2023.10.31 2024.11.14
先生の千里眼
ここから下は
10月1週目の稽古
日曜日の稽古
Day556 藤沢合気道会 2023.10.1
片手取り呼吸投げ
新しい人の呼吸投げ「どこを修正すればいいんだろう」と悩んでいたら、先生が来てくださった。
「相手の前に入らないよ。足刈られる」そうか!位置だ。当身もらい放題になってしまう。
相手の側面に入る。
「それから、歩かない」右半身なら、右足を更に前に1歩、左足をその後ろに引き付ける。そしてまた右足で出る。
そう言われてみれば、自分は 適当に 無意識にそうしてた。
いつも漠然と動いてるので、説明出来ない。
先生は前にも同じように、教えてくださったのを思い出した。
同じことを何回も言わせてたら、ダメだなぁ。
片手取り呼吸投げ
今度は転換して、親指を螺旋に内側に回しながら前へ。
慣れてきたら、持たれると同時に回して、相手の肘を伸ばさせることができれば転換するまでもない。
座技正面打ち一教
表も裏も、まずは相手にしっかり当たる。
押すのでもなく、ぶつかるのでもなく、当たる。
しっかりつかむ。
正面打ち一教
相手に遅れない。
振りかぶった頂点で当たる。
打ち込みが落ちてきたら、負ける。
正面打ち二教
低い位置でしっかり二教に取る。
三段以上に投げてもらう
先生含めて今日は5人。
それぞれ10本ずつ投げてもらう。
半身半立呼吸投げ
黒帯以上。
力を抜いて受けの練習。最後まで手を離さない。
10月2週目の稽古
木曜日の稽古
Day557 藤沢合気道会 2023.10.5
ゴロゴロ運動
TMさんのゴロゴロは低い位置からそのまま伸びていく。
しなやかで美しい動き。見惚れる。かわいいし。
真似しようと思ったら、柔軟性がなさ過ぎて無理だった…。
片手取り呼吸投げ
体を開いて、相手を自分のお腹に集める。
相手につかまれている接点が自分の中心線に来るように。
そこから、相手に寄りかかるように体当たりで出ていく。
「上から叩かない」腕だけグルーンと回して、上から投げつけない。
片手取り呼吸投げ
体を開いて、相手を自分のお腹に集める。
持たれた手は上向き、もう片手で上から両手組んで、一緒に動く。
一緒に動いて、それが前に出たり、後ろに動いたり、沈んだりで投げになる。
先生は最初に相手を大きく自分の中に入れ込んでる。
そのまま自分のお腹にぴったり腕をつけた状態で動く。
後から腕で引き寄せようとするのは、全然違う。
片手取り呼吸投げ
さっきは体を開いたけど、今度は肘を畳んで、相手とお腹でぶつかるくらい引き込む。
腕で引かない。
やるなら、体ごと沈んで相手に斜め上向かう。
一緒に動いて、最後が投げになる。
両手取り四方投げ
体を開きながら手首をつかみ、四方投げ。
相手が最後に後ろ回転受け身で逃げられないくらい、きちんと残心したい。
でも腕を残して体で回転されると、意外と難しい。
両手取り四方投げ
体の開き方のための練習。
開きながら沈む。
開いた方の足の膝をつき、もう片足は立膝にする感じ。
そこから立ち上がりながら四方投げ。
勢いよく膝ついたら、痛くなった。
自分の全体重×勢いが膝にかかるのは大きな負担だ。
次の日も痛かったくらい。
膝から落ちるんじゃなくて、母指球など踏みしめて調整できるようになりたい。
片手取り呼吸投げ
一旦自分の中心に集める。
集め方は肘を畳むのでもお腹の前でも、相手に合わせる感じ。
そこから相手と場所を入れ替わるようにして投げる。
自分の動きと集め方がうまく連動しなくて、難しい。
日曜日の稽古
Day558 藤沢合気道会 2023.10.8
今日はT先生が審査や高段者研修のためご不在。
Nさんが先生役。
普段T先生が教えてくださることの、Nさんの解釈を聞けて、理解が深まりました。
受け身練習
座って、相手に近い手を差し出す。
受け身する人は、その手を握手するように握って、飛び受け身。
片手取り呼吸投げ
(表) 審査時、出題の先生によって「入り身」「側面に入っての呼吸投げ」と言われる時がある。
側面 (外側) に入って、腕を切り上げながら投げる。
(裏) 転換して相手を前にずーっと行かせるように出す。
上手く行かなかったら、相手の肩を押してもいい。
片手取り入り身投げ
入り身して、密着。
大きく45度足から体を開く。
さっき開いた足を踏み出しながら投げる、簡易バージョン。
片手取り入り身投げ
解放するバージョン。
体を開き、崩れた相手とひとつになって社交ダンスするように一緒に動きつつ、解放する。
3組に分かれて掛かり稽古。
正面打ち呼吸投げ
相手の外側に入り身。
同列に並んで、相手の腕に下から手を添えて、前へ。
天秤投げかな?
