2023.7.31 2024.2.16
技は相互作用
今月は、2回演武会に参加する機会がありました。
ベテランの先輩と組ませていただきました。
「ゆっくりやりましょう」と打ち合わせしても、毎回ペースが速くなります。
原因は私の打ち込み。
無自覚だったけど、動画観たら、起き上がった瞬間ダッシュで攻撃してました。
受けの勢いから技が生まれるんだから、これじゃゆっくり投げるなんて無理。
ゆっくり投げて欲しい人の受けではなかった。
って気付くのが遅過ぎですね。
演武の最後は、固め技。
暴れ馬 私を「ドウドウ」と落ち着かせるみたいになってた。
未熟な後輩を制御してくださり、ありがとうございます。感謝。
それにしても、倒れたらすぐ起き上がり、間髪入れず次の攻撃!の条件反射が染みついている。
これに見合う体力をつけないと自爆必至です…。
ここから下は
7月1週目の稽古
日曜日の稽古
Day528 藤沢合気道会 2023.7.2
座技正面打ち一教→二教
真っすぐ当たる。
肘を曲げない。
正面打ち三教
正面打ち入り身投げ
投げ合い
自由に10本ずつ。
黒帯同士で10本ずつ。
7月2週目の稽古
土曜日の稽古
Day529 A.K.I.鵠沼 2023.7.8
新宿の本部道場では、真後ろに倒れると「脊髄を打つので危ない」と横受け身を推奨しているらしく、前半はその練習。
習性?癖?はなかなか直らない。
諸手取りで粘る練習
取りは側面に入っての呼吸投げの形、受けは腕につかまったまま、体を反らせて粘る。
取りがゆっくり下ろすので、受けは床に体が触れるまでそのまま。
片手取り呼吸投げ
取りは相手の体の後ろにしっかり膝・足を入れる。
受けは取りの腿の上を滑り落ちるようにして、横受け身。
今まで中途半端にしか入り身してなかったけど、もう一段階深く入る意識が持てるようになった。
でも受け身は慣れない。
片手取り合気上げ
側面に入り身。
相手に並んで、両手で相手の膝をかかえ、相手に向き直りながら足をすくう。
呼吸投げみたいに持たれた腕を上げると、次にうまく繋がらない。
腕の高さ・位置は変えずに体捌き。
足をすくう時は、上方向じゃなくて、相手にお腹が向かうように。
受けは横受け身。
片手取り入り身投げ
取りが膝を入れながら投げたら、その足の間に頭を入れ込むように前受け身あるいは飛び受け身。
投げてくる腕に合わせて、頭と体をそちら方向に向ける。
両手取り呼吸投げ
呼吸で投げるか、流れで投げるか、ゴロゴロで投げるか。
イメージ通りに行かなくても諦めず、切り替えて違う方法を試すこと。
もっと中に入るとか、転換かけるとか。
お腹合わせに入って、転換しながら投げる時、腕で押そうとしない。
腕をつかうのなら、相手の肘が上がる形にしながら (体格変わらない場合) あるいは相手の腰辺りを⤴下から上に体ごと向かうように (大きい場合) など一工夫ないと無意味。
持たれた瞬間に片手をひゅっとお腹の前→腰の横に落としながら外側に転換して、相手のその腕が張ったままの状態で、その腕主体で投げるのは高等技術でカッコいい。
受けの落ち方が回転投げっぽい。
でも、さりげなく出来ないし、モタつくので実践は難しそう。
天地投げ
両手取り呼吸投げ
腕を使わず、風見鶏のようにパタパタと体捌きで投げる。
息を吸って引き込み、吐きながら転回。
自分のお腹の上で相手が回るイメージ。難しい。
片手取り呼吸投げ
S先生がよく教えて下さる中で苦手ナンバー5に入る技。
相手が来るのに合わせ、後ろ足引きながら腕を胸の前に引き、相手がのけ反ったところで前に出る。
Utさんと組むと、交通事故になる技。吹き飛ばされる可能性大。
タイミング合わせて、相手が取りにくる腕を下からまっすぐ自分の胸の前に持ってくる。
相手をまっすぐ引き込むので、失敗するとぶつかる。
いつものことだけど、上手くいかないなぁ。
両手取り呼吸投げ
転換して相手と並ぶ。
片手は腰の後ろ、相手と並んだ側の腕は上。
上の腕を伸ばしながら前に出て投げる。
両手取りは、ついついやり易い方ばっかりになってしまう。
両手取り十字投げ
S先生は、相手がつかみに来た両手を下から持って、転換しながら十字にして、その流れで前に出る。
がっちりつかまれたら、下から片手を剥がし、持ち替えて十字投げ。
持ち替え方に迷う。
7月3週目の稽古
日曜日の稽古
Day530 A.K.I.鎌倉30周年記念合気道講習会 2023.7.16
今日の行事は盛り沢山だった。
午前中は稽古がふたつ (TS先生、TY先生) 午後は演武会。
学びがたくさんあった。
TS先生の稽古
ゴロゴロ運動は自分 (のお腹) が太陽で、全方向に光を出しているイメージ。
「周りの空気ごと動かす」とよく言われ、最初はそうしてるつもりでも、最終的には相手を行かせたい方向ばっかり意識していた。
一方向だけじゃなくて、全方向。大きく。
相手とぶつかる、跳ね返す、は自分が相手より大きくないと絶対無理。
でもプラスマイナス ゼロにすることは、誰にでも出来る。
それには「死ぬ気でやらないとダメ。」
