体格差~大きなあの人と小さい私

2022.6.30 2022.7.1

大きなあの人と小さい私

出稽古先のKさんは、知的なロマンスグレー。

がっちり諸手取りは「相手の力をこう流せば崩せる …」と分析が始まります。


先輩があっけらかんと「難しく考えなくていいよ。普通に四方投げするだけで、体格差で崩せるから。」

拍子抜けしたKさん「え? そうなの?? 」と動き始める。

受けの私は、一瞬でぐわっと上に伸ばされ、簡単に投げられてしまった。


そう。Kさんは背が高いのです。

圧倒的な体格差があれば、崩しの技術うんぬんは関係なくなる?!

羨ましい!ズルいぞ‼

見てなさいよ~。半身半立技の時、ギッチギチに上から抑えてやるぅ。


私の場合、9割がた稽古相手より体格が劣る。

残り1割は同じくらい (女性と中学生)

忖度しない 体幹強い相手だと、きちんと動かないと技にならない


先日は、推定100キロの人に組んでもらいました。

全く崩せません。


頑張っても、揺れるのは、ほんの一瞬。

その瞬間を逃して体勢戻っちゃうと、もうどうしようもない。

大木に張り付いて鳴くセミになった気分 (泣)


先生と先輩方が、懇切丁寧なアドバイスを降り注いでくれます。

少しは技らしくなりました。

「そろそろ倒れてやるか」と同情されただけの気もするけど …。


その後で他の人と組んだら、超軽い!軽く投げられる!(歓喜)

大きくて重い人とやると、とてもいい稽古になる。


でもそんな人は、自分より大きく重く強い人がいないから、気の毒かも。

全力出すと怪我させちゃうから、常に抑えめにしてるはず。


大きくて重い人

軽く投げられる

鍛えてくれる人

あの人を見る目
※マスク描写は省略しています※


私はいつも思いっきり稽古出来て楽しい。

そして体格差を補うやり方を学べて面白い。

合気道は、大きい人も小さい人も、色々な方法があるのがいいと思います。


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ここから下は たまに意味不明な 稽古備忘録です。

6月2週目の稽古

月曜日の稽古

Day393 藤沢合気道会 2022.6.6

久し振りの稽古。体が鈍ってる。

片手持ち呼吸投げ

相手の外側へ1歩入りながら腕を上げていく。

T先生は継足で大きく入るけど、私は千鳥でまず1歩入らないと厳しいな。

片手持ち呼吸投げ

入り身転換で並ぶ。

親指内側に返しながら、前へ。

片手持ち呼吸投げ

入り身転換で並んだ後、そのまま一緒に前へ歩く。

接点になっている手は動かさない。上に振り上げようとしない。

歩きながら、親指内側に回しながら、体ごと沈む。姿勢を崩さない

片手持ち呼吸投げ

掴まれる前に肘を畳んで引き込み、相手が行こうとしている方へ行かせる。

相手がくる線と自分の線は、ほとんど重なってる平行線?

両手取り四方投げ

持たれる、お腹に集めながら体を開く、空いた相手の前に踏み込んでくぐる。

取りは直線で動く。

半身半立呼吸法

取りはしっかり腕を張る。

腰~背中~腕が一直線になる感じで、相手に向かう。

相手が浮いたら、どちらかに傾ける。


受けはしっかり相手の力を感じる。

新しい人は、手を放して (外側の腕から) 前受け身。

火曜日の稽古

Day394 腰越合気道研究会 2022.6.7

座技正面打ち一教

交差取り一教

持たれる寸前に体捌きで動く。

ガッチリ持たれたら (少し下がりながら) 自分のお腹に集め、中心線に沿って上げていく。

腕を上げ過ぎるより、お腹~胸の範囲内の方がいいかも。

交差取り入り身投げ

足がバタバタ動きすぎる。

余計相手から離れてしまう気がする。

横面打ち四方投げ

(表)(裏) ともに、打ち込みを制して切り下ろしてからの四方投げ。

後ろ取り小手返し

抜けた後、手を取る時にもたつく。

一度取ってから、握り直して小手返しにとってもいい。

座技呼吸法

木刀の素振り

杖の素振り・杖の合わせ

土曜日の稽古

Day395 A.K.I.鵠沼 2022.6.11

両手取りのストレッチ→技

単に相手につかまれたら終わり。

意図的に「持たせる」ように動く。

遅れない。


下と上 → 側面に入る呼吸投げ

持たれた時には片手で下に崩してる。


背中 → 四方投げ

持たせつつ体を開いて相手を崩してる。


下と上 → 天地投げ (表)

