンで腕をかけて入り身。

打ち込みを受け流してから、入り身。

座技呼吸法

木刀

正面斬り・前後斬り・突き・受け・変化

十六斬り・八方斬り

11の杖・13の杖・31の杖

基本の合わせ・袈裟斬りと回転払いの合わせ・11の杖の合わせ

木曜日の稽古

Day369 藤沢合気道会 2022.4.7

今日は参加人数も多く、学生もふたりいたので平均年齢もグンと若くなった (笑)

座技胸取り二教 (表)

座技も最初に半身で構える。
踏み出しながら当身。

当身入れた手を滑らせながら、相手の肘にひっかけて下がる。
相手を外に出さない。
まっすぐ落としてくる。

その手を滑らせ、胸元の手をしっかり二教に取る。
もう片手で上腕部をつかみ、前に膝行して相手を寝かす。

片手持ち呼吸投げ

先生は腕を (自分のお腹の) 前へグーンと突き出すようにして投げてる。

天地投げ

肘肩を柔らかくして、肘を畳む。
相手を外へ出さない。まっすぐ引き込むように畳む。

片手持ち二教

持たれた手を親指下向きで横へ張る。
足で出ながら。
相手のバランスを斜め後ろに崩すようにする。

手を二教に取って、後ろに入る。
(裏) の軌道で落とす。

片手持ち一教

さっきと同じように足で出ながら腕を張る。
内回転でくぐる。

くぐったら、そのまま相手の上腕部を抑えて後ろに下がって落とす。
相手の腕の頭側にいる。

片手持ち呼吸投げ

さっきと同じように内回転でくぐって並ぶ。
自分の親指は内側にしておき、相手とひとつになる。

一緒に前に歩く。
沈む (前受け身)

片手持ち四方投げ

相手の押してくる力を利用する。
押してくる線をすっと平行にかすめるように入りながらくぐる。

相手と一緒に沈む。
上から投げつけない。

土曜日の稽古

Day370 A.K.I.鵠沼 2022.4.9

合気剣の目的は、間合いをつかむこと、強い腰をつくること、重さを掛けること。

体術の時より後ろ足を引いて、しっかり半身になる。
剣が床と平行になるところで、手を絞って止める。甲が上に来る。
半身で腰を落として、手を絞ることで重さが掛かるはず。

上半身にガチガチに力入ってると、血ものぼるし、重心が上がってしまう。
上体の無駄な力を抜き、足腰でしっかり安定して立つと重心も下がる。
「重心が上がってる白帯は投げやすいけど、黒帯になると下がってきて投げにくくなるよね。」確かに。すり足で移動の時から重心低い。

相手と相打ちになっても怪我しない間合いで練習する。

相手の振りかぶりに合わせて小手を狙う組太刀は、入り身投げと同じ。
斬られないタイミングで入り身、その後も密着して崩す。

私みたいに遅れて入ったり (斬られる) 入り身したつもりで離れてたり (斬られる) では、お話にならない。
そして受けに振り回されない強い腰で捌く。

片手持ち入り身転換

持たれた手に重さを掛ける。
腕力で上から押さない。

しっかり入り身転換する。
相手が崩れるように。

片手持ち呼吸投げ

さっきの入り身転換で相手を崩し、そのまま前 (斜め下) へ出す (前受け身)

片手持ち呼吸投げ

今度は重さというより、流れで崩す。
肩から腕はブラブラと柔らかくして、入り身転換。
相手を上に伸ばしておいて、沈むように (後ろ受け身)

持たれた瞬間に腕をばっと張り、息を吸いながらふっと抜くタイミングで転換。
身長差ある場合は上より螺旋描いて斜め前方上。

片手持ち呼吸投げ

重さを掛けて入り身転換、相手と背中合わせになるくらいしっかりと。
その時点で相手が崩れていないと次にいけない。

前足を後ろ足と同じ位置まで引きながら、相手を引き出す。
相手の脇の下から重心に向かって沈みながら入る (後ろ受け身)
相手の重心が見えていれば、持たれた瞬間に入れるはず。