片手取り呼吸投げ
手の平上向きにしながら肘を畳み、手の平を相手に向けるようにしながら引き込む。
一緒に前に出て投げる。
先輩「これは三教投げの、片手省略バージョンとも言えるね。相手の脇を開けさせて、自分の前まで連れて来たら、当身でも何でもやりたい放題。」
なるほど。
投げる前にもう勝敗は決まってる。
一教投げ
「これも同じ。相手の打ち込みを伸ばして脇腹を出させる。もう、こっちのもの。」
確かに。
10月3週目の稽古
木曜日の稽古
Day559 藤沢合気道会 2023.10.19
座技胸取り一教
相手にがっちり取られる前に動く。
理想は掴まれる瞬間に自分の体を引くことだろうか。
相手がおっとっと、とこっちに流れてくる感じを作れたらいい。
回ってしまいがちなので、直線で下がることを意識する。
胸取り一教
立っても同じ。
胸取り一教
今度はガッチリ持ったれたところから。
相手のつま先から、下から吹き上げるようにまっすぐ引き込む。
相手の腕を下から肘を上に向けて曲げさせて、畳みながら密着する。
「お腹とお腹でぶつかる感じ。」
「本当は距離感で引き込むんだけど、分からない内は腕で引いてもいい。力尽くではなくて、撫で上げる感じ。」
相手の肘を上向きに畳み、くっついているので、そのまま沈むと相手も落ちる。
片手取り一教
原理はさっきの胸取りと同じ。
肘を畳みながら相手を引き込む。
手の平上向きでつかませ、肘を締めた状態で畳みながら、手の平を相手に向ける。
相手が伸びあがるように誘い込まれたら、そこで手首を二教にとって、畳におろしていく。
片手取り呼吸投げ
引き込みまではさっきと同じ。
持たれてない手を相手の腕に添え、お腹合わせに場所を入れ替わるようにしながら沈む (飛び受け身)
胸取り首投げ
我々が回転しちゃったり、脇あいて相手を外側に出したりするので、多分先生はこの技を選んだんだと思う。
大事なのは、回転せず、まっすぐ自分の中心に引き込むこと。
相手の肘の内側に腕差し込んで、しっかり曲げさせるくらいに引き込む。
その腕は伸ばしておいて、そのまま相手の頭を下から持つ。
もう片手で上から頭を持つ。
その場で沈む。
頭を中心に相手の体が回転する (飛び受け身)
受け身が難しい。
まっすぐ回転するので、つい両足曲げて足の裏で接地。変。
そして、高い位置から、首を引っこ抜くように投げられると、とても恐ろしい…。
胸取り一教 (裏)
持たれた場所はそのまま放っておく。
他の場所、足から動く。
相手の脇の間に足から入って内回転、相手の手をおさえてそのまま抜ける。
片手取り呼吸投げ
これも、持たれた場所はそのまま放っておく。
手は持たれてるけど、肘も足も動く。
肘を曲げながら、お腹合わせに相手の懐に入って、袖をつかみ、相手と場所を入れ替わりながら沈む (飛び受け身)
投げ合い
自由に20本ずつ。
日曜日の稽古
Day560 藤沢合気道会 2023.10.22
最初の受け身練習の時、受け身が上手い先輩を穴のあくほど見ちゃう(笑)
なんであんなに上手いんだろ~って。
体幹がしっかりしていて、ブレない。
どんな体勢からでも、きちんと自分の体をコントロールできるんだな。
私は体幹がブレブレなので、前受け身も曲がったり潰れたりする。
だから飛び受け身も更に下手なんだろう … 悲しい。何とかしたい。
座技正面打ち一教→二教
表も裏も、まずは真っすぐ当たる。
片手取り一教 (裏)
転換して相手を流し、腕を横に張る。
相手の手を二教に握って、裏に入って畳に下ろしていく。
片手取り一教の変形
転換してから、内回転で入って相手と並ぶ。
持たれた手を自分の腿につけて、一緒に後ろに下がる。
そのまま相手を連れてくるようにしながら、畳に下ろす。
腕で引っ張ると切れるので注意。
相手とお腹を合わせておくのが大事。
最後に下ろす方向が、定まらない。その前の段階で相手を崩しきれてないから?