持たれた時には下の手で隅落としかけつつ前に出ている。

両手取り四方投げ (表)

大きい相手につかまれた場合の変則パターン。


その1 バックドロップ

ガッチリ持たれて、動けなくなった時。

腕を固め、体全体で伸び上がるようにしてバックドロップ。

相手が意表を突かれたところでくぐる。


その2 関節極めながら進む

くぐらないで関節技を使う。

手を額の前に置いておいて、関節極めながら、斜め外、斜め内側、斜め外と大きく3歩前に進む。

相手は手首極まっているので倒れる。


バックドロップは躊躇して自滅しそうだから、関節技使う方がいいかも。

両手取り十字絡み

手の取り方を意識しての稽古。

下から相手の手首を取る。

もう片手で上から相手の手首をつかむ。


両方きっちり極めたまま、十字にする。

相手の体勢が崩れたら、足を大きく後ろに引いて、遠心力で相手を落とす。

ゴロゴロ運動

近い間合いで打ち込みされた場合、相手の腕ばかり見ていたら反応遅れる。

相手の全体を見る。

捌く時も、自分の腕だけ動かすのではダメ。体全体で捌く。


これを遠い間合いで練習するのが、ゴロゴロ。

相手が打ちもうとする起こりに対して、反応するのが本来の動きなのか。


今まで、取りが先に動いて、受けがその方向に体伸ばすんだと思ってた。

逆だった。


ゴロゴロって難しい。

「難しい、分からないって敬遠しない。ゴロゴロはとても大事。」

「最低1年は継続して朝稽古に行って学ぶのが一番だよね。いつも言ってるけど。」

ええ、まあ、その、朝早過ぎてですね…。

片手取り呼吸投げ

息を吸って、相手が浮いたところで肘を相手の腕にのせるように入り身。

接点は動かさず、肘から曲げていく。

片手取り呼吸投げ

親指内側に向けて螺旋描きながら、手を相手の腕に沿わせて一体化。

足をパンタグラフみたいに曲げながら腰から沈み、下方向から相手に向かう。

相手の中心に向かって、前へ出る。

天地投げ

(表) 持たれた時には隅落としで崩しながら、上から斬り込む。

相手を自分の腰で滑り落す。


(裏) 相手を吸い込んでる時は息を長く吸い続ける。

両手取り呼吸投げ

ゴロゴロを使うのか、技を使うのか、意識して動く。

中途半端に混ぜると意味ない。

やり過ぎ、やらなさすぎ、タイミング、色々難しい。


S先生はゴロゴロ使って、相手が吸いながら伸びようとしてるのを、上から吐きながら落としてるらしい。

この正対しての投げはタイミングが難しい。


まずは、近い間合いで吸いこみながら入り身 (表) して投げるパターンを体得したい。

日曜日の稽古

Day396 2022.6.12 藤沢合気道会

座技正面打ち一教

正面打ち一教

今日で稽古4回目のYさんと組む。

T先生「ここから教えてあげるんだよ」と正面打ちではなく、両手首を合わせたところから始める。


受けの時、顔から畳に落ちて驚いた。

そうか、手で先行するって言わないと分からないかも。

気を付けないと。

正面打ち二教 (裏)