本気で来る相手に、死ぬ気で向かうくらいじゃないと出来ない。難しい。
見取りでは、必ず届く間合いでしっかりと打ち込ませていた。
片手取りでも、つかんだ瞬間に当身や蹴りを入れる。
それに対応できてこそ、技が生きてくる。
私はつかまれた後から考え始めて、完全に停止してしまいがち。
つかまれた瞬間に入り身、相手の攻撃の線を外せてこそ「死なずに済む」ってことなんだろう。
受けも取りも、それくらいの緊張感を持って、普段から稽古しないといけないんだな。
TY先生の稽古
宇宙のエネルギーを「私」のところで止めないで「渡し」てあげるのが大事。
稽古の動きとしては、受け止めるだけじゃなくて、そのまま相手が行きたい方向に解放してあげる。
日常では、合気道の良さを周りの人に伝えて、ひとりでも多くの人が合気道を通してより良い社会にしていけるといいよね、とのこと。
TY先生から学んだ人達が、それぞれ先生として各地で合気道を教えている。
その先生方から学んだ生徒は、健康になったり、楽しめて、その余裕で自分の周りの人達を幸せにすることができる。
そんな大きな次元の「より良い社会」作りは真似できないけど、身近な人といい関係を構築し、少しずつその輪を広げていければいいな。
演武会
団体演武ではNさんの受けを担当した。
「ゆっくりやりましょう」と打合せしたけど、必死になるとペースが速くなる。
ペース上げ過ぎて息切れし、最後の方はもたついてしまった。
T先生の演武の受けもまたやらせてもらえた。
やっぱり頭に血が上る。
起き上がって T先生の腕を取りに行く!!しか考えられない。
最後に抑えられて「はい、おしまい」の声に我に返る。
先生は息も切らしてないし、普段と全然変わらない。
これぞ「平常心」なんだろう。
7月4週目の稽古
月曜日の稽古
Day531 A.K.I.鵠沼 2023.7.17
両手取り呼吸投げ
両手をおへその前で上げる (吸う) 下に向ける (吐く)
タイミングが合っていれば相手が崩れるので、そのまま前に出る。
手を下に向けた時に、両脇に持ってくると、そのまま押し込まれてしまう。
自分の前に置いておくこと。
片手取り小手返し
最後に手首を極めるのは、相手に近い方の手で行う。
片手取り入り身投げ
(表) 相手から離れず、巻き込むように。
(裏) 相手の後ろから優しく抱き寄せるように。引っ張らないで、そっと崩す。
起き上がってきたら、相手の体が伸びるまで待って、その腰の後ろに踏み込む。
相手に正面から対抗せず、横からバランス崩すように体で入る。
片手取り回転投げ
崩す時は相手と三角形の位置。
真横にくっつくよりは、少し斜め外に離れた感じかな。
火曜日の稽古
Day532 鎌倉合気道会 2023.7.18
木曜日の稽古
Day533 藤沢合気道会 2023.7.20
天地投げ
まず相手をまっすぐ引き込む。
そこから身体を開く。
受けが「固い。上半身に力入り過ぎ。腕は楽にして、足で取る」とのこと。
引き離されまい、と肩と腕に力入れて、くっついてしまうのがダメだ。
足を動かしてついていく。
「みんな手や上半身に意識が行きがちだけど、一番大事なのは足。」
片手取り呼吸投げ
持たれたら、そのまままっすぐ肩から楽に肘を畳んで、相手とひとつになる。
一緒に歩く。
動きの中で、前に出してあげる感じ。
相手を吊りたくて、変に腕を返したりしたけど、そうじゃなくて、そのまま素直に引き込むこと。
片手取り呼吸投げ
転換しながら肘から抜いて、内回転で抜け、同列になる。
回転投げで「腕張って、当身入れて」ってやるけど、大きい相手に対して腕張ることからして難しい。
動きの中で、抜けていく。
「動きを止めない。1、2、3、4…じゃなくて 1 で全部やる。」
横面打ち入り身投げ
水平に当たらない。それだと正面衝突の交通事故。
相手の懐に飛び込むつもりで、下から腕の内側の広いところで摺り上げるように当たる。
相撲のように、出会い頭で相手をのけ反らせ、ひっくり返すくらいの気持ち。
相手の腕に対応しようとしない。
腕に対して転身で抑える人もいるが、それでは「幹」じゃなくて「枝」部分にしか作用できない。
相手の全体に対して、懐に入るつもりで入り身する。
「当たる前にモーションかけない。」
以前も注意されたのに、直ってないみたいだ (泣)
腕を体の横に振らない。自分の前、太腿あたりにある手がすっとそのまま出る感じ。
確かに両腕が揺れたがってる…ウズウズしてる…クッ、この衝動に打ち勝たねば!!←本人の中では大真面目な闘いが繰り広げられている。
相手に当たったら、外側の腕の肘を曲げ、そこから滑って相手の後ろに入り身。
下から腕をバッテンで当てて、それで相手を返すのは無理がある。
自分から入る。
後ろに入ったら、大きく体を開く。
歩幅を大きく、1歩で大きく開く。
そこでしっかり相手を崩さないとお話にならない。
自分の足は動かさず、崩れた相手が自分の横まで来たところで腰でぶつかるように投げる。
(前に歩いたり、腕で返したりして投げない)