2023.9.31 2024.7.26
関節技は緩みをなくす
最近「関節技は、痛くするより、緩まないのが大事」の意味が分かってきました。
極めの目的は、先生が仰るように「相手に逃げられないこと。」
緩んでなければ、動く余地ないので逃げられない。
稽古を続ける内に、少しずつ極めへの耐性も出てくるし、痛い中でも「あ、今緩んだ」と気が付きます。
その瞬間なら、私でも、逃げようと思えば可能です。
自分の技がどれだけ緩んでるか 受けが忖度してくれると 普段は自覚できない。
でも、いろんな人に技掛けてもらうと、すごく違いが分かります。
違いを味わい、極められソムリエ (?) になって、自分の技も向上させたいです。
T先生の二教・三教は万力みたい。最初から最後まで緩みゼロ。
我々が「痛い痛い」と騒いでも「痛くない痛くない」って仰る… いや、本当に絶対に明らかに痛いです!!!!
しかも「これで骨折した人なんて見たことないから大丈夫」って。全然安心できない。
ある先輩は、最初はそんなに締まってる感覚ない。
単に絡んでる感じなのに、こちらが動こうとした瞬間きっちり締まる。
新しい人だと、微妙に関節曲がらない方向だったり、局地的に力入れたり、変な痛みがある。
とは言え、あちこち緩んでるので、その気になれば逃げられる。
「お腹を受けに向けて」「手を離して持ち替えずに、滑らせて取る」とアドバイスしつつ、自分自身も肝に銘じる感じです。
人によって極めの耐性違いすぎ問題
先生や先輩のいいところを真似して、緩みの発生をなくしたい。
でも、人によって関節の硬さや耐性が違うので、技掛ける時はいつも恐る恐るです。
肩が硬い人は、うつ伏せで腕を上げられただけで極まってしまう。
膝で肩を挟む前段階から、畳タップするか見ておかないといけません。
極めの形作りに集中すると、タップに気付かないので、注意が必要です。
私は肩が硬そうな人には、膝の挟みを緩めます ← これが癖になると、それも問題あり。
逆に、柔らかい人、体格いい人、長年続けて耐性ある人は、少しでも遠慮すると掛からない。
遠慮どころか、必死でやっても掛からない。
「何やってんの~?」と笑いながら返し技されたりする (悲)
そんなベテラン相手と練習後は出力具合がバグるので 白帯オジサマを壊さないように 気を付けています。
それにしても、人によって極めの耐性違い過ぎ。
十人十色とはこのことだな、と思います。
その上、同じ人でも体調によって変わるから、更にややこしい。
緩みゼロだけど相手に嫌がられない、平和な極めを獲得したいです。
ここから下は
9月1週目の稽古
日曜日の稽古
Day546 藤沢合気道会 2023.9.3
正面打ち入り身投げ
Oさんは入り身した瞬間に180度転回、腕をのびやかに伸ばす、がカッコいい。
T先生の「待たない。入り身は相手とすれ違うつもりで」を体現している。
正面打ち入り身投げ
掛かり稽古。
体斜めにして打ち込みを受ける = 相手が来るのを待っている証拠。
待たずに、すれ違うつもりで入る。
半身半立ち呼吸投げ
受けは、肘を楽に曲げて、自分の体重を取りに預けるようにする。
取りは肘を伸ばし、まっすぐ相手の重さを受け止める。
お尻は浮かさない。
相手をまっすぐ受け止め、そこから左右どちらかに傾く。
投げっぱなしにせず、相手についていく。最後に相手の脇に入って抑えまで。
横面打ち四方投げ
相手としっかり180度入れ替わる。
大柄な相手が居着き気味で打ってくると、崩せないので、その後の四方投げに繋げにくい。
横面打ち入り身投げ
正面打ち三教
投げ合い
お互いに10本ずつ。
先輩の投げ
先生と三段以上がみんなを投げる。
ヒイヒイ言いつつも、なんとか全員に投げてもらえた。達成感。
9月2週目の稽古
月曜日の稽古
Day547 藤沢合気道会 2023.9.4
今日は後ろ取りがテーマだった。
後ろ取り一教 → 二教 → 三教
半身になって、しっかり体ごと、低く抜ける。
自分の両手が畳を擦るくらい低くていい。
回りながら抜けない。直線で後ろに下がる (真後ろというより、少し斜めかな)
抜けた時に自分の両足が相手に対して平行になってるくらい。
三教は、小指と親指が大事。
親指を相手の手首の窪みに引っ掛ける。小指は相手の小指の下あたり。
相手の指先をつかむ手は、指の部分。
それより上だと行き過ぎ。
相手を吊るにしろ、自分が入るにしろ、動きを止めない。
三教きめてる手は自分の中心、そして相手の外側に保つ。
それが緩むと、受けが力強い場合、肘から回して返し技される。