まずしっかり相手を落として、手を二教に取る…とやっていた。

T先生が「そこは、先に手首をつかむんだよ。こう」と持たれた瞬間?!?極まってる。

脈部が上向くように、外側から下へ捻じるようにつかむことで、すでに極まる。


手首をしっかり極めたまま、二教にとる。

肩口にしっかりつけて、姿勢をよくして、肘を相手の腕にのせ、自分の脇に相手を入れ込むように引き込む。

相手の腕、背中が伸びるように、体ごと連れてくるように。


しっかり落として、体であおって、両膝で挟む。

先生は最後まで手首を緩めない。

二教するまでもなく、最初の手首持たれた時点で抵抗力失う。


Tさんが先生の二教の洗礼を受けて、目が点になってた。

別次元だもんね。

片手取り呼吸投げ

掛かり稽古で、4本ずつ。

Hさんが腕にしっかり重みのってて、良い感じ。さすがベテラン。

座技呼吸法

6月3週目の稽古

火曜日の稽古

Day397 腰越合気道研究会 2022.6.14

座技正面打ち一教

胸取り二教

相手は常に攻撃する意図を持ってると想定する。
攻撃の線を外しながら、それを利用する。

相手は胸取りと同時に当身してくるから、つかまれる一瞬前に当身入れつつ体を開く。
(表) 倒れた相手は起き上がってくるので、それを利用して畳に落とす。

(裏) 起き上がりを利用して、二教。
相手の当身が当たる線から外れつつ、かける。

正面打ち入り身投げ

正面打ち呼吸投げ

大回りせずに、直線で最短距離で入り身する練習。
相手の攻撃の線を外して、しっかり後ろに入る。
相手の両肩を後ろからフワッと持ち、崩れるところに落とす。力は不要。

片手取り四方投げ

自分のお腹に集めてから動く。

両手取り四方投げ

体捌きで外側から崩すのと、手元で崩す方法。

座技呼吸法

木刀振り

杖振り・杖の合わせ

木曜日の稽古

Day398 藤沢合気道会 2022.6.16

片手取り一教

入身転換で並び、相手を引き出す。
先生は大きく腕を回すけど、そんなに上までいかない。
畳するくらい低い位置からお腹~胸あたりで回してる。

諸手取り二教

同じ様に動きながら、相手の手が逃げないように上から抑え、一緒に下がるように二教。
相手の体を伸ばしながら、畳に下ろす。

ほかにも相手の中心に入るように二教を極める方法もある。

片手取り呼吸投げ

相手に側面から近付きながら、腕をお腹に集める。
最初にしっかりお腹に集めるのが大事。
上へ切り上げる。

片手取り呼吸投げ

入身転換で並ぶ。
相手が行こうとしてる方向へ行かせてあげる。

片手取り入り身投げ

入身転換から相手の後ろに入り、体を開いて、相手を解放する。

どんどん離れてしまうのが問題だ。
相手だけでなく自分も遠心力でバラバラ…。

片手取り呼吸投げ

お腹に集める。
相手と場所を入れ替わるようにして投げる。

見取りに呼ばれる。
受けが下手くそで「こういう受けを綺麗に取れるようになるといいよね。そうしたら技も、もっと変わる」と言われた。
先生に同じことを何度も言われなくて済むようになりたい …。

互いに投げ合う

片手取りで10本ずつ。

土曜日の稽古

Day399 A.K.I.鵠沼 2022.6.18

片手取りのストレッチ5種

受けにとってはストレッチ。
取りは「相手をちゃんと崩せるか」意識して動くこと。

下 → 上:側面に入っての呼吸投げ
横:四方投げ
下:隅落とし
二教
回転投げ

片手取り呼吸投げ

流れで投げるのなら、がっちり捕まる前に、入り身する。

ガッチリつかまれてからなら
① 下に崩してから入る
② 転換で崩してから入る
③ 腕を脱力させて、相手に情報を与えない状態で入る

① 下に崩す時も、腕の力を使わない。
腕ではなく、足と体幹 (の力) を使う。
千鳥で相手の前足近くに入りながら、腕を導入部として下へ重さかける。
もう片足で相手の後ろに踏み込みながら、腕を下⤴上に回し上げる。