片手取り回転投げ (裏)
さっきと同じ。
一緒に後ろに下がって、相手の頭が下がったら、首をもって、相手のお尻の後ろへ。
お尻がTの字の縦棒の部分だとしたら、上の横棒の上を入り身転換するようにしつつ、相手と場所を入れ替わる。
頭では分かるけど、実際にやるとなると、場所が狭いのと、遠慮と、思い切りの無さ、それ以上に足捌きが下手で全然出来ない。
投げ合い
自由に20本ずつ。
半身半立ち呼吸投げ
黒帯のみ。10本ずつ。
10月4週目の稽古
月曜日の稽古
Day561 藤沢合気道会 2023.10.23
片手取り呼吸投げ
相手に向かって真っすぐ腕を上げていくのが、上手くいかない。
木刀を振り上げるように、とか折れない腕でお腹の力を使う、とか教えてもらったことを思い出してやろうとしても、ダメだ。
最終手段、つかまれる前に手刀で相手に切り込むように突っ込んだ。
「それ、下手すると相手にぶつかって突き指するかも」と鋭いツッコミ。
確かに。自ら負傷しに行くなんて、意味わからん。
両手取り呼吸投げ
逆半身でつかませる。
外側に転換。
下の手はしっかり自分のお腹 (相手から遠い側) につけて効かせ、相手に近い腕を切り上げる。
そのまま体ごと相手の中心に入る。
片手取り呼吸投げ
手の平上向きでつかませ、転換。
親指を内側に回しながら、前に出ていく。
片手取り呼吸投げ
転換して、体を開いて、相手と同列に並ぶ。
前に出ながら投げる。
片手取り呼吸投げ
転換して手切れ。
手切れした手でそのまま相手の手首をつかむ。
もう片腕は相手の脇に深く差し込み、相手を浮かす。
そのまま、差し込んだ腕で槍を突くように、指先方向へ投げる。
片手取り四方投げ
相手とお腹合わせに180度位置を変わる。
相手が崩れて、自分の背中側へ回ってくるのを待ち、そのまま四方投げ。
相手を待たずに慌てて自分から前に出ないのが、この場合は大事。
つい、前に踏み込んで投げ急ぎたくなるのを我慢すること。
片手取り呼吸投げ
転換、手切れ、上からつかんで小手返し。
今日の飛び受け身は不調だった。
バーン!と落ちる。痛かった。
ちょっと出来るようになったかな、と思うと、また失敗の日々。
いつになったら安定して出来るようになるんだろう。
先生が見てる気がする… 視界の端で、こっち向いてる先生のシルエットを感じる (冷や汗)
案の定、後稽古で 投げ られた てくださった。やっぱりバレてた。
「その受け身を何とかしようね。それじゃ使えないよ」ガーン、使い物にならないって言われちゃった… 。
「それじゃ怪我するよ」あ、私自身じゃなくて、受け身が使えないって意味か。
よかった。
「(受け身が) いい時もあるんだから、後は回数こなすしかないね。」
「いい時もある」の一言を励みに頑張った。でも痛い。
考えてみたら、今日は前受け身も潰れた感じで、あまり上手くできてなかった。
体の芯に力が入らず、余計に手足が力んでたのかも。
体の背面 (前回り系の飛び受け身) や側面 (側転系) で接地するんじゃなくて、回り過ぎて前側の腰骨のいちばん出っ張ってるところで何回も落ちた。明らかに変。
すごく痛い。畳だからいいけど、硬い床なら骨折しそう。
投げ合い
自由に10本ずつ。
木曜日の稽古
Day562 鎌倉合気道会 2023.10.26
日曜日の稽古
Day563 藤沢合気道会 2023.10.29
今日のテーマは両手取り。
天地投げ
(裏) の形で受けの背中をゆっくりストレッチ。
天地投げ
上の手でかぶせて投げつけないで、下の手を効かせる練習。
自ら出ていく (表) でもなく、回って誘い込む (裏) でもない。
その場から移動せずに下の腕で誘い込みつつ、転換でちょっとどく感じ。
自分の脇の下に相手が入り込んでくれば成功かな。
Nさん「真っすぐのままだと、相手にぶつかられるので、すっと体捌きするのが大事。」
片手取り呼吸投げ
持たれた手首は動かさない。
がっちり持たれても、他の部分を動かせば体は動く。肘や足。
相手の懐に入って袖をつかんで、沈む (飛び受け身)
両手取り呼吸投げ