1、落とす、2、引っ張る、と2段階にしない。
1、で畳に落す。
相手の前方向に落とす (表) 後ろに入って落とす (裏)
ずっと受けの手の甲が上を向くようにして、緩めない。
審査の時、ずっと (表) をやっていたからと言って、失格にされることはない。
だから、混乱するくらいなら、ずっと (表) でも構わない。
ただ「裏もやって」と言わる時があるので、と裏も出来るようにしておく。
後ろ両肩取り三教
抜けた時に相手の上の手の甲が出てくるので、それをつかむ。
後ろ両手取り四方投げ
後ろ両手取り小手返し
後ろ両肩取り小手返し
下の手を取る。
相手がもう前のめりになってるので、そっちに行かせてあげるつもりで、場所を入れ替わる。
無理やり (裏) して変になったけど、こっちの方が断然自然で効率的。
後ろ両肩取り呼吸投げ
体重の使い方の練習。
つかまれた状態から、両腕を広げて前に歩く。
受けはしっかり後ろに引っ張って、負荷をかける。
受けに負けないように前に歩き、両足揃えて、そのまま棒のように前に倒れる。
これが思い切り出来るようになったら、投げも決まるはず。
投げ合い
審査を受ける人が、ほかの人を6本ずつ投げる。
後ろ両手取り呼吸投げと後ろ両肩取り呼吸投げ。
投げ合い
お互いに10本ずつ。
火曜日の稽古
Day548 鎌倉合気道会 2023.9.5
木曜日の稽古
Day549 藤沢合気道会 2023.9.7
ゴロゴロ運動
片手取り呼吸投げ
昇級審査の練習
片手取り呼吸投げ
転換、向き直って下から当て身入れて、袖を下からつかむ。
そのまま、相手の脇の下に座る。
遠くに投げない。真下。
土曜日の稽古
Day550 令和5年秋季鶴岡八幡宮奉納演武大会 2023.9.9
慣らし稽古 (YH先生)
座技正面打ち一教 → 二教
片手取り呼吸投げ
「腕に力が入り過ぎ」今日初めて組んだ方にも言われた。
と言うか、これしか言われない…。
酷過ぎて、皆さんそれ以外言えないんだろう (泣)
腕はそのまま、意識しない。無心で体ごと動く。
無心になれない…。
奉納研修稽古 (TY先生)
先生は、押し付けるのではなく「私自身はこういう考え方をしています。良かったら、参考にしてくださいね」と提案する感じ。
ゴロゴロ運動
立ってゴロゴロ
受け役が差し出している拳を相手にしない。
受け全体を自分の前の空間、自分のお腹に入れる気持ち。
相手を動かすのではなく、一緒に動く。
塊を動かす
演武大会
A.K.I.鵠沼&湘南台の団体演武に参加。Zさんと組む。
当会も奇数だったので、団体演武ではZさんが私の受けをしてくださる。
今日もT先生の指導者演武の受けをさせてもらえた。
飛び受け身と後ろ落としの精度を上げたい。
日曜日の稽古
Day551 藤沢合気道会 2023.9.10
両手取り
両手取りで相手の動きに合わせて、四方投げの形で相手を伸ばす。
最後はゆっくり沈んで、受けは粘ってストレッチ。
回り過ぎていたので、先輩が「片手取り四方投げ (裏) の動きだよ?」とアドバイスくださる。
なるほど!そう思ったら出来た。
片手取り四方投げ (裏)
さっきと同じように、相手が来るのに合わせて、相手の中 (背中側) に入る。
片手取り呼吸投げ
同じく、相手が来るのに合わせて動くが、今度は前へ投げる。
3組で掛かり稽古。6本ずつ。
腕で投げない、止まらない、一緒に前へ出る。
投げ終わった後、そのまま次が始まるので、動きを止めない。
2組に分かれて昇級審査対策
私は3級審査対策のグループに参加。
正面打ち二教、正面打ち入り身投げ、天地投げ。
投げ合い
お互いに10本ずつ。
黒帯同士で10本ずつ。
三段以上で10本ずつ。奇数だったので、人数調整で参加。
出稽古でいらしてたOさん、掴んだ瞬間にぐっと手に重みかかるの感じる。さすが。
座技呼吸法
9月3週目の稽古
日曜日の稽古
Day552 藤沢合気道会 2023.9.17
天地投げ
両手取り四方投げ
両手取り呼吸投げ
正面打ち小手返し
正面打ち入り身投げ
投げ合い
片手取りで10本ずつ。
黒帯は追加で更に10本ずつ。
9月4週目の稽古
木曜日の稽古
Day553 藤沢合気道会 2023.9.21
ゴロゴロ運動
後ろ両手取り四方投げ
受けの手が離れた時に備えて、早めに手首掴んだ方がいいかも。
横面打ち入り身投げ
基本は、相手に対して逆半身で浅めに (顔・腕、よりも上腕・手首に対して)入る。
(自分の外側の手の方が前に出てるから、外側の足が出て、逆半身)
そこから足を小さく踏みかえて、外側の足を大きく後ろに引く形の転換で、相手と場所を入れ替わる。