片手持ち呼吸投げ

ゴロゴロ運動と同じ。
相手を吸い込んで捌く。

先生は軸がすごくしっかりしている。
「Y先生やT先生が変にのけ反ったり、グラグラしてるの見ないでしょ?」確かに…。

軸は1本の糸みたいに細くて、その周りはブラブラと柔らかい。
相手がばーっと来ても、ブラブラと捌ける。

片手持ち小手返し

相手を前のめりに崩すのが大事。
前へ踏み込んで崩す…よりも前方向へ引きながら投げる方が流れがぶつからない。
ただ、大きく綺麗な足捌きが必要になる。

前のめりに低く崩して、手が低い位置のまま投げる。
小手は、小さくまとまるより、大きいレバーにした方が効果的。
テコの原理。

天地投げ

(裏) バタバタ動かない。
軸足をしっかりと。

両手取り呼吸投げ

吸い込んで落とす。
吸い込んで、相手の行きたい方に行かせてあげる。

後ろ両手取り呼吸投げ

バットやゴルフのスウィングみたいに腰を捻るんじゃない。
腰を切る。刀を大きく抜く感じ。
腰を切ると、相手は来るのが分かっても耐えらない。

相手が取りに来る。
腰の後ろに手を当てる。
腰を切る。

座技呼吸法

日曜日の稽古

Day371 藤沢合気道会 2022.4.10
今日から正式にHさんがご入会。
少年部から上がってきた中学生も加わり、賑やかでした。

新しい人のお世話係をしましたが、至らないところばかり。
気付くのが遅いのと、その後「どうすればいいかな」と迷って、タイミングを失う。
頭の中でずっとグルグルしてた。

T先生「とにかく相手の動きにのって動いてあげる。相手も動かす。ハァハァ活性化させて、体を作っていくのが大事。
急に気温が上がったので、ハァハァ通り越してゼェゼェ言うくらい動きました。

後ろ受け身の練習

足を交互に折り込む。
立ち上がりやすくなる。

片手持ち呼吸投げ

入り身転換して相手を上へと伸ばし、一緒に沈む。

片手持ち呼吸投げ

持たれる前から動く。

諸手取り呼吸投げ

床につけた手を持たれたところから。
自分のお腹に引き寄せて、中心線に沿って上げていく。
四方投げの要領でくぐって、一緒に沈む。

諸手取り呼吸投げ

掛かり稽古。
相手に持たれない。持たせる。
相手が起き上がるところから始まっている。

肘を畳んで吸い込む。
一緒に前へ出ていく。

座技呼吸法

4月3週目の稽古

火曜日の稽古

Day372 腰越合気道研究会 2022.4.12

座技正面打ち一教

胸取り二教

裏で二教に取る時にもたつく。

諸手取り二教

上手くできなかった。
受けの握り方が逆だったから?
どんな風に握られても二教に取れるようになりたい。

座技呼吸法

木刀の素振り

正面斬り・突き・袈裟斬り・受け・変化

11の杖・13の杖・31の杖
杖の合わせ (基本の合わせ・袈裟斬りと回転払いの合わせ・11の杖の合わせ)

土曜日の稽古

Day373 A.K.I.鵠沼 2022.4.16

31の杖

昔は、よくY先生の稽古の前に素振りをやったそうだ。
相手を誘い込んでから、大きく踏み込んでずばっと斬る。
足や腕の振りがどうこうではなくて、吸い込む、斬り下ろす、の動き。

T先生が休み時間によく素振りしてるのはこれかも知れない。

剣の合わせ

相手が振りかぶるのに合わせて入って、小手を狙う。
そのまま横に入って首を狙う。
息を吸いながら入る。

太刀取り

次に、取りは手刀で同じように太刀を持った相手に対峙する。
相手の振りかぶりに合わせられるか、大きく1歩で入り身して柄を握れるか。
握った後、すぐ投げに入れるくらい姿勢がしっかりしているか。

相手の剣の間合いは遠いし怖い。
剣や手を見てたら、出遅れる。
全体を見て相手に合わせる。
先生が遠くから「はい (いらっしゃい)」と言う時、もうその時点から合わせている。

正面打ち入り身投げ

互いの手刀が剣だと思う。
それくらいの緊張感で練習する。
きちんと相手の振りかぶりに合わせて入り身すること。

流して、すぐ踏み込んで投げる (実践的)

回る感じで相手を流して崩して投げる (いい稽古になる)
相手をきちんと崩さないと投げられない。
相手がうずくまってる感じになってる時は、自分から前に大きく踏み込んで投げる。