基本2歩。全身を連動させ、ギクシャクしない。
腕を水平に動かそうとすると、相手にぶつかる。
相手と正面衝突しないのが大事。

② 転換かけるなら、180度に大きく。
下⤴上の流れでしっかり崩す

その後まっすぐ体で入って投げようとすると、相手と正面衝突するので、少し反転気味?に相手のお腹から下へ向かう。
上→下へ、相手の相手の両踵の間の少し後ろを狙う。
隅落としのイメージ。

③ 相手からすると、単なる丸太をつかんでる感覚になるくらい、脱力して情報を与えない。
そうすれば、どのようにも動ける。

片手取り呼吸投げ

入り身転換して並んで、相手が行こうとしてる方向にそのまま行かせる。
最後沈んでもいい。
腕を振り上げて、エイヤッではない。

T先生だとゴロゴロで相手を吸込み、送り出している。

片手取り呼吸投げ

相手が腕つかんで、その場で居着いて固まった場合。
さっきのように相手の力を利用して投げられない。

隅落としの要領で、肩口に手刀当てて、相手の両足の間少し後ろを狙って落とす。
② S先生の得意技。
(吸う) 肘畳んで相手を空振りさせつつ誘い込み (吐く) 相手の中心に向かう。
相手にぶつからないように、微妙に線を外して誘い込むこと。
③ 相手に密着し、腕を固めさせてひと塊にしておいて、体ごと突っ込む。
④ 棒倒しのようにバターンと後ろに倒れて、相手を投げ飛ばす。