「いっぺんに動いてやってごらん。」
1 当たる 2 入れ替わる、じゃなくて、1 で相手と入れ替わる。
難しい。「ほら、モーションかけない。」
気持ちが逃げてるので、腰が引けた状態で、上半身だけで腕をつかみにいってしまう。
相手とぶつかる直前ですれ違うくらい、自分から前に出る。
逃げない気持ちでの入り身、課題だな。
諸手取り呼吸投げ
しっかり転換して、相手と一緒に前に出る。
腕を振り上げない。腕の位置はそのまま。
肩取り四方投げ
相手の腕の外側に首を入れて回す。
下から顔に当身入れて、その流れで手首つかみながら入るとやりやすい気がする。
後ろ両手取り一教
後ろに抜けた時に、回らない。
相手の両足 (の線) と自分の足 (の線) が平行になるくらい。
片手取り呼吸投げ
転換で受け流して、向き直って腕を張る。
腕を自分の前、向こうに張って相手を崩す。
そのまま袖持って、相手の脇の下に沈む。
先輩は、私がもたついて投げが突然ゆっくりになっても、ゆっくり飛び受け身している。
熟練技だ。
投げ合い
自由に20本ずつ。
日曜日の稽古
Day554 藤沢合気道会 2023.9.24
今日は審査の日。
T先生は昇段審査で早朝から武田道場に詰めるため、ご不在。
4級、2級、1級を受験する人は、藤沢で一緒に稽古した後、午後からの昇級審査に向かう。
審査は、技術だけでなく体力・気力も必要だ。
飛び受け身練習
ひとりが座り、相手に近い手を差し出す。
その手を握手するように握りにいって、飛び受け身。
4級審査の練習
私は、4級受験者の練習相手。
課題の技を一通りやりました。
念のため「絶対倒れないぞオジサン」と当たった場合の対応策を、私なりにお伝えした。
1級審査の練習
1級は掛かり稽古的な出題があるので、その練習。
「打ち込んで」と言われたら、正面打ち。
1級の場合、受けは同じ方向から順番に来る (昇段みたいに、色んな方向からは来ない)
投げる時には、すでに次の受けを視野に入れておく。
自分から間合いを取る。
次の受けに向かって投げつけるくらいでもいい。
息が上がってしまったら、四方投げや一教などで抑えて、呼吸を整える。
ただし、二教や三教のような複雑な技は向かない。
9月5週目の稽古
月曜日の稽古
Day555 藤沢合気道会 2023.9.25
昨日昇級審査を受けた3人全員とも来た。
皆さん熱心だから上達が早いんだな。
個人的な問題としては、今日は飛び受け身が絶不調だった。
座技正面打ち一教
歩かない一教。
「武道は練習を重ねると (動きが) どんどんコンパクトになる。」
相手の打ち込みをほんの少し裏に入ってつかんで、そのまま相手の線を伸ばす。
相手が行こうとしてる方に流す感じ。
2本目からは、相手が起き上がるのに合わせ、先行してコントロールする。
「1本、2本、3本、4本と切らないで。4本全部が繋がるように。」
正面打ち一教 (裏)
打ち込んでくるのを、裏に入ってつかみ、そのまま落としていく。
「立ったままやらない。自分が立っていたら、相手を上から叩きたくなるよね。」
「そうじゃなくて、一緒に落ちていく」先生も腰を落としながら、後ろへ大きく螺旋状に動く。
最後はアキレス腱伸ばしみたいな形で、相手の腕を床に置くまで切らさないし、一定の速度保ってる気する。
これは、取りも受けも大きく動くので、体力使う。
低い位置で足使って大きく動く。
一教投げ
一教投げ
相手の足元から、大きく波のように打ち込みを上に伸ばしていく。多少下がってもいい。
そのまま、自分のお腹に引き込む。
片足立ち (もう片足は膝曲げて4の字みたい) になって引き込んでから、舟漕ぎで前に向かって解放する。
膝で相手を蹴ってしまいそうで、冷や冷やする。
先生は膝はまっすぐ向けないで、横に向けてるのかな?
入り身投げ
お互い腕を伸ばして手首合わせたところから。
肘を緩めて、相手の後ろに入り身。
首をしっかり持つ。密着する。
大きく体を45度開く。
その後の動き、その場でクルクル回り過ぎて、目が回る。
よく見たら、先生はその場で回転してない。
45度開いた後は、大きく螺旋を描くように移動しながら、相手を連れていく。
社交ダンスみたい。水平に遠心力がかかって、受けは飛ばされる感じ?
床に落して、起き上がってくるのを引っ掛けて投げるのとは全然違う入り身投げだ。
半身半立呼吸法
半身半立呼吸法の受けが痛過ぎ。
ここの畳、こんなに硬かったっけ ?! 私の受け身がガチガチだからか。
投げ合い
自由に20本ずつ。