飛び受け身の練習

軸足は可能な限り残す。
軸足側でない腕が先に畳につくイメージ。
頭は下に潜り込む感じ。

正面打ち小手返し

最初に、両手で受ける。
手を滑らせてつかむ。

横面打ち小手返し

流れを作る。途切れない。
大袈裟にしない。引っ張らない。
足で動く

流れるタイプの小手返し、力入ると止まっちゃう。
落ち着いて、相手がどうなってるか把握しながら流していきたい。

片手持ち小手返し

息を吸うと同時に手を内側に回し、手切りする。

(表) 裏に入り身しない。
そのまま前に踏み込んで投げる。

(裏) 持ち替える時に逃げられないようにしっかりつかむ。
相手から離れすぎない。

片手持ち入り身投げ

(表) 下から巻き上げる角度に気を付ける。

(裏) 相手を引っ張らない。
すうっと引きつけてから、足を引いて斜めに。

片手持ち回転投げ

3種類。
きちんと相手の首を持って下げさせる。

座技呼吸法

4月4週目の稽古

月曜日の稽古

Day374 藤沢合気道会 2022.4.18
今日のテーマは横面打ち。

横面打ちを制する時は、角度をつける。
まっすぐぶつからない。
とは言え、上から下、はダメ。

下から上、あるいは下から入りつつ横へ滑らせる。

腕だけで行かない。体で動く。
横へ滑らせる時も、足で横へ移動して滑らせる。
体が滑る方向に向きがちだけど、お腹はきちんと相手の方を向くこと。

相手が両腕伸ばしていたら、その腕の中に入るくらい。
お腹でぶつかるくらいを目指す。
遠くでは効かない。

どうしてもぶつかりに行ってしまう。
しかも手刀側で当てちゃう。
先生みたいに、腕の脈部側ですっと行けない。
慌てると突進してしまう。

先生と手の平を合わせ、腕を伸ばして押し合う。
「これだと力がぶつかってるよね。」

そのまま、肘をすっと曲げる。
相手はたたらを踏んで前のめりになる。

手の平は合わせたまま、手をすっと上に。体が伸びる。
次は横に。おっとっと、と連れていかれる。
これ、前にD先生の稽古でもやったことある。

「ぶつからないっていうのは、こういうこと。これをやれるようになろう。」

横面打ち一教 (表)

下から上へ入る。
「Y先生はこれで寄り切れるくらいに入る、って仰る。」
ぶつかりに行くんじゃなくて、下から上の大きな流れに相手を巻き込んでる。

一教に返す時は、相手に近付く。
離れたままやらない。

横面打ち一教 (表)

今度は、横に滑らせるやり方。
下から入って、相手の外方向へ足で移動しながら、自分の腕を横へ滑らせる。
「相手の頬を平手打ちして、その軌道で腕が滑る感じ。」

お腹は常に相手に向けておく。
相手は横へ持って行かれるけど、自分はいい姿勢を保つ。

横面打ち入り身投げ

下から上へ入る。
肘を畳んで、肘を接点にしたまま、相手の後ろに入る。
入ったらすぐ首をしっかりつかみ、体開いて入り身投げ。

腕を下に落としすぎると、その後うまく入れない。
癖で、ぐわっと上から斬り下ろす、 腕を1回外して下からバッテンにかけて、エイヤッと大きく返す、ってやってた。

上から斬り下ろさない ← 下から上。上から下、は体格的にも絶対無理。
腕を1回外す ← 肘の接点は保つ。その接点を保ったまま、入り身するために肘を畳んでいる。
大きく返す ← 腕に腕で技をかけるのではなく、足を使って入り身する。

私の癖って「やるぞ!」感満載で恥ずかしいな。
大袈裟にならない、無駄のない動きが出来るようになりたい。
相手の力を流して、ぶつからないようにしたい。

火曜日の稽古

Day375 腰越合気道研究会 2022.4.19

座技正面打ち一教

片手持ち呼吸投げ

横面打ち入り身投げ

横面打ち四方投げ

(表) 踏み込んで制してから、腕を斬り下ろしてつかむ。
(裏) 転身して受け流してから。

座技呼吸法

中心から上げていく。

木刀

正面斬り・受け・突き・袈裟斬り・変化

16の方向・四方斬り・八方斬り
11の杖・13の杖・31の杖

杖の合わせ

後稽古

ビジターの方のご希望で、片手持ちで掛かり稽古。

日曜日の稽古

Day376 藤沢合気道会 2022.4.24
T先生の技は基本的に「相手の体を活かす」ことを考えている。
私は、いかに相手を落とすか、技を効かせるか、に目が行っていた。
根本から違ってた。

ビジターの方が教えるの上手くても、頼り過ぎないようにしたい。
「頼りになる先輩」像に達していない自分が情けない。

片手持ち呼吸投げ

お腹はいつも相手を向いている。
腕で投げない。体で前に出る。

座技正面打ち一教

木刀を振り上げるような気持で下から当たる。
脇をあけない。
しっかりつかむ。親指を回して持つ。

つかんだら、肘を曲げずに腕を伸ばし、姿勢良くして膝行で前に歩く。
つかんで腕の下の空間が空いているので、そこから相手に向かって歩く。

正面打ち一教 (表)