Fさんに①が全然かからない。
上から下方向に落としたいけど、最初からFさんが上にいて厳しい。

Fさんの①は手刀が硬くて、腕が切り取られそうだ。
すぐ倒れたくなる。
合気道じゃなくて、空手でやられてる気がする。さすが空手家。

②をS先生に教えてもらった時は、出来た気がしたけど、Fさんにはかからず。
空振りさせるどころか「? 何ですか??」って感じ。
難しい。

①③は体格的に不利 ④は受け身の問題もあるし ②を最優先で体得したい。

掛かり稽古

片手取り。
受けが一列になって、どんどんかかっていく。
焦るし、動きもグダグダになる。

相手に掴まれるのを待たない。
自ら行って、予定している技をかける。
つかまったら、四方投げ。
受けの列を壊しに行くつもりで突っ込む。

Kさんが取りの時は、受けの列が後退して、畳の端に追い詰められた。
私の時は、逆に自分の後ろが狭くなっていく。
とりあえず、前に出る気持ちでないとダメ。

天地投げ

両腕を脱力させて、情報を与えない。
相手が誘い込まれてきたら、そのまま沈む。

(裏) 相手から離れないように直線上で転換して、相手が絡まってきたら沈む。
沈みながら、相手に向かって踏み込む

転換でうまく崩れなかったら、もう1回大きく転換かける。
腕を広げるのは最後。
投げで引っかかったら、肘で相手の顎をくっと上げて投げる

相手が大きければ、隅落としを効かせないと無理。

両手取り十字投げ

上の手で四教をしっかりきめておく。
腰から沈んで、腕を伸ばして相手を吊り上げる。
腰をくっと相手に入れ込んで、体の側面を滑らせる。

側面を滑らせる代わりに、前に出て投げるのがS先生が最近よく稽古してくださる技。

両手取り呼吸投げ

正面からは、タイミング合わせて (吸う) お腹の前で親指から上げて (吐く) 小指から下げる。
脇を締めて、手だけの小さい回転。

あるいは直線上で相手と場所を入れ替わる。
足の位置は動かさない。その場で転回だけする。
パタンパタンと風見鶏のイメージ。

両手取り呼吸投げ

相手の前足外側に1歩でながら、そちら側の手に重さかける。
折れない腕で重さかけたまま、くぐって並ぶ。
後ろ足で腰を蹴る力を接点に伝え、前の下方向へ。

すれ違うタイプは、ぱっと腕張って相手の虚をついて、両膝から下へ重さ掛けながら沈みつつすれ違う。
Kさんは最初から折れない腕で下方向に重さかけてる感じ。

座技呼吸法

折れない腕で相手に向かって、左右どちらかに落とす。

日曜日の稽古

Day400 藤沢合気道会 2022.6.19

受け身練習

前受け身と後ろ受け身をたくさんやった。

互いに手を合わせて押し合う後ろ受け身練習、足裏をべたっと畳につけない。
相撲のように蹲踞 (そんきょ) する。
つま先立ちで膝を開いて腰を落とす。

転換の練習

畳の線の上に立つ。
前足はそのままの位置で、線の上で180度転換する。
家でもできるので、練習するといい。

片手持ち入り身転換

「両手でやる人もいるけど」T先生は片手派のようだ。
「親指は方向指示器」手の平、親指は上に向ける。
手の位置を変えずに、相手の外側に入り身して同列になる。

片手持ち四方投げ

入り身転換して、腕を斜め上へ。
くぐって、相手の手を持ち替えて一緒に沈む。
呼吸投げかと思いきや、四方投げになった。

手の持ち替え方をE君に説明できなかった。
なんとなく持ち替えて投げてるんだな、私。

T先生がまたお手本する時、じっと観察。
木刀を持つように。
もう四方投げになってるから、相手に近い手で上 (手首) もう片手で下 (指) を持ってる。

片手持ち四方投げ

今度は転換までいかない。
ぶつからないように少し角度つけつつ、腕を斜め上へ伸ばしながら前へ出る
くぐって四方投げ。

T先生は、腕が1mくらいグワーッと伸びるじゃないかと錯覚するほど、持っていかれる。
どうやったら出来るんだろう。

Uさんは、沈みつつ更に前に出る。威力が増す。
投げ終わった時、受けの横にピッタリついている。

互いに投げ合う

白帯は互いに10本ずつ。
黒帯は時間内で自由に投げ合う。

疲れてるし、焦るし、全体的にグダグダになってしまう。
どの投げ方をしようとしてるのか分からず、相手も困ると思う。
これじゃダメだ。反省。

6月4週目の稽古

月曜日の稽古

Day401 藤沢合気道会 2022.6.21
今日は遅れて後半から参加。
でもT先生にたくさん投げていただいたので、ずっしり体が重くなった。
同じように見えて、投げの重さが桁違いなのが、T先生の七不思議だと思う。

諸手取り小手返し

入り身転換して相手を引き出し、小手返しにとって、相手と場所を入れ替わる。
入れ替わることによって、受け身をとる場所が空く。
受けが動きやすいようにしてあげる。

技には上段・中段・下段とあって、例えば四方投げは中段の技。
小手返しは下段。
低く取って、そのまま低い位置で投げる。
相手を飛ばそうとして、腕を一旦持ち上げたりしない。

後ろ両手取り小手返し

畳に手がつくくらい低く抜ける。
目の前に来た相手の腕を小手返しにとって、相手と場所を入れ替わる。

(裏) と勘違いして、前のめりに崩さなければ、と受けを引っ張りまわす。
隣の組にぶつかって、先輩に「暴れてるね!」と言われる。
確かに、これでは技じゃなくて暴れてるだけだ …。
(表) で手を取ってすぐ、場所を入れ替わるだけだった。

後ろ両肩取り小手返し

これも基本の動き方は同じ。
両腕を斜め前上に張ると分かりやすい。
親指内側に向ける。

向き合って、低く抜ける。
相手と足が平行になるくらいが理想。

両手取り四方投げ

持たれたら、自分のお腹に集めると同時に体を開く。
焦ってすぐくぐりに行かない。
「1秒とは言わないけど … 相手が崩れるのを少し待つ。」

崩れたか確認もせず、くぐりに行くのがいけないんだと思う。
相手が崩れたのを感じてから次に行く、ということかな。
もし崩れなかったら更に下がる、など対応する余地と心の余裕を持つ?

これに限らず、焦るなってことだろう。

土曜日の稽古

Day402 朝稽古 (武田道場) → A.K.I.湘南台
久しぶりの朝稽古。
とにかくゴロゴロ運動に尽きる感じだった。

Y先生「相手とお腹を繋げておく。」
動きに手や足をつける必要はない。
「これ (繋げたお腹を動かす) だけでいい。」
Y先生が、お腹をちょっと方向転換させたり上下させたりするだけで、技が生まれる。

「遠心力と求心力」「お腹を広げるのが大事
お腹を広げて、相手を吸い込むのが求心力?
相手を解放して投げに繋がるのが遠心力?

ゴロゴロは感覚で動けば、相手に合わせて色んな動き方になるんだと思う。
でも私は「相手の人、こう動いてたよね」と考えるので、動きが固定化しちゃう。
「自由にやってね」って言われると逆に困る。

ゴロゴロ運動

立って正面打ちからのゴロゴロ

木刀使ってゴロゴロ

掛かり稽古

受けふたり、取りひとりで一組。
30秒ずつで受けが交替、立ってゴロゴロ → 木刀でゴロゴロ → ゴロゴロの半身半立ち呼吸法。

稽古の後、唇が痺れてた。
マスクでこすれて感覚鈍くなった?くらいの軽い痺れ。
熱中症になりかけてるかも。

暑くなってきたので、そろそろ水分だけじゃ足りないようだ。
塩分補給して、A.K.I.湘南台の稽古に参加。

今日は「足捌きがバタバタし過ぎ」とほぼ毎回言われた。
動きすぎ、離れ過ぎ、歩数多過ぎ。
必要最低限の歩数で、常に姿勢良く動けたら、すごくマシになるはず。

それから、ゴロゴロで膝を痛めない方法を教えてもらった。
お尻で方向転換し、お尻を起点に起き上がる。膝ではない。
毎回膝を使っていたら、長時間のゴロゴロで膝を痛めてしまうから。

確かに、先生方は開脚して座った状態から伸びたり、たくさん動くけど、膝はそんなに使ってない。
体幹使って動いてる
目には入ってたけど、意識してなかった!!
いいこと聞いた。

いいこと教えてもらうと、他の人にも教えたくなる。
私もいつか「これはKさんがD先生に教えていただいたらしいんだけど」って、言いたい。
なんだか合気道っぽい (笑)
先生方も「〇〇先生はこう仰った」「〇〇先生はよく…」って教えてくださるし。

両手取りストレッチ3種 → 技

上:呼吸投げ
千鳥で相手の前に踏み込みつつ (後で斬り上げる方の) 腕でしっかり相手を下に崩す。
そこで崩すから、投げることが可能になる。

肘で相手の腕にのるくらいにして、体格差を消す。
持たれた瞬間にのってるくらいが理想。
腕の斬り上げは水平ではなく、相手の中心に向かう様に。

横:四方投げ
相手と力がぶつからないように、90度くらい角度つけて出る。
「逮捕されないように」ガッチリ両手持たれてしまったら動けない。

上下:天地投げ
下の腕でしっかり隅落としをかけることで崩す。

後ろ両手取り入り身投げ

最初に取られた方の手で相手を自分の前斜め下へ流すのが大事。

抜けた後、バタバタ歩かない。
1歩 (最初の誘導) 2歩 (抜ける) 相手を前に流す、投げる。
お手本は2歩だ。

後ろ両手取り四方投げ

今度は逆に、後から取られる手で流す。
お腹の前で相手がUターンするように流しつつ、腕を取る。
相手の勢いをそのまま生かして、四方投げ。

バタバタ歩かず、相手から離れず、必要最小限の歩数で。
多分これも1歩か2歩程度。

後ろ両手取り回転投げ

抜ける、反転しながら相手の腕を小手返し的に持ち替え、そのまま回転投げ。
相手の頭を下げられなかったら (裏) で遠心力を使って投げる。
足を大きく使って、相手の後ろに踏み込んで、直線上で入り身転換する。

掛かり稽古

後ろ両手取りで、受けが一列でどんどん行く。
後ろ両手取りでは初めてなので、焦るし、受けが来るのを待ってしまう。
とにかく、待たない

待たない究極のやり方としては、相手が最初につかんでくる、その手に四教で重さ掛けて落とす。
相手は後ろに回ろうとして、四教に自ら突っ込む形になるので、効果的。
不意打ちしたら掛かりそうだ。

片手取り入り身転換

しっかり180度転換する。

片手取り呼吸投げ

相手に合わせて入り身転換して、腕を丸く斬り上げる。

片手取り呼吸投げ

入り身転換して、相手に向き直って、上腕部をつかんで中心に向かう (飛び受け身)

片手取り呼吸投げ

入り身転換して、相手に向き直って、相手の脇から、肩で中心に向かう。

Uさん「後ろ向いて前受け身すると受けやすいですよ。」
後ろ受け身で受けてたけど、前受け身の方が楽だ。

後ろ取り呼吸投げ

最初にとられた手を腰の中央につけ、反対側の足で相手の後ろに踏み込み、腰を切りながら腕を斬り上げる。

両手取り呼吸投げ

正面は手の小さい上下の回転。
横は風見鶏のようにパタンと身体の向きを反転。

両手取り呼吸投げ

腕をばっと張って抜ける。
相手と並んで、近い方の腕は上、反対の手は腰につける。
腕を投げ下ろす。

片手取り呼吸投げ

さっきの技を片手でやる。
最後の投げは、真下に腕を下ろすか、丸く遠く前にやるか、のどちらか。
丸く遠く、はいかにも Okさんって感じがする。威力があって。

天地投げ

座技呼吸法

日曜日の稽古

Day403 藤沢合気道会 2022.6.26

受け身練習

片手取り呼吸投げ

「相手の前に行っちゃう人が多いんだけど、こっちね」と受けの背面を示す先生。
体は受けのすぐ後ろ方向に入り身しつつ、腕は相手の前を斬り上げる形。
お腹はいつも相手を向いてること。

片手取り呼吸投げ

入り身転換して相手の前から大きく斬り上げる。
あまり深く入り身転換すると、上手くいかない。
ちょっと浅めで、相手を下に崩す。

片手取り呼吸投げ

入り身転換しながら手切れ。
上から手首つかんで、自分の腰につける。
もう片腕で大きく相手を斬り上げる。

片手取り呼吸投げ

入り身転換しながら手切れ。
今度は自分の肩を相手の脇に深く入れ込む。
正面ではなく、自分の腕が伸びてる方向に杖突きのように投げる。

片手取り小手返し

入り身転換しながら手切れ。
上からつかむ。もう片手で手首つかむ。
小手に手を添えて、相手と場所を入れ替わるようにして小手返し。

相手の肩の下に近い足を差し入れ、伸脚の形になる。
相手の腕を足に沿わせ、アキレス腱伸ばしのようにしてゆっくり極める。

Fさんの肩が 異常に 柔らかい。
90度どころか、それ以上行ってもタップしない。
恐ろしくて止めると「気持ちいいストレッチだから大丈夫よ~」とゆったりしてる。
極める前から畳バンバン叩くオジサマ達と同じ人間とは思えない。

互いに投げ合う

白帯10本ずつ、黒帯20本ずつ。

6月5週目の稽古

月曜日の稽古

Day404 藤沢合気道会 2022.6.27
今日は「とにかく動く」のが大事と改めて気付かされました。

先生に投げていただいたら、いつものようにヘロヘロに。
「20回でゼエゼエ言うってことは、まだ芯のある (真の?) スタミナがついてないってこと。」
小手先・口先だけにならないように気を付けて、たくさん動く。そうすれば、きっと出来るようになる。」

また、取りをやっている時には
「持たれるのを待たない。自分から動いて巻き込んでく。4本切れ目なく、ひとつの流れになるように動く。そろそろレベルアップを目指して。」

4本でひとつになるように技をかけて、同じように受けて…ってやると、休む暇がない。
ずっと動いてる。キツい。
2時間これが続けられるくらい、スタミナつけないとダメなんだろうな。

片手取り一教

入り身転換して向き直って、内回転でくぐり、一教で落とす。
落とす、下がる、とブチブチ切らずに、落としながら一緒に下がる。

片手取り回転投げ (内回転・裏)

最後、相手の後ろの直線上を入り身転換するようにして投げる。
「グルグル回る人がいるけど、そんなの効かないからね。」
直線で動く。

片手取り呼吸投げ

内回転して並ぶまで同じ。
前に出て、親指を内側に向けながら沈む。
くぐる時も、抜けた時も、相手から離れない方が良いと思った。

火曜日の稽古

Day405 腰越合気道研究会 2022.6.28
相手を無理やり動かすんじゃなくて、すーっと柔らかく導きたい。
前へ!次は!で頭の中が一杯になる。
もっと落ち着いて、相手の様子を見る余裕を持つこと。

座技正面打ち一教

片手取り呼吸投げ

正面打ち三教

(裏) 最後に畳に落とす時は、体捌きで行う。
腕で引っ張らない。

正面打ち四教

座技呼吸法

木刀振り

杖振り・杖の合わせ

木曜日の稽古

Day406 藤沢合気道会 2022.6.30
今日は間に合って、最初から参加できた!
飛び受け身が多くて、体が痛いです。
先生は、私の受け身を見ていて「心が痛い」そうです…。

早く上手くなりたい…。

ゴロゴロ運動

両手取りのストレッチ

四方投げの形で表、裏と受けの背中を伸ばす。

両手取りのストレッチ

今度は、1回だけでなく、取りは数回ゆっくり沈んで、また上がる。
受けはかなりストレッチされて、前腿もキツイ感じ。

両手取りのストレッチ

誘い込みを使う。
相手が取りに来るのを吸い込んで、自然に背負ってる感じ。
整理運動の背中伸ばしも、本来はこうやってやるべき。

片手取り四方投げ

同じように、相手が取りに来るのを誘い込んで、誘導して、相手の後ろの空間に入る。
つかむ・くぐる・投げる、ではない。
川のように、す~っと滞りなく流れていって、相手の背中の後ろの空間に入り込む感じ。

両手取り呼吸投げ

両手を取られたら、直線で相手の正面に入り身。
お腹合わせになる。
同時に、後ろの腕は肘を畳む

畳んだ腕を伸ばしながら前へ出て投げる。

入り身が普段より直接・直球すぎて、逆に難しい。
先生は肘畳みながら吸い込んでるみたいで、体が吊られる。

両手取り呼吸投げ

同じようにして同列になったら、相手に近い腕で斬り上げて投げる。
もう片手は下に張っておく。腰の横あたり。

同列になる時、相手に近い腕が上にあるように。
腕が絡まってしまう。

両手取り呼吸投げ

今度は、相手が取りに来たら、腕を一瞬お腹に集めてから、1歩出ながら前に張る。
相手は振られて同じ方向向くので、そのまま前に投げる。

両手取り呼吸投げ

さっきは一瞬引き気味だったけど、今度はまっすぐ前に出る。
先生の見取りだと、みんな腕取った瞬間、ばん!と横に投げ飛ばされてる。

自分がやる時には、躊躇がある。

先生「遠慮しない。相手は三段。初段と三段なんだから、全く問題ない。相手を壊すくらいの気持ちで行きなさい。」
「相手にぶつかって寄り切る気持ちで行く。」
「相手にまっすぐ当たることが出来て、初めていなすことも出来るようになる。」

半身半立ち呼吸投げ

立っての呼吸投げ

取りは、下方向から、腰を引かないでお腹から出る
両腕は伸ばして、相手に寄り掛かる気持ち
受けはそれをしっかり受け止める。「当たりが生まれる。」

寄り掛かって、どちらかに傾ける。
受けは最後までそれを受け切ってから、飛び受け身 (前受け身)

半身半立ち呼吸投げ

取りは座る。
両手を畳につける。
受けが両手取りする。

畳の上をこするようにしながら、腕を自分のお腹に引き寄せる。
中心線に沿って、上げる。
脇が空くと力が逃げるので、脇を締めて腕を上へ。

両腕を上でしっかり張る。
どちらかに傾ける。

立っての呼吸投げ

同じことを立ってやる。
畳につけた手を引き寄せて、上げて行って、上で張って、傾ける。

受け身が下手くそ過ぎ…。

お互いに投げ合う

片手取りで10本ずつ。

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