さっきの感じで相手を引き込む。
下の手は「シェー」の形で自分のお腹につける。
お腹につけた手を中心に、前足 (つけた手の側) を転換で大きく引きながら、体ごと傾ける。
上になっている手で引っ張るんじゃなくて、自然に自分の体とついてくる感じ。
相手は自分の前に落ちてくる (前受け身あるいは飛び受け身)
先生は「ここが空くから、ここに入れる。」
「もっと言えば、ここにも入れる」といきなり受けの足元にスライディングするように、床に転がる。
捨て身技だ!受けがOさんだからこそ出来る見取り。迫力ありすぎ (歓喜)
Mさんに教えてもらった腕の使い方、出来るようになりたい。
上の腕は、力を抜いて肩と接点だけが繋がってる意識で、肘を内側にしながらすっと畳む。
無理やり相手の手を引っ掛けなくても、自然に引っ掛かる形になる。
下の手は、自分の手首が相手の手の平にぴったり密着。
手の平側を上にして、相手の手にくっつける。
そして接点に自然に重さがかかるように。
なるほどなあ。
「先輩方はこういう形作ってるよね」と真似してたけど、力尽くでその形に持っていくだけでは、全く別物だ。
奥が深い。
天地投げ
3組に分かれて掛かり稽古。6本ずつ。
Oさんは下の手をまっすぐ相手に差し出す。
しかも少し踏み出す感じで腕を出してるかな?
腕が長い上に、更に出しているから、その後の引き込みがすごく効果的。
その手をつかもうと向かっていくと、微妙につかめなくて、そのままOさんの向こうに行っちゃう感じ。
腕が長いから、ダイナミックだ。
腕が80cmだったとして、それを差し出して、お腹の前通って、向こうへ行くわけだから、
1.5mくらいブワアと誘導してるかも ← 何の計算だ。
受け身が上手くなりたくて、頑張って真似してみた。
突っ込んでいくけど、相手の上の腕があるから上半身が倒れ、足だけで行っちゃう感じ。
外側の足が先に上がるようにして、スライディング。
勢いつき過ぎると、お尻ではなくて背中で着地してしまう。
背中で落ちると結構痛い。下手したら、後頭部で落ちるかも。
ここで体の傾きを調整して、先に畳叩きで接地するのが、後ろ落としなんだろうな。
飛び受け身も後ろ落としも、対空時間があり、自分の体幹で軌道修正する必要がある。
私の苦手な分野だ。0.001mmずつ頑張ろ…。
投げ合い
お互いに10本ずつ。
三段以上に投げてもらう
三段以上がたくさんいたので、全員制覇できなかった。
10月5週目の稽古
月曜日の稽古
Day564 藤沢合気道会 2023.10.30
今日のテーマは後ろ取りだった。
審査の動画見ていて思ったけど「後ろ取り」は後ろ両手取りのことみたいだ。
その他の種類になると、「後ろ両肩取り」とか部位を明言してくれる。
また、先生によっては「片手両手取り」という言い方をしてた。
「諸手取り」と覚えているので、一瞬分からなかった。
いつか審査受ける時、間違えないようにしないと。
後ろ両手取り呼吸投げ
抜けて、相手をひっくり返して背中のストレッチさせる。
受けも練習として、なるべく反って粘る。
これは相手が大きいと上手く引っ繰り返せないかも。
前に教えてもらった時のメモを再確認した。
「上の腕はあまり位置を変えない。下の腕を利かせることでひっくり返せる。」
後ろ両手取り四方投げ
ばっと張って抜けるやり方、だと私の場合、相手の手が切れてしまう。
四方投げするのにつかみたい手 … 届かない。
後ろから取りに来るのを、自分の前に流してつかむ方法なら、持てた。
後ろ両手取り一教
抜ける → 一教 の繋ぎの部分がいつもギクシャクする。
もうちょっと滑らかに動きたい。
(裏) はまだマシだけど (表) が変。
後ろ両手取り三教
最後の極めを新しい人に教えるのが、至難の業。
説明上手くできないし、何されてるか見えないし。
そして摩訶不思議な極めされると、結構痛い …。
後ろ両手取り小手返し
最後の抑えまでしっかり。
後ろ両手取り呼吸投げ
大きい受けの場合、最後は倒れこむくらいが良さそうだ。
投げ合い
自由に20本ずつ。