下から当たる。
お腹同士がぶつかるくらい前に出る。
そのまま沈む、あるいは手首持った方を斜めに落として下ろす。

入り身投げ

相半身で互いに手刀合わせたところから。

腕を楽にして入り身する。
腕突っ張ったままだと大回りになってしまう。

体を開く。
腕をクロールのように回して、相手を伸ばす。
腰を反るように大きく伸ばしていく。投げつけない。

「こうやって相手の体を活かしてあげる。
体を伸ばして鍛えて、いい方向に持って行く。
投げつけるだけじゃ、全然活かせない。」

深い。
だから合気道は調和を生むのか。
倒すだけでは、合気道にならないのね。

片手持ち入り身投げ

入り身転換と手切れ、その後は同じ。

お互いに投げ合う

白帯同士で40秒ずつ、黒帯1分ずつ、中高生1分ずつ、黒帯1分ずつ。
中高生は2巡目があるのか~若いもんな、と思ったら、黒帯も2巡目が回ってきた。

4月5週目の稽古

月曜日の稽古

Day377 藤沢合気道会 2022.4.25
今日のテーマは横面打ちでした。
横面打ちへの対処方法は主に4つ。
  • 下から入る
  • 下から入りながら、横へ滑らせる
  • 向こうへ抜ける
  • 相手と場所を入れ替わる
最初にどれかの方法で横面打ちに対処して、その後それぞれの技に繋げる。

横面打ち一教

横面打ちは、相手のこめかみを狙って打つ。
こめかみの位置で打ち込みを止める人がいるけど、そこで止めない。振りぬく。
「合気道は打撃単体では練習しなくて、稽古の中でやるしかない。新しい人には振りぬくことまで教えてあげて。」

横面打ちに対して、下方向から入る。

あるいは横へ滑らせて入る。
下方向から入りつつ、横へ体ごと滑らせていく。
相手を横へ連れて行く。腕を上から押さえつけない。

接触した時点では、顔に当身 (本来なら頬に平手) もう片手は相手の肘の辺り。
そのまま外側へ両手も滑らせ (顔→肘、肘→手首) ながら、足を使って横へ滑らせる。
相手が体ごと連れていかれたところで、一教にとって、相手に密着するように入る。

受けは、腕・肘を楽にして受ける。
腕を固めないように気を付けると、脇が伸びる。
「そうやって肚で受けると、柔らかくなって体が出来てくる。柔らかくなると、技も変わる。」

横面打ち入り身投げ

下から入る。
肘を曲げてコンパクトに相手の後ろに入り身。
首をしっかりつかむ。

体を開いて、相手と一緒に動く。
最後は相手が行きたがってる方向へ放り出す感じ。
投げつけない。腕を上からかけない。

横面打ち四方投げ (表)

逆半身で下から当たる。
懐に入り過ぎず、滑らせるほど横にはいかない。
腕を持ち、相手の前が空いてるので、そこに入って四方投げ。

横面打ち四方投げ

さっきの入り方を一挙動で行う。
相手との距離感はもうちょっと近い感じかな。
相手と直線で入れ替わりながら、腕をつかむ。

大きく1歩で入れ替わりながら入って、1歩でくぐって、転回で投げ、かな。
どうしても歩数が増えがち。

横面打ち呼吸投げ

相手の懐に背中で入りながら、肩寄りの上腕部を両手でしっかりつかむ。
肘を体につけ、脇を締める。
そのまま座る。真上から来てるロープにぶら下がる感じ。

「ここで前に投げようとしない。そうすると事故が起こる。ただ下へ沈む。」

片手持ち呼吸投げ

10本ずつ投げる。
居着かないで、相手を吸い込んで、一緒に前に出る。

土曜日の稽古

Day378 A.K.I.鵠沼 2022.4.30

横面打ちのストレッチ → 技

背中のストレッチ → 呼吸投げ
前に出ながら当たる。
相手の手首に重さを掛け、斜め後ろに崩して落とす (後ろ受け身)
単にぶつかるだけだと当たり負ける。

肩のストレッチ → 回転投げ
受け流して、小手返し (裏) みたいに手首を上から取って、回転投げ。
受け流した時に前に崩す、手を取った時も前に誘導を続け、相手が立ち直る隙を与えずに回転投げの形にする。

受け流す時に離れすぎると失敗する。
近くのまま、前に崩し続ける。
足捌きが大事。

横面打ち入り身投げ

3種類の入り方がある。

その1 転身して入り身
転身する時離れすぎると、その後の入り身が大変になる。
コンパクトに受け流す。

その2 当たってから入り身
当たった時に相手の腕を切り落すと、入れなくなる。
落とし過ぎない。

その3 腕で受け流して入り身
外側の腕の肘を曲げて受け流すと同時に入り身。
タイミングが難しい。

横面打ち四方投げ (表)

少し後ろに下がりつつ転身、相手を前のめりに。
そのまま前に踏み込んで四方投げ。

見取りだとまっすぐ後ろに下がってるように見える。
自分がやると、90度くらい移動してしまう。
おかしいな。

あるいは踏み込んで当たり、その軌道のまま腕を下ろして四方投げ。

横面打ち小手返し

転身して相手の前のめりをキープしたまま小手返し。
相手から離れすぎない。
離れる場合は、前のめりをキープできる状態で。腰が引けて離れるのが最悪。

接点の手は低い位置を保つ。
せっかく下げたのだから、そのまま投げまで持っていく。

横面打ち

互いに今日稽古した横面打ちで投げ合う。
受け流して後ろに入って、脇に肩を入れて前に出る呼吸投げが見取りで追加された気がする。

両手取り呼吸投げ

両手取りの時、受けは逆半身でつかむ。
相半身だと間合いが詰まって、蹴られるので、逆半身。

ガッチリ持たれたら座技呼吸法のように手首を内側から返し、中心線から上に。
お腹で近付いて、前に踏み込んで投げる (後ろ受け身)

相手が勢いよく向かって来る場合は、体の軸を細く (上下に張った糸みたいに) して、お腹ですれ違いざま、相手の前方向の自分の腕の力を抜く。
腕の重みだけで落ちる。
「落とそう」という意思が出るとダメ。

相手をゴロゴロの世界に入れられれば、出会い頭にそのまま沈む、も可能になる。
相手とひとつになるって言うのは、きっとこういう事なんだろう。
相手の動きが読めるくらい。

天地投げ

腕を掛けない。
掛けたいのなら、最初に突っ込んでいく場合のみ可能。

相手を誘い込んでそのまま行かせる・一緒に沈むのはA.K.I.的で難しい。
つい腕で引っ掛けたくなる。
T先生に注意される癖。

相手から離れない。
軸を糸にして、転換する。
軸足が定まらなくて、自分が歩くから相手も歩く。

両手取り呼吸投げ

転換して十字絡みのようにして、前に出て投げる。

転換する時に離れない。
腕を突っ張ると距離が出て上手く行かない。

腕を楽にして転換し、並んだ時に腕を張る。
相手の近くの腕を上にすると、自然に十字になる。

両手取り呼吸投げ

よく側面に入る呼吸投げでやるのの、両手取りバージョン。
息を吸いながら入って、吐きながら投げる。

千鳥で腕に重みを掛けて、相手を下に落としながら近付く。
相手を斜め前に崩した隙に入って投げるのが理想かな。

両手取り合気落とし

息吸いながら入って、両足抱えて斜めに倒す。

相手の手首を四方投げの要領で関節極め、腰投げに入ると見せかけておいて、下に入る。
ガッチリ持たれたら手切れ出来ないので、つかみに来た時に手首を取る。
躊躇せずに手首を決めて、相手の体勢を崩す。

体勢を崩しているから、合気落としが可能になる。
激しい投げ方する道場だと、両足持ってバケツのように真上に投げたり、前に放り出したりするらしい。
危ないので、斜めに体当たりするように倒す。

両手取り呼吸投げ

すれ違うパターン。
相手に持たれた瞬間にバッと張って、腕の力を抜きながら沈んですれ違う。

両手取り呼吸投げ

向き直るパターン。

片手を自分の腰の中央につけながら、転換して並ぶ。
重み掛けて、沈みながら腕を下ろす。
姿勢を崩さない。

両手取り四方投げ

S先生が分かりやすいように見取りしてくれる「息を吸う」を持たれてからやらない。
おもむろに息を吸ったら、その瞬間に倒される。
持たれた瞬間に吸う、くらいのタイミング。

相手を崩そうとして、潰される位置に入らない。
斜め前に相手を崩して、立ち直らせないまま四方投げする。

後ろ両手取り呼吸投げ

最初に取られた手は腰の中央につける。
外側だと、円が大きくなってしまう。
中心につけて、糸のような細い軸にして、コンパクトに回る。

座技呼吸